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図説イギリス手づくりの生活誌 伝統ある道具と暮らし みんなのレビュー
- ジョン・セイモア (著), 小泉 和子 (監訳), 生活史研究所 (訳)
- 税込価格:4,180円(38pt)
- 出版社:東洋書林
- 発行年月:2002.10
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紙の本
古きよき時代の生活用品
2008/03/12 21:45
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る
イギリスですでに過去のものとなってしまった家事と、それにまつわるさまざまな道具や器具を豊富な図解で紹介…と書くと、なんの味わいもないただの事典ということになってしまうが、文章が個性的なので読み物としても目を引く。そのおもしろみが原文の持ち味なのか訳者のご苦労によるものかまではわからないが、よい雰囲気に仕上がっている。
家事と道具の解説は、おもに以下のように分類されている。
○ 台所の道具
下ごしらえ、パンを焼く、ジャム・砂糖漬け、お茶をいれる、家畜を飼う…
○ 牛乳と乳製品の道具
クリームの採り方・使い方、チーズづくり、アイスクリームづくり…
○ 洗濯の道具
灰汁と石鹸を作る、衣類を洗濯する、アイロンをかける…
○ 家のまわり
薪採り・薪づくり、寝台と寝室、浴室とトイレ、煙突掃除…
○ 織物の道具
糸を紡ぐ、機織り、クロッシュ(鉤針編み)、ニッティング(棒針編み)、キルティングとパッチワーク…
○ 家を飾る
ペンキ塗りと壁紙貼り、窓とその飾りもの…
○ 道具名他・和英対照表
ビールが文化に根づいた国だけあって、エールやビールづくりの器具など日本ではまず目にしないものがずらりとならぶ。バター攪乳器(バターチャーン)など乳製品の加工道具、薪や石炭のストーブなども種類が豊富だ。
ときどきページをひらいて古きよき時代に思いをはせると、何らかの発見があるかもしれない。
紙の本
手づくり
2019/02/27 23:23
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
イギリスでの手づくりの文化史といったところでしょうか。便利さを追求すると、古い道具が廃れていくのは万国共通ですね。
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