サイト内検索

詳細
検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

「e-hon」キャンペーン 本の購入でe-honポイントが4%もらえる ~7/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

MOMENT みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー118件

みんなの評価4.0

評価内訳

118 件中 1 件~ 15 件を表示

繊細な文章で、ぐさりと書く

2005/12/03 00:04

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:由季 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近ぉ気にの本多孝好さんの「MOMENT」を読みました。「FINE DAYS」のようなプチミステリー短篇集でしたが、これはと㌃病院で掃除夫のバイトをしている青年が、この病院で噂されている「死ぬ直前の人間の願いを叶えてくれる人がいる。それは黒い服を着た掃除夫で㌃」この伝説にあてはまるというワケで、果たして自分の事かどうかは分からないけど、頼み事に応じているというものです。どの話も最後にタネが明かされると、あ〜なるほどー!!やられたぁ〜って思い、本当おもしろいです!
特に気に入ってるのは1話目の「FACE」
戦争㊥に、良心から一部の仲間を裏切った脇坂という人物が、首を刎ねられる事になり、その役目を追わされたお爺さん(名前忘れたι)が、人殺しをしてしまったという念にとりつかれていて、せめて脇坂の子供と孫が幸せに暮らしているかどうかを、掃除夫の青年にさぐらせるのです。
脇坂の家庭は一見何もなく平和に見えた。しかし旦那の浮気疑惑が持ち㊤がったあたりから家庭の㊥が少しずつ壊れ始めます。お嬢様学校に通う娘が不良になってしまい、旦那の会社でのポジションが㊦がった㊤、浮気相手の為に貯金から勝手に多額のお金をおろしてしまい、脇坂家は経済的困難な状況に陥ってしまう。
脇坂家に幸せを願っていたはずのお爺さんの様子がどうもおかしい。脇坂家が崩れていくのをまるで楽しんでいるかのよう…。
そして掃除夫の青年は、お爺さんにとっての「脇坂」は幸せになってほしい人物ではなかった、これが復讐だった事に気付くのです。脇坂家に偶然降ってわいたような不運は全てお爺さんの差し金だった!
一体、お爺さんと脇坂はどういう関係だったのか?
どのように脇坂家を崩していったのか?
ね、おもしろそうでしょ☆
ぜひ読んでみて㊦さい♪

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

死が照らす切望を叶え、体温を知る物語。

2003/08/15 21:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る

  「思い出さないですよ」と僕は言った。
  「僕はそんなに優しくない」
  「思い出すわよ」と上田さんの声が柔らかに言った。
  「君はそれほど利口じゃない」
  (P229より引用/僕=主人公の青年神田)

  「人は太陽と死を正視できないという。でも、どうあっても
  それを見るしかない状況に追い込まれれば、ふっとね」
  「はい?」
  「死を受け入れられるときがあるんだよ。
  (P293より引用)

私にとって、本書の魅力は大きく分けて二つあります。

1)洗練された会話
芝居臭さがなくて、十分にお洒落。
すぐその街角でも耳にできそうな現実味があるのに、虚構。
会話が帯びた力が、先を読ませる力になります。

2)本当の望みを照らし出す仕組み
心からの願いは、自分でもなかなか気づけないものです。
運良く自覚できても、それを口にする機会は少ないし、
たとえ好機が訪れたとしても照れや臆病さが邪魔をします。

そこで著者は、「具体的にのしかかる死期」と
「ミステリの構造」を使って、その人自身を表すような
「切望」を照らし出します。


万事そつなくこなす反面、何かに夢中になれない青年、神田。
彼の幼なじみで、葬儀屋を切り盛りする、森野。

  「ご用の節はいつでも」
  「森野」
   僕はいさめたのだが、老人のほうは気にしなかった。
  「ま、近々」
   あっさり頷いて、名刺を受け取った。
  「あ、できれば名刺はご家族の方に渡しておいてください」
  「そうしよう」
  (P20より引用)

病院と死を舞台に展開される4つの物語。連作短編。

・受け継がれる鬼(「ACT.1 FACE」)
・ささやかな逆襲(「ACT.2 WISH」)
・自らの読み手を求める物語の孤独(「ACT.3 FIREFLY」)
・願いの叶え手の対決(「THE FINAL ACT MOMENT」)

4つの人生に触れて成長し、分かり易くなる神田がいい。

  「先人たちが滅茶苦茶に傷つきながら築き上げた平和の中で」
   そのおばちゃんたちを眺めながら僕は言った。
  「うん?」
  「魂を汚さぬように鍛えながらロマンチックな大人になる」
  「何だ、そりゃ?」
  「学習の結果に生まれた将来の目標」
   けっと呟いて、森野は紙コップをテーブルに戻した。
  「ずいぶんと遠大な目標だな」
  (P246より引用)

徐々に願いを自覚して、ぎこちなく伝え始める森野がかわいらしい。
そして何より、次の言葉と「留守電」が心に残りました。

  「どうせ一度は受け取ったんですから」
  (P154より引用)

端正な語り口に魅了され過ぎて、つい読み落としていた
本多作品の体温を知った一冊。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

死と向き合ったとき

2004/02/10 14:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SHIGEさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

病院に語り継がれている噂話。よくあることだと思うけれど
それは怖いとも希望としても受け取れる
「最後に一つだけ必ず願い事を叶えてくれる人物がいる」
という噂だった。病を治す役目である病院には必ず死も
訪れていて、その中で生活を余儀なくされている患者にとっては
一日の長い時間を何を思い過ごしているのだろうか。
「自分が死ぬときに何を考えるのか」を問う老人のように
限りないとさえ思える一生に期限を告げられた時
人は嫌でも死についてさまざまな想いを抱く。
そして読者にも死について考えるきっかけを与えてくれる。
4つのストーリーがそれぞれ完結しながらうまい構成で
見事につながっている。寂しさ、切なさ、感謝の心
細かい色々なスパイスが効いて読後はジワーッと暖かさが
身に染みてくる。
ミステリーというのかどうか…
幼馴染とのテンポの良い会話も心地よく、死を迎える人との
関わりの中で生きる人間が何を選択するべきか、
素直な心でじっくり考えているアルバイト清掃員も好感が持てる。
読みやすいけれど心に残る1冊だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

とても静かに、体温が上がる。

2003/12/03 17:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 しゃらくせぇ。
 なんとなく老人のこの台詞が繰り返し思い出される。触れる機会が極端に少ない言葉だからでしょうか、ツボにはまったようです。
 本多氏特有の空気、言い回し、冗談。相変わらず秀逸です。

 死を前にした人にだけ伝わる必殺仕事人伝説。願い事を一つだけ叶えてくれる黒衣をまとった人物がいる。それを背負った一人の大学生、灰色の作業服を着た掃除夫…。設定も架空っぽくて、幼い頃に見たアニメのヒーローを思い返す。幼馴染の森野や患者たちとのやりとりも笑える場面はあるし、しんみりしている中にもホットな部分があってとっつきやすい。
 ちょっとした人間の仕種、癖、そういったものを巧みに表現するのは極めて難しい。どこかで不自然になり、無理が出てしまう。しかし本多氏は見事にやってのける。
 たとえばふとした時に目に入る物。無意識に視野に入る物。本書では老人との会話のシーンで、テレビでやっている子供向けのアニメに登場する女の子の身形、時折登場する献立表(夕食はマスの塩焼き、里芋と椎茸の煮物、キュウリとキャベツの味噌汁。朝はロールパンにフルーツヨーグルト、インゲンとトマトのサラダ。お茶。容態が悪化しそうな献立ですね)。とても具体的なので非常に想像し易く、主人公が願いを叶える時に請求するお金も中途半端で面白い。
 一番ぞくっとしたのは最初の「FACE」だ。素直に読み進めていくと最後の最後で待ち受けるどんでん返しに驚く。ミステリーの醍醐味だろう。
 本書はちょうど、波のようだ。細波が押し寄せ、引き、また押し寄せる。そしてクライマックスで津波が押し寄せる。うまく波に乗れれば大きな達成感と爽快感に包まれる。なんと言っても読後感が素晴らしい。
 人間の魅力と醜態が巧妙に描かれていて、鋭利な刃で切りつけるような展開には敬服です。
 結局必殺仕事人の正体が暴かれないまま終わる、というのも心地よい余韻になる。私はどちらかと言えば真犯人が分かったり、解き明かされたりする方が好きなのですが、本多氏の文章は病み付きにさせるものがあります。これからもずっと、心より楽しみに新刊を待ちたいと思います。序章からクライマックスまで、気が抜けない作品でした。最後まで手放せない、一生手放したくない一冊に数えられます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

現代の日本文学においてかなり優秀な作品だと思う

2003/04/11 16:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:司既 敬 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本多孝好氏の処女作「MISSING」から、大の本多孝好ファンの私。この作品は本田ワールドの中でももっとも好きな作品です。これははっきり言って好みなのですが…(だって、技術的にはどれも比較できないし…)彼はミステリー作家でありながら、あまりブラックワールド結末を書かずに最後には自分の言いたいことを押しつけがましくなくダイレクトに伝えることができる、ある意味「読者との距離感が適当な」作家さんだと思うのですが、その距離感で伝えてくれる今回の彼の哲学が私的に彼の本の中で一番素敵だなあと思います。まだまだ読んでないみなさん、是非読破してみては?

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

二度と帰れない黄泉路を前にして

2004/04/16 17:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

本の帯の内容紹介に、次のように記されています。
>

病院で清掃員のアルバイトをしている僕。
あるきっかけから、死が迫った入院患者たちの最後の願いを叶える
必殺仕事人の役割を務めることになります。
そんな僕と、この世に別れを告げようとしている人たちとの物語。
「FACE」「WISH」「FIREFLY」「MOMENT」
全部で四つの話が収められた連作短編集です。

主人公であり、物語の語り手である「僕」という存在に、
幻想的な雰囲気を感じました。死の旅に向かう人たちと、
日常生活を送っている人たちとを繋ぐ役割を担っている、
何ていうかな、連絡員みたいな存在。
現実に存在している実体感がどこか希薄で、あたかも僕自身が
旅人のよう。そして、黄泉路へと向かう人たちの渡し守を
務めている、そんな不思議な雰囲気がありました。

死ぬ前に、心の中を通り過ぎて行く風景。思い出。
あるいは、死への恐れ。
もっと生きたかったのに! 無念の思い。
死を前にした彼らが、「僕」にどんな願い事をしたか?
そして、願いが聞き届けられたことで、彼らは
肩の荷物を下ろしてあの世へと旅立つことができたのか、
どうか。

ワインでも飲むように読み手を酔わせてしまう、本多さんの
透き通った文章。会話の心地よさ。語り部としてのセンス。
気がつけば、いつしか話の中に浸っていました。

動物の爪痕みたいな線が四つ、縦に引かれた青の装丁。
四本の線の傷の向こうに、得体の知れない何かが潜み、
ふとした拍子にこちら側に忍び出してくる……。
フォンタナの「空間概念、期待」を扱った装丁も
印象に残ります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

素直な村上春樹のような……

2003/06/13 22:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:青月堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 MOMENT:瞬間、現在、契機。死を間近にした人の願いを一つだけ適えてくれるという仕事人伝説がある病院。その必殺仕事人こそが、掃除夫の“僕”だった。
 この本は4つの短編から構成されている。そう、構成されているのだ。其々の短編は、完結しているし、どれも皆面白い。だが、なるべくなら最初から通して読んで欲しい。全編を貫く仕掛けも組み込まれているから。そのように構成されているから。

 例えばACT.1 FACE 戦時中、上官の命令とはいえ、敵前逃亡を計った味方を殺したという老人が依頼人。遺族の現在を調べて欲しい、というのが依頼内容。だが、そこには思いも寄らぬトリックと、背筋がぞくっと震えるラストが用意されている。
 この作者、なかなかの食わせ者である。爽やかで端正な文体と、素直な村上春樹と言った風な人物描写に惑わされてはいけない。死を前にした最後の願い、なんて言うとロマンチックにも思えるかもしれないが、それは人間の妄執に他ならないのだ。それを的確に曝け出す作者の視点は、意外と怖いものがある。

 ACT.2 WISH ACT.3 FIRELY THE FINAL ACT.MOMENT どれも面白い。よく出来ている。減点法で採点すれば満点に近いのではないか。だが、何か物足りない。人の妄執を暴きながら、作者の分身である“僕”は、それ程痛みを感じていないからなのだろうか。“僕”もドロドロとした世界にとっぷりと身を浸したとき、本当の怖さが出てくるような、気がする。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

うさぎはね、寂しいと……

2003/03/25 23:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まりんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

病院の窓を、世界で一番空が近い場所と形容した人が居る。
僕の母だ。

「居る」というところに注目して頂きたい。
幸いにも彼女は、その時点では天寿を全うしなかった。
そして今でもピンピンしている。しかも大変元気。

話好きの母は、病院での入院記を毎日いきなり語り出す。
やれ食事がまずかった、面会に来ても3分で帰るなんてどういうことだ……など。
僕はあの場所が嫌いだった。
「世界で一番空が近い場所」
を思い出すからだ。

「3分間の見舞い」の帰り、僕は考えた。
母がもし死んでしまったら食事はどうしよう、
母がもし死んでしまったら洗濯やアイロンはクリーニングか、
母がもし……

病院は4階建てで、病室は4階の端にあった。
夕日が病院を照らして、赤とオレンジを混ぜたような色になっている。
僕は思わず振り返った。

「母がもし、窓を開けて、死のうとしていたら?」

窓も開いていないのに、受けとめなければと、そう思った。
とっさに窓の下へ走っていた。僕が下敷きになれば骨折程度で済む。

ああ、念とは本当にあるのか、現実に窓が開いて母が顔を出してしまった。
虫の知らせとはこのことか、そんな知らせは無視した方が良かったか?

真下に到着し真上を向くと、のっぺりとした母と目が合った。
「何してんの?」
「し……死ぬなよ!!」
「はあ? ……そんな縁起でもない事! そういうこと、すぐ噂回っちゃうのよ!」

その帰り、僕は本屋に寄って、この本を買った。
なんでも、死期が近い人間にだけ出回る噂をモチーフにした話らしい。
人間ってやっぱり何かに関わってないと生きていけないんだな、
寂しいと死んじゃうのは、うさぎじゃなくて人間じゃないのか。
その証拠として、病院には噂が多い。

僕は病院には向かないらしい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

死を目前にしたとき、何を望むだろうか?

2002/12/05 11:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:T40 - この投稿者のレビュー一覧を見る

はじめは罪の無い御伽噺かと思って読んでたけど、本当はミステリーだったのね。
読み始めは、一章完結の短編連作集で、主人公の大学生が係わった死を直前にした人たちの物語だと思っていたけど…
ある意味センチメンタルで、でも人間の醜い部分も少し見えて、ショートストーリの結末にはちょっとひねりもあって、なかなか面白いと思いながらずっとこの調子でいろんな人の人生の終末にまつわる物語が(浅田次郎さんみたいに)語られるのかと思いきや…
後半、静かな展開の中にも気が付かなかった事実が明らかになってきて、主人公ともう一人の仕事人と思われる人との対決がクライマックスかな?
私自身は安楽死を肯定していて、本人とその家族の同意があれば実現されるべきだと思ってますけど、いろいろ意見が分けれるところでしょうね(現実の世界でも、女医さんが逮捕されましたけど…)。
多分、私も死を目前にしたとき仕事人に頼むと思います。安らかな最後を…

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

死ぬ直前の「願い事」は?

2002/10/26 23:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:徹  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公の神田はある病院の清掃員のアルバイトです。ふとしたきっかけから、その病院で噂の、死ぬ直前に一つだけ願いをかなえてくれる「必殺仕事人」を引き継いでしまいます。
 ひねくれものながらも、人の「死の直前」という願いを聞いてしまうと、優しさゆえか「できること」をやろうと努力します。その姿勢は立派ですし、「死」というテーマを扱っているこの小説においての明るさでもあります。
 また、人間の「悪意」も非常にバランスよく描かれていると思います。これだけを見せつけられると非常にイヤな気持ちになるんですが、そこもやはり上手く表現し、バランスよく爽やかに感じさせてくれます。そうですね、ちょっと落ち込んだときなどに、いかがでしょうか?

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

こんなお人よし、結構いるかもしれない。そしてそのニーズも…

2002/09/17 02:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:maru_M - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の大学生・神田は病院にアルバイト勤務する清掃員。
葬儀屋・森野のように「死」に近くなく医師・看護婦のように「生」にも近くなく、ただバイトで病院に居るだけ、のはずだった。だがお人よしの彼が妙な噂話に関わったために事実上、必殺仕事人(笑)となり彼を中心の4つのドラマが展開していく。読後、この話の本質は、もしかしたら現代医療の現実の一面を象徴しているのかもしれないと感じた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/10/05 15:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/10/24 13:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/12/04 01:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/03/27 12:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

118 件中 1 件~ 15 件を表示

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

このページの先頭へ

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。