紙の本
京の庭園
2022/08/05 22:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都の名園が美しい写真と庭の解説とともに紹介されてる。
お寺のお庭とか世界観や拝見の仕方とか知ってるとやっぱり違いますよね。
紙の本
歴史が咲く
2017/07/06 09:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
約1200年前の平安時代にさかのぼるほどの、京都庭園の奥深さを感じた。歴史的な遺物を伝えることの難しさもあった。
投稿元:
レビューを見る
庭園とは手をかけて造った美しく広い庭のことで、歩いて楽しめるように樹木や花壇や噴水などを造ったりして、人工的に整備された施設をいいます。
日本では主に自然を模した川や山や池などをが造られ、そこには様々な思想が込められています。
京都の庭園では
世界遺産でもある石庭で有名な龍安寺、
日本の全ての禅寺の中でも最も高い格式をもつ南禅寺、
これも世界遺産の醍醐寺、
銀閣寺として知られる慈照寺、
泣きたくなるほど美しいと絶賛された桂離宮などが有名です。
庭園を見ていると自分が日本人であることを強く意識させられて
なんだか誇らしくさえ思えてきます。
心地よさのためには手間を惜しまない姿勢、精神を高く持ち、繊細な美しさを愛し、自然と調和して生きることに関しては日本人は本当に素晴らしい知恵を持っています。
なんだか難しいと思う人もいるだろうけど
意識してそこに込められたものを感じようという心さえあれば
誰もがその懐の深さに気付き魅了されていくハズです。
ガツンとした衝撃ではなく
じわじわと柔らかい布のような感触で心に沁みてくる感じかな(笑)。
本書は京都にある拝観できる全ての名庭園約100庭を収録。
鮮やかな色彩をとらえた写真がとにかく綺麗です。
解説と地図やアクセスも掲載しているので
足を運んで、実際に見て、
庭園が語りかけてくるものを感じてみたくなる一冊です。
投稿元:
レビューを見る
自分が大人になったなーと思うのは、お庭を観たいと思うようになったこと。
以前は、京都に行っても、お庭には興味がなかった。
今は、お庭を拝見するために、参拝する場所を決めていたりする。
数ある写真の中で、本法寺の水落石に、「おお!」と感激。
今度は、生で拝見したいな。
水落石や、砂紋、借景。
日本庭園の技は、すごいなと思う。
投稿元:
レビューを見る
1969年から京都の風景・庭園・建築などの撮影に取り組む。2000年、西陣の地に江戸時代後期建築と伝わる町家を修復、水野克比古フォトスペース「町家写真館」を開設、ミュージアムとして公開している。