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人の心が読めるという超能力を持った七瀬三部作の1冊目。いやー、おもしろいから、ぜひ読んでみて!
この後、「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」と続いて行くのだが、だんだんSF色が濃くなっていく。私は3部作の中では、この家族八景が一番好きかな。ちなみに、「七瀬ふたたび」はドラマ化されました。
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人の心が読める女の子、火田七瀬が主人公の「七瀬三部作」の第一作目。
高校生の頃、「小説が読めない」と級友に語った所、「これはどう?」と勧めてくれた本。
勧めてくれたその日に本屋で購入し、なんと徹夜で読み終えてしまうほどハマッてしまった。
僕が小説を読めるようにしてくれた大事な一冊。一読の価値あり。
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中学か高校の読書記録書かなあかんかったとき、クラスの男子に薦められた。結構きわどい内容やけどこれが推薦図書リストに入っててよかったのかな。
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人の心を読める超能力をもつ19歳の娘、火田七瀬の家政婦物語。文中に出てくるカッコの中の心理が、面白くて、途中半ページぐらい連発する箇所があって、もう可笑しいです。その間の実際の無言の間が絵に浮かびます。
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七瀬三部作の第1作目。
人の心が読めてしまう主人公七瀬は家政婦として様々な家を転々としながら、生計立てています。
物語の中で、父親のことも語られており、まずこちらから読んでほしいです。
2作目の「七瀬ふたたび」は何度もドラマになっていたり、マンガにもなっていたりしてて、すっごい有名ですよね。
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中学生の時に読んで、(大人ってこんな事考えてるのかな?)って思いました。七瀬になってみたいような、みたくないような・・。筒井ワールドにはまって行くきっかけとなった一冊。
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超能力者「七瀬」シリーズ、第1作目。高校生の頃に読んで、かなりハマった。やはり、超能力者は孤独で悲しいものなのですね。
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筒井氏のお下劣な作品も好きだけれど、あえてこれを。あっちとこっちでバランス取ってるんえだろう。非常にまとまりのある作品。作品ぽい作品。
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心を読むお手伝いさんの七瀬が、様々な家庭で心の闇を見ていくのですが、その闇こそが「日常」であるというのが恐ろしいところ。
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SF。読心能力を持つ家政婦七瀬の連作短編集。著者お得意の超ブラックな味付。フロイト寄りの心理描写は辛辣!
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七瀬三部作第一弾。筒井氏のSFジュブナイルではあの「時をかける少女」よりこちらのシリーズの方が私は好きです。TVではNHKでは「七瀬ふたたび」しかドラマ化していないので放送時、「…ふたたび」の意味が謎でした。
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3部作の1作目。短編集。超能力を持った主人公がいくつもの家族を壊滅に追い込む話。ストーリーが中途半端な気がする。各話にもっと頁を割けば面白い作品になったと思う。
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誰にだって嫌いな人はいる。
誰にだって嫌な心根はある。
でもそんな、自分の中でネガティブな心の部分を、
もし人に見られていたら(バレていたら)どうしよう?
誰しもちょっとは思うはず。
この物語の主人公の七瀬は、
人の心が見れてしまう「精神感応能力者(テレパス)」です。
そんな七瀬が家政婦をしながら、様々な家庭の心根を見ていく。
そんな恐ろしい物語。
俗に「七瀬三部作」と呼ばれるシリーズの第一作目。
自分の心をちょっと見直します・・・。
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筒井康隆を読んでみたくて、手始めに購入。人の心を読むことのできるテレパス七瀬がお手伝いさんとして様々な家族と関わりながら、彼らの内面を鋭く抉り取る。
著者の天才的に鋭い洞察力と高い知性を随所に感じる。が、あまりにも生々しく人間本来の姿を描いているため、ほんの少し人間というものに幻滅するかも…。
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読んだ後に、不安にさせてくれました。主人公の七瀬は、人の心が読めるテレパスなんです。なんといいますか、すごくリアルです。何気ない日常、家族の会話。その裏に考えられてることとか、かなりの毒でかかれています。衝撃を受けました。