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ウォルマートがいかにして今の地位まで築き上げたのか、それがすべてわかる内容になっている。
内容量たっぷりのため挫折しかけたが、なんとか完読。
物事を小さく考えることは大事ですね。
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オリジナル!!
お客さんは無限にいる。要はいかに他店より売るかだ!!
石油も自動車も抜いた売上高世界第1位の小売業ウォルマート。創業者が説く売る哲学、金銭感覚、出店のノウハウ、人事の秘策とは。無敵腐敗の商いのコツ!!
創業以来わずか40年で売上高世界第1位に急成長した、小売業チェーンのウォルマート。創業者サム・ウォルトン亡き後も、その経営哲学・ビジネス戦略は受け継がれ、ついに世界を席巻した。田舎町の商人から巨大企業へと導いたサムの起業理念、不屈のケチ精神、比類なきアイディア、お客や従業員への思い、家族への愛など、身近な人々のエピソードで綴った自伝。ビジネス成功への鍵はここにある!
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商人とはコツコツ諦めずにが基本なのである。夢を叶えるまでに諦めないが夢を叶えるコツなのである。
ウォールマートの倉庫店、サムズクラブが気になる今日このごろ。
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2016/2/10
ウォルマート創業者サム・ウォルトンの成り上がりストーリー。
「消費者に少しでも安く良い物を届ける」、「ボリュームディスカウントで少しでも安く仕入れる」、「店頭の作り方を徹底する」、「最先端のSCMを取り入れる」
ウォルマートの成長する過程では、ビジネスにおける大事なエッセンスが詰まっていた。
この本を読むと、自らビジネスを起こしたくなる。
そんな本だった。
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株価より大切な事は、成長するにつれてチームワークの精神が失われたり、我が社独自の家族主義が働く人々にとって実感を伴わない、空疎ものになるかもしれない、と言う心配もある
サム流成功のための10ヶ条
法則1あなたの事業に夢中になりなさい
法則2利益を全ての従業員と分かち合いなさい
法則3パートナーたちの意欲を引き出しなさい
法則4出来る限りパートナーたちと情報を共有しなさい
法則5誰かが会社のためになることをしたら、惜しみなく賞賛しなさい
法則6成功を祝い失敗の中にユーモアを見つけなさい
法則7全ての従業員の意見に耳を傾けなさい
法則8お客の期待を超えなさい
法則9競争相手より経費を抑えなさい
法則10逆流に向かって進みなさい
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多店化していくなかで、物流網を構築していく過程が面白い。業界に先駆けた通信の整備と、物流システムの導入。偶然にも、先日読んだジェフ・ベゾス自伝で読んだアマゾンの巨大化時の課題解決とそれはほぼ同じであった。小売は物を売るフロントとそのバックヤードの両立が必要なのだと理解。また創業者のサムが従業員への手厚い利益還元を果たし、インターナルマーケティングを行なっていたことも、ウォールマートの成長に寄与していたことを理解。
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すべての努力は客のためであって、企業のためではない。
失敗を恐れず改善と改革に挑戦し続ける。
他社のベターな方法を見て改善を続ける。
1ドル節約するたびに、競争で一歩先んじることになる。
何事もやるなら最善を尽くしなさい。
限られたコミュニティーでリーダーシップをとるコツは、道で会う人にこちらから声をかけること。
誰からも学べる。素人で始めたからこそそれを最初に学べる。
店長を利益分配制にしてやる気を高める。
毎朝、何かを改善しようと決心して起床する。間違いを犯すことを恐れない。
安く仕入れた分はお客に還元する。
ほとんどの挫折は飛躍のきっかけになる。
大企業病に用心する=何事も小さく考える。小さな弱小企業だと考える。自分を偉大だと考えたら終わり。一店ごとに考える。
自由主義でも社会主義でも、指導者が利己的で怠慢になったら終わり。
ウォールマート流=従業員、役員に報奨金で報いる。
お客様は常に正しい。
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「ウォルマート」創業者サム・ウォルトンによる自伝、そしてウォルマートの驚異的な成長の軌跡が書かれた本です。
小売業に従事する人はもちろん、他の業種にも、ここに書かれている基本原則は役立つと思います。
また、「どんな仕事をする場合でも、楽しくやる(「口笛を吹きながら働く」式の哲学)」「コミュニケーションを大切にする姿勢」「つねに変化する必要があるという強い意志」など、自分自身「こうありたい」と思っていることを、実現している人の姿が本書にはありました。
そして、「競合他社を知ること」の重要性についても気づきがありました。今まで、競合他社のことは「気にはしていた」が徹底研究するまでは至っていなかった、と。
ウォルトン氏のように、”あらゆる競争相手を研究し” ”長所を探”して、良い部分を取り入れていきたいと思います。
何よりも、一番大切にしたいことは「顧客起点」の考え方です。自分でも常にそこに立ち返れるようにしたいと思います。
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サム・ウォルトンはその最晩年に、多発性骨髄腫といふ難病を告げられます。それまで過去を振り返る事に消極的だつたサムは、死期が近付いてゐる事を悟り、本書を執筆したさうです。そして脱稿後まもなく、すべてやりつくしたと言はんばかりに、74年の生涯を終へたのであります。
サム・ウォルトンはいふまでもなく、売上高に於いて世界最大企業である「ウォルマート」の創業者。小売業に限らず、製造業なんかも含めた全業種の中でトップなのが凄い。ちなみに小売業ナムバア2はフランスの「カルフール」ですが、ダブルスコア以上の差をつけてをります。
一代でこのガリヴァー企業を作り上げた人の自伝であります。面白くない訳がありません。ビジネス書の枠に嵌らぬ、痛快なる読物となつてゐます。
それまでの商売の常識を次々と覆してきた人物ですが、一方で、これほど他社店舗を見学した人もゐないでせう。謙虚に、他店の良い面を盗む、つまりマネをすることを躊躇しなかつた人でもあります。
この店舗見学を、チェーンストアでは「ストア・コンパリゾン」などと称しますが、なかなか虚心に「良い面だけ学び取る」ことが難しいのです。変なプライドがあるのか、その店の悪い面ばかり注目して、「これなら我が店が勝つてゐるな」などと生温い自己満足を得るための店舗見学に堕してしまひがちであります。
しかしサムは違ひました。創業期は勿論、ナムバアワンになつても、晩年に至るまで店舗見学を続け、ウォルマートの顧客の為になる事なら取り入れてきました。
同時に、自分の能力の限界も客観的に把握してゐたやうに思ひます。ゆゑに自らの不得手な分野には、積極的にスカウトして人材を次々に我が社へ招聘しました。最終的な判断は自分が下しますが、さういふ優秀な人材の意見に耳を傾け、お山の大将にならなかつたのが良かつたのでせう。
一時的な成功を手に入れながら、それが長続きせず破綻したりする会社が多いのは、オーナー社長が過去の成功法則に囚はれて、他者の提言を無視する傾向がある点も大きい。
大きくなつたウォルマート社は、ガリヴァー企業ゆゑの問題も抱へるやうになつたと聞きます。その規模に比して地元への貢献が少ない、時間社員は最低賃金、組合は作らせない.....
サムの遺志を継いだ現経営陣は、この大きくなり過ぎた小売会社をどう舵取りするのか、まことに興味のあるところであります。
ところで、チェーンストアに身を置く人にとつては、本書の監訳に名を連ねる二人にも注目であります。渥美俊一氏は、日本リテイリングセンター(JRC)といふコンサルティング会社を立ち上げ、日本のチェーンストアを指導してきた人。この世界では、神様みたいな人です。桜井多恵子氏は、そのJRCのチーフコンサルタントで、講演や著書ではその毒舌ぶりが評判(?)の先生。監訳にこの二人の名があるだけで、「これは買ひだな」と存じます。
デハデハ。
http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-754.html
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シカゴ-成田の機中で読了。
アーカンソーの片田舎で始まったウォルマートは本書が発売された時点で店舗総数4400を超す世界最大の小売企業であるだけではなく、世界最大の企業となっていた。
サム・ウォルトンは、とにかく倹約家であり、更に言うならばケチであることが本書を通じてもよくわかる。世界一の大金持ちになっても、その精神は変わらず、民間の飛行機で移動する場合は必ずエコノミーであり、ニューヨークの出張でもタクシーは使わず、ホテルは相部屋であったという。そこまでいくとやり過ぎである感もあるが、多くの米国大手企業のトップエグゼクティブが、数百万ドルという巨額の報酬を得て、リムジンやプライベートジェットを乗り回しているような実態を考えると、好感を覚える。とにかく、現場が好きだったという著者は、常に店舗に視察に出かけ、それは海外旅行先の現地の小売り企業であっても同じであったという。そして、自ら小型飛行機の操縦桿を握り、上空から店舗の立地となりそうな土地を調べ、そして競合店舗の駐車場の様子を伺い、常に自らが先頭になってこの企業をリードしてきたのである。ウォルマートが開拓したビジネスモデルは世界の小売業のお手本伴っており、日本でもダイエーが一時期、会員制クラブを模倣するなど、その影響力は全世界におよんでいる。
おそらく、ヘンリーフォードに次ぐ、20世紀最高の起業家であろう。
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Vol.83
誰よりも多くの店を視察した経営者の生き様とは?
http://www.shirayu.com/letter/2010/000163.html
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世界最大の売上を誇るウォルマートの創業者の自伝。周囲の人の言葉も交えつつ、創業から発展の経緯と成功の秘訣について述べている。
一代で世界最大の売上にするというのは本当にすさまじい。この人のすごいところは、シンプルないくつかの原理原則に基づいて、徹底的にやり抜くところだと感じた。経費削減しかり、他社ベンチマークしかり。テクニック的な部分はほとんど見受けられず、強いて言えば商品の選定眼と人を巻き込むことに優れていた人物と見えた。
海外のビジネス書らしく遠回りな表現も多いが、読み応えのある内容だった。少し古い本だが、今読んでも大いに参考にできる。
以下、備忘録。
・可能な限りコストを削る(仕入、土地建物、経費)。商品を安く売ることを徹底
・他店の現場を周り、徹底的に研究する。やったことの大半は他社の模倣
・絶えず新しいことに挑戦し、実験し、事業を拡大する
・お客様を大切にするためには、お客様に接する従業員を大切に。従業員のがんばりに報酬で報いる
・会社が成長すると不要・重複業務が出てくる。絶えずこの問題を考えるのが経営陣の責任
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戦国時代の武将物語に通じるところがある。
スーパーマーケット黎明期に町の個人商店同士の戦いから群雄割拠の大型チェーン店同士の競争になる一番面白い所で卓越した経営手腕を発揮した。
この本を読むとウォルマートが大きくなるのも納得がいく。
社長がこれだけ一生懸命やる会社も少ないだろう。
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1970年前後、大手小売企業の店舗数や物流センターに足下にも及ばなかった。
大手は粗利率をキープすることにこだわり、ウォルマートの徹底的なコストカットによる低価格製品に負けた。イノベーションのジレンマ的な感じ。
Kマートと地域で競合になった時、相手店舗に視察に行き電話で価格の推移を伝え、自社の方が安く価格を設定する荒技でKマートに対抗した話が面白い。
イノベーションのジレンマの本には、Kマートがイノベーションのジレンマの成功例として紹介されている。バラエティストアをたたみ粗利率が低くなるディスカウントストアに主軸を置き、破壊的イノベーションに対抗した。バラエティストアはディスカウントストアに代替された。
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小売業の経営者(経営層)にとってとても参考になる本だと思う。
小売業でも経営層でもないため、読んだ内容を仕事に直接活かすことは難しそうだが、伝記的な読み物としては非常に面白かった。
とにかく安く仕入れたり、薄利多売のビジネスモデルを提唱したり、小売でうまくいってる企業のやり方はウォルマートがルーツなのではないかと感じた。
日系の小売業とこの本に記載されていたウォルマートのやり方で異なる点は成果を出した社員への正当な評価ができているか否かだと思った。