紙の本
茅田砂胡氏の長編傑作20巻の第2巻目です!
2020/07/25 11:15
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『デルフィニア戦記』や『スカーレット・ウィザード』などの作品で知られる小説家で、ライトノベル作家の茅田砂胡(かやた すなこ)氏の作品です。同氏は、1992年に『デルフィニアの姫将軍』でデビューされ、翌年、デビュー作を大幅に改訂し、ふくらませたデルフィニア戦記シリーズ第一作『放浪の戦士』を発表され、大ヒットとなりました。現在、中公文庫からはシリーズ20巻として刊行されています。同書は、第1部の第2巻目で、卑劣な陰謀によって偽王の濡れ衣を着せられ逃亡する男・ウォル、異世界から落ちてきた少女・リィなど、孤独な魂の邂逅からはじまった旅に志を同じくする仲間たちが結集し、国王軍が結成されます。しかし、首都コーラルを目指し進軍する彼らを待ち受けるのは、敵の大軍と悪辣な罠だったのです。一体、国王軍はどうなるのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
電子書籍
楽しすぎるでしょー!
2022/03/18 07:57
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
えぇと、リィはどこから来たのかな?
地球より重力が強くて、
テレパシーで意思疎通する星かな?
でもって超絶美少女って楽しすぎるでしょー!
紙の本
力押しが多すぎてどうも……
2008/11/17 20:29
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投稿者:もりそば - この投稿者のレビュー一覧を見る
偽者の濡れ衣を着せられたデルフィニアの王ウォルが、少女リィや臣下たちとともに王都の奪回を目指す話。
ラノベで刊行されたあと、挿絵なしの文庫になってるんだから、名作として認知されてるんだろうなあ……とは思います。でも、この巻まで読んで、「そこまで面白いか?」という気持ちがぬぐえません。
一番の不満点は、少女戦士リィが強すぎて、城攻めだろうが逃避行だろうが、彼女個人の力でなんとかなってしまうことです。
周囲の人間(王の臣下の精鋭)は、そんな彼女を見て「すごい」とたたえるばかりで、完全に引き立て役になってます。
今のところ「常識では不可能な難関がある」→「リィが圧倒的な身体能力でなんとかする」という展開が多すぎるのが残念。
うーむ、次の巻から面白くなっていくのかなあ……。
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ウォルには味方が着々と増え、リィは戦で大活躍。最後の方の砦攻略は無茶の極みながらもう既にこの人物達なら、と納得できてしまう自分がいる。恐るべし。
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おもしろい。
なんていってもリィがステキだ。
やっぱり強くって賢くって美少女っていいよ〜。
ライトノベルのよさをたくさん詰め込んだような作品。
ウォルの男気のよさとかヘタレっぷりも好き。
ここまで読むともう後にはひけない…。
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ウォルとイヴンの再会、グライアの登場、城に忍び込んだウォル・イヴン・リィの戦いと、今回も盛り沢山。また、カリンやブルクスの、城内部での戦いもいよいよ開始。実に見所が満載だ。
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「風の大陸」でも感じたのですが、主人公側は、あくまで格好良く(まあ、この小説はおっさんも多いのですが)、敵側は、あくまでも愚かです。
そのあたりは、わかりやすい面白さでもあるのですが……。
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この話は何でもありな展開を楽しめばいいってやっとわかった。深く考えたらつらまなくなりそう。
登場人物が増えるけど個性的は人ばかりで皆それぞれ人間らしい。それとリィとの対比感がいいなぁ。
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一巻を読んだ時に「ウォルは本当に前国王の落とし胤なのか?」と、ふと疑問に思ったのですが、この二巻ではその辺りに関する出来事がミステリ風味で描かれていて面白かったです。まだ謎は謎のままなので、これからの展開に期待したいところ。
しかし、ウォルがあれだけリィに頼りきりで、なぜ古参の者たちの心が離れて行かないのかが、不思議です。リィがウォルにおもねっていないから?リィが本当に強いことが分かったから?ウォルには王の器があるような、無いような…。リィが現れなければ完全に死んでいましたしね。結構(いや、かなり?)間抜けですけれど、まぁ、彼が治める国は良い国にはなりそう。
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再読。ウォルがリィを味方に、たった1人で国王軍を組織していく過程に再び胸を踊らせた。ナシアス、ドラ将軍、シャーミアン、そしてロアの黒主グライア登場。リィの超人ぶりに改めて感服。
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やっぱりウォルとリィの夫婦漫才チックな会話が笑わせてくれますねぇ。 この第2冊ではそこにもう1人、ウォルの旧友イヴンが参戦し、おとぼけ合戦という雰囲気が満載でタイトルの「デルフィニア戦記」は実際のところ「デルフィニアおとぼけ合戦」という意味だったのか?と勘違いしてしまいそうな雰囲気です。 戦記ものにありがちなハラハラ・ドキドキという高揚感は極めて薄く、クスクス・プッ・プフフというお笑いのノリで読めちゃう本っていう感じです。 これには登場人物(特にウォル側の人間が揃いも揃って見目麗しく、ありえない強さを誇り、高潔・実直を絵に描いたような人たちばかりというできすぎ感も一役買っています。
それにしても・・・・・
逃亡から帰還した途端にこんなにもすごい味方がゾロゾロとできちゃうウォルをよくもまあ「偽王疑惑」なんぞで更迭できたもんだという「そもそもの設定」に関する???が頭の中を渦巻きます。 まあ、言ってみれば短期の民衆心理操作(大衆心理操作と言うべきか?)だけにはそこそこ長けていた改革派の皆さんっていうことなんですかねぇ・・・・・・ ^^;
(全文はブログにて)
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少女リィ(と言っても元少年)が大人を超越する活躍をする。ティーンズ文庫ならではの醍醐味。十代のうちに読みたかった…。
二巻では、陽気なタウの人たちが加わって、読者を退屈させない。
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前作を読んだ時からは優に一年過ぎた今読みましたが、なんとか思い出すことができました。
人並み外れた能力を持つ少女リィと、それに信頼を置き王座の奪還を目指す国王ウォル。前の巻で登場したナシアス・ガレンス。今回はそこにタウの男イヴンと、ロアのドラ将軍とその娘シャーミアンらを加え国王の軍も勢力を増していきます。
軍記物のはずなのに分かりやすく軽く読めるのはすごいところ。会話も軽快で、登場人物たちの仲が本当にいいんです。
ロアの黒主の一件やコーラルの城落としなど、今回もリィの活躍が目覚ましいけれど、国王軍の人々もそれに負けじと戦っていく姿が格好よかったです。最初こそ(当たり前ですが)リィの力を疑っていたドラ将軍も、最後にそれを認めざるを得ない彼女の働き。
そんな戦女神がウォルに味方する訳も最後に明かされて。ここはウォルの器かな……。
これからの展開も楽しみ! です。
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ウォルが最初の軍勢を得て戦闘に勝利するまで。
改革派貴族の凡人っぷりに比べ王様や仲間たちの有能さに泣ける。
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再読~
私はリィとグライアの出会いとウォルとイヴンの再会が印象に残ってます。
じりじり進むからそれがいいとこでもありじれったいとこでもありますねぇ。