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戦国無双繋がり…。読んだらホロコーストまで続くスケールのでかい話でビックリ。ふたなり萌えどころじゃない。
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信長、という単語だけに惹かれて読むと痛い目を見ます(笑)。
バール神、牛頭天王、アントナン・アルトー、ヘリオガバルス、両性具有、あたりのキーワードでピンと来た人には良いのでは。
私は結構楽しめましたが、一応事前学習として澁澤氏のヘリオガバルスに関する評論に目を通す事をおすすめします。
…信長が両性具有で明智光秀が美形、だけでも結構お腹いっぱいだけどな。
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信長ファン腐女子なら必読。総見寺龍彦のビジュアルに好きなスタアをあてはめて悶えてみよう。より楽しめます。
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アルトーの「ヘリオガバルス」のまったくのパロディか、あるいはトンデモムックだったらよかったかなあ、小説的には中途半端な気がします。ネタ的には面白い
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奇想天外のストーリー。第11回日本ファンタジーノベル大賞受賞も、うなずける。ちょっとばかり読みづらいが、ゆるそう。
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色んな意味で凄い。
光秀の信長への思慕なんかが半端ないので、二人の関係の描き方としては無双2と同じくらい異端かもしれない。
でもその異端さが良い。
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信長がやたらキラキラしているようなイメージ。お耽美(死語か?)になった山田風太郎のような。トンデモファンタジー歴史。雪斎と今川義元のくだりあたりが面白かった。あと、最後のヒトラー絡みのまとめ部分
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日本人青年総見寺との出会いにより信長に魅せられていくアントナン・アルトーの話。そこに絡んでくるヒトラーとナチズム。様々な宗教。
どうやら歴史小説ではなく、ファンタジー小説に分類されるようです。
私的には非常に楽しく面白く読めました。
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文庫落ちしたやつは全部押さえてますが、
やはりこれが一番・・・
信長が好きなだけかもですが。
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「では、きみの国では十六世紀までバール信仰が生き残っていたのか」「もし僕の考えが正しければ今も生き残っています。日本はユーラシア大陸の東の果ての島です。なんでも生き残りますよ。ガラパゴスと同じです」「安徳天皇漂海記」の宇月原晴明がファンタジーノベル大賞を取ったデビュー作なのでかなり期待して読んだのだが…。著者が信長とヘルオガバルスをはじめて結びつけたのだったら着眼にかなり感心するが、どうも澁澤龍彦が言っていることらしい。それでも歴史の蘊蓄と奇想及びこじつけを縦横無尽に展開して、澁澤龍彦+山田風太郎をやった、というのは評価に値する。光秀は信長にユダにされる所など、はぁそうきたか〜、と感心した。だが、肝心の信長の描写が少なくて、新しい信長像の魅力が感じられないのは残念。この頃は蘊蓄のさじ加減がまだ分かっていなかったのね(正直、ところどころ飛ばして読みたくなった)。
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ノブナガはフタナリだった!!
おもくそSFだけど現実と美味く辻褄あわせてておもしろい。
ただ神話とか全然くわしくないからワカメな部分も多く、充分には楽しめなかったのが残念。
これストーリー的にも現代受けしそうだし漫画化したらヒットするかも。
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日本史×世界史。
どっちか言うと世界史の人の方が楽しめるかもしれませんよ。
一見荒唐無稽なのに、ユーラシア大陸の西端から東端までの文化圏やら歴史やら神話やらを総動員して信長の行動を裏付けているので、「そーかー、そりゃ腑に落ちる」なんて納得してしまうのです。
設楽原合戦をメギドの丘とは言いえて妙。コルドバ陣形が眼前に広がる武田軍の絶望が目に浮かぶようです。信長様こわい。
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設定は非常に面白いんだけど、何せ難しい。舞台はナチス政権が成立する前のドイツと織田信長の時代を交互に移り変わる。詩人アントナン・アルトーが少年ローマ皇帝ヘリオガバルスと織田信長の共通性・両性具有にまつわる謎を解明していく展開。そしてそれが、二十世紀のヨーロッパにかかわってくる。んー、難しい。
2008.8.15読了
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1930年、ベルリン滞在中のアントナン・アルトーの前に現れた日本人青年は、ローマ皇帝ヘリオガバルスと信長の意外なつながりを彼に説いた。ふたりはともに暗黒の太陽神の申し子である。そして口伝によれば、信長は両性具有であった、と…。ナチ台頭期のベルリンと戦国時代の日本を舞台に、伝承に語られた信長の謎が次々と解き明かされて行く。第11回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
2009.7.23読了
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信長受け好きにはたまらないです。両性具有で神々しく美しい信長。歴史書というよりオカルトファンタジー。光秀と秀吉が心底信長を愛している描写が堪りません。特にこの秀吉の信長への心酔猛愛ぶりは可愛すぎます。