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大絶賛。
でてくる女も男もみんな愛さずにはいられない。
いやらしくってかわいそうで悲しいところが素晴らしいな。
改めてあたしはいやらしい物語が好きだと思う。いやらしいものって美しい。
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かなしくて、どうしようもなく落ちていくんだけど、それを誰にも止められない。
だから落ちていく。ひたすら。
私の苦手な 自堕落で救いようのないだらしなさに満ちた恋愛と女とその生活 にまつわるお話。
なんとなく『プラナリア』思い出した。
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070911(a 080417)
080513(a 080614)
081021(a 081129)
090228(a 090627)
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さらさらと流れるように過ぎていった。エロ小説だし、描写もあるのだけれど、とにかくさらさらと口あたりの良い白湯を飲んでいるような感覚。その理由の一つに川上さんが「カタカナの名手」であることだと思う。登場人物しかり、時折出てくる「アイヨク」だの「溺レる」だの。五百年連れ添って死ねない業を背負っている二人でもさらさらと時間が流れていく。だからこそ残るものは何もない。
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表題作含む8作の短編集です。「アイヨクにオボレる」のが全編通じてのテーマだと思うのですが、あまりにもジトジトしている。「さやさや」と感じられればいいのだけれど、私にはそう感じられなかった。読んでいて倦んだ。「亀が鳴く」と「百年」「無明」はよかった。
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こんだけ、溺レる。話が続くと、最後の方は正直かなり辟易してくる。
野暮かもしれないが
長編の中での艶っぽさは、ありやろうで
たまにの慇懃に品のなさもええけれど
短編での連続はちょっとねえ。。。
こおいう女性に出会いたいなあっと
思ってみるのも男のサガていっちゃあサガやろうけど(^_^;)
言葉の選びかた、その他もろもろのワールドは顕在。百年が一番いいかなあ。
解説が秀逸、ほんとにうまいこと言ってます。
「憎んだとたんに何かが止まってしまう。泣いたり、憎んだり、笑ったりすると、それでもうおしまいだ。でも、ほんとうのところ、ものごとはおしまいには決してならない。いつまでだって、続いてゆく。死んでしまうまで、たぶん、続いてゆく。」
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主に駄目な女と情けない男の情話なのだけれども,文体(えもいわれぬリズム!)とか随所に盛り込まれる鳥とか虫とか亀が印象的!!!!!!!!!すげー傑作短編集。何度でも読みたい。読む!!!!!!!!
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初川上弘美。
シャコ食べてるところとか好き。名前がカタカナなのが若干気になるけど、そのおかげで川上弘美の中の世界が完全に架空である保証がされている。
また病んだときにでも読み返すか。
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前に読んでたのに入れ忘れてた。
あまり好きじゃなかったです。
あたしの好きなダメ男ではなかった。
ってか短編がまず苦手なんだな私。
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…なんか、いろんな人と恋をしても大丈夫なんだなって気分になりました。この中の何人かはただのだめんず…
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愛するだの生きるだのってどういうことなのだろう。
どの作品も暗く陰鬱な空気がまとわりつく。
どれもこれも魅力のない男女の日常…なのに、ねっとりと
決して冷え切らない温かな生を感じる。
逃げること、何かに溺れること、もしかしたらこの頽廃は
人間の男女にのみ与えられた特権的堕落なのだろうか。
否、堕落ではない。ありのままの生というべきかも。
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短編集すきすき
百年 と 無明 を読んでぐぐ−−ってなった
息が詰まりそうにせつない けどなんだかうつくしい
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男女の「溺レる」様を描いた短編小説。
川上弘美らしい、淡々としながらもなまめかしい文章が
このタイトルによく合っていた。
のっぺりとした、一人の金曜の夜に読む感じ。
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ヴィレヴァンの広告に負けてまんまとハマってしまった
川上弘美ワールド
繰り返し何回も何回も読みました
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短編集。
相変わらずの天才っぷり。
叙情詩の天才。
各作品に必ず一つ抽象的で象徴的な表現が入る。
「亀」「溺れる」「七面鳥」などなど。
同一経験してる人にしかその象徴がなんなのかはわからないのがネックと言えばネック。
まぁスピッツ聴く時もそうだからよいんだけど。
逆に言えばそれだけ深い同調が期待できる著者とも言えるのかな。
●溺レる
超秀逸。
心が離れてしまっている(のに気づかないふりをしてる)2人が、
恋人関係を必死に繋ぎとめようとする物語。
理不尽からは逃げるしかないという言葉が悲しい限り。
愛欲を2人でいる意味につなげようと躍起になる。
本当に悲しい。
「どちらかと言えば、わたしが一方的に好きになりながら逃げていたように思う」
「一緒にいてもどこかに行ってしまう」
「人と人がいる時に目標があるなんて変だ」
「リフジンなものからは、逃げなくてはなりません」