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みんなのレビュー490件

みんなの評価3.8

評価内訳

479 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

次々と悪い方向へ

2024/01/07 17:45

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

登場人物三人における、物事が次々と悪い方向へ向かってゆくという 読みようによっては大変に怖い状況を描きだしている。誰でもちょっとしたことをきっかけにしてこのような状況に陥ってしまうことがある、我が身に照らし合わせてみてゾットした。

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紙の本

これでもか

2021/09/12 09:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:吉村ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

これでもかこれでもかと最悪なことが続く
物語。
最初は個々のエピソードながら、それぞれがつなぎあってくる。
大団円な結末になるのでしょうか?

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紙の本

転がりはじめたものを途中で止めるのは難しいこと?

2005/02/03 18:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うさしー - この投稿者のレビュー一覧を見る

不況に喘ぎながら細々と工場を営む工場主は騒音を巡り近隣と揉めていた。
家庭の事情を抱える銀行員はセクハラに悩んでいた。
その日暮らしを送る青年はヤクザに追われる破目に陥っていた。
これだけでも十分状況は悪いのに、どんどん事態は悪化していく。

物語は600ページを超える長編である。
そのうち2/3以上をかけて三者三様、ドロ沼化の過程が描かれる。
「どうしてそうしちゃうのよ〜」
「もう止めた方がいいって!」
「うわ〜、それは…」等々、読み手の心の中の叫びに反して三人は突き進み、もうどうにもならない状態になってしまう。

三人分の最悪の状況が描かれているのだが、個人的には工場主の家族や近隣との関係をもっと深く語って欲しかった。
おそらく妻は同情やあきらめといった気持ちを抱いていただろうし、子供にいたっては、必死に働く父の姿を冷ややかに見ていたかもしれない。また、不気味な雰囲気を漂わす近隣の住人にしても何か問題を抱える人だったのかもしれない。
想像は尽きないが、ここまで入れると話が長すぎてしまうので、やっぱりこの部分は読んだ人それぞれが勝手に推測すれば良いのだろう。

そして残り1/3は交わりそうで交わらない三人の物語が、一つに重なる。
ここからが面白い。
状況的にも精神的にも追い詰められたとき、人は思いもしない言動をとる。

ハッピーエンドとは言いがたいが、それぞれに救いのある最後だったのではないだろうか。

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紙の本

最悪ってなんだろう。

2003/07/15 23:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:PNU - この投稿者のレビュー一覧を見る

 近所からの騒音の苦情に悩む町工場の主人、銀行の体質に息苦しさを覚える女子行員、パチンコとカツアゲで日々を過ごす青年。そんな彼らが、誰もの身に起こりうる日常の嫌なことどもを体験しつつ、いつしか犯罪によって日常から転げ落ちて行く「最悪」物語。
 外に出れば、誰か他人と接すれば嫌なことってどうしてもあるよね。一人でいるのは寂しいし、他人とはぶつかるし、人間って難儀な生き物。普段私もちょっと嫌なことがあると「最悪…」なんてため息をついてしまうんだけど、本当に最悪な時にはそんな台詞を吐く余裕もないのじゃないだろうか。よって、この小説も理想につながっていたはずの日常、からの離脱を意味してはいるが、真に最悪な状況ではないのである。
 途中までエンエンと閉塞的な環境における苦痛や愚行が綴られ、あまりのストレスに読むのを止めたくもなったが、ためにためられた感情は、ちゃんと解き放たれるのだ。ああ良かった。犯罪という一時の熱狂、「祭」を体験した後の人々のやるせなさまで描かれている。
 私が興味深く思ったのは、登場人物の一人がよく使う「不幸のおすそわけ」という概念だ。個を育て伸ばすことを知らず、ぬきんでた才能を妬み、みんなで一斉に前習えみんなが持つものがいいもの欲しいもの、という平均バンザイ日本の陰性な体質というものがよく出た考え方なのだろう。世の中、もうちょっと優しく思いやりを持てば「最悪」なんて言わなくてもすむのにね…。 

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2004/09/27 20:44

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2004/10/04 11:06

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2004/10/13 22:25

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2004/10/24 22:42

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2004/12/05 12:43

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2004/12/18 05:06

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2005/01/09 16:46

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2005/01/11 15:36

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2005/03/05 18:13

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2005/04/13 20:42

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2005/04/23 22:30

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