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S・モームの大作ですね♪壮大な物語がロンドンとパリを舞台に広げられます。貧困、ボヘミアン生活、青春、恋愛。長いけれど読むほどに味が出てくるので、忍耐強く読んでみてください。
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S・モームの大作ですね♪壮大な物語がロンドンとパリを舞台に広げられます。貧困、ボヘミアン生活、青春、恋愛。長いけれど読むほどに味が出てくるので、忍耐強く読んでみてください。
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幼くして肉親を失い、生まれた時から体に障害を持つ主人公。
彼が助けて欲しいときに側にいる家族がいない。
彼は移り気だ。
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実におもしろい。
内省的性格を持つ自伝小説は大好物です。
自己認知の大きな手助けとなる。
繊細な心理描写も良質。
『冷静さはむしろ人に感情を見せるのがはずかしいという気持ち』
『幸福なと言われるのは、自己を意識しない人間にくる』
『反抗的に考えている限りそれはただの屈辱。それを与えられた十字架、しかもそれを背負いきるだけの強さがあるためのそれだと考えれば幸福の源になる』
『信仰の美しさをあまりにも強く感じ、自己犠牲への熱望燃え盛れば盛るほど、その望みに対していかにも自分の力が足りないのを痛感し、上別の激しさに疲れてしまった。』
『そのうちに投げ捨てた杖、脱ぎ捨てた外套がむしろたまらない重荷で、よくもかなぐり捨てたものだと思えてきた』
『惑溺をロマン的な感情に、不決断を芸術的資質に、思いちがえる』
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古典(といって良いのかな?)にしてはすごく読みやすい。
フィリップの思考が思い当たる節だらけで苦笑いです。
特に友人に待ちぼうけを食らわされて不安になったり疑惑が生まれたりしながらもさもなんでもないような顔をして愛想笑いをするところ。
辛いわ(笑)
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育て親である叔父夫婦、特に叔母さんと主人公の関係には、うまくいかないぎこちないものであるからこそ、むしろ心温まるものを感じる。1では主人公の成長と人格の形成、宗教に対する失望と自立心の生まれるまでが丁重に描かれている。
続きが楽しみだ。
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とりあえず評価は読了後に。
『月と六ペンス』に引きずられる形で本作を久方ぶりに手にする、毎度のことながら内容をほとんど覚えていないのでほぼ初読状態。
うーん、これはどうなんだろうか?どうも微妙感漂う内容ですな。訳文なんか完全に時代にマッチしていないし。
といつものように訳文に対する疑問を覚えるのだが、もしかすると本作自体の現在性の無さからくるものかもしれない。とにかく第1巻については特別な感想がない状況(あえて言えばハイデルベルグが出てるなぁと質と無関係なことであの綺麗な街を思い出させてくれたことかな?)
多少我慢を自らに言い聞かせつつ次巻に進みますわ。