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話せばわかるは大嘘という出だしで始まり、人間がいかに考えないで日々をすごし言葉を使っているかを痛烈に批判おもしろい
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東大の脳医学の教授が書いた本、ってことで「科学的なことがつらつら書いてあるのかしら」って思いながら読んでみたら、あらどっこい。
全く難しくない。
「言われてみればそうだよなあ」って倫理観や道徳観を「ね、それは脳のせいなんだよ」とわかりやすくたねあかししてくれている。
いやむしろ、現代人や現代世界に対する、養老孟司独自の思想が書かれているという感じだった。
何かと批判的で若干おしつけがましいところもあり、「てめーふざけんな(怒)」と思う点もまああったが、着眼点がおもしろく、予想以上に読みやすかった。
「意識する」と「意識しない」では全く違う。普段スルーしてしまっている問題を「問題」として意識するきっかけとなった気がする。
ただ、この本に書かれている答えはひとつの解釈だ、ということを理解しなければならないと思う。
養老孟司の思想を自分の思想として取り入れるかどうかは、自分でよく考えねばならんよ。
ってか、この本は誕生日に我らのプリンスにいただいたものなのです!
もーそれだけで星5つ!!わーい☆
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実は読破してからかなりの時間が経っていてほとんど覚えていないのですが、ただ、これを読めば人間ってなんてバカな壁を作っているのだろうと思うことうけあい。
自分探しの旅なんて言っているバカにつける薬は無いけど、これを読めば吉。
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馬鹿の壁って、イラクに戦争を反対をしに「人間の盾」になった困った人たちの話だとずっと勘違いしてましたが、それとは別の話でした。(ある意味、少し関わりがありますが)
読みやすく、面白かったのです。マスコミの偏った報道についてもそのとおりだ!と思いました。
が、たまに、それは違うのでは?と思う内容がありました。特に、ことわざの解釈の仕方が間違ってる気が(私が間違ってる可能性高いですが)。何か、しっくりこない部分もありましたが、図書館で借りてきたので星4つです。
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とどのつまりこの本をありがたがっている人こそ馬鹿だ!と養老が皮肉って書いた本という感じすらします。確かに内容はもっともだが・・・そんなに売れるような本か!?人から聞いて知るんじゃなくって自分で理解するべきでしょ!最低の基準としてこの本を載せました。あーおぞましぃ。
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(^皿^;)今から読みます。「世界一受けたい授業」に出ていた養老さんを見て読んでみようかなぁ・・・と。
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日々の物事には、決まった答えのないものが前提にあって、それを前提として生活してみてはどうだろうかと伝えています。
仕事をしていると、仕事の障壁となる人とも関わらなければいけないときがあって、それが当分続くこともあります。「なんなんだこの人は、どうしようもないなあ」と思うことがしばしばあって、そんなときに読み返してみると、「バカの壁」の片側に自分がいるような気になり、するとイライラする気持ちが落ち着いて、心に余裕ができて、さてどうやって状況を上手く乗り越えてられるか、と自分の今が楽しみに変わります。
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全体的にユーモラスな表現が多く、面白い。特に前半のy=axの係数の話や、寝ている学生の話は読んでいて笑いが出る。しかし、最後に強引に一元論の危機へ結びつけているが、筆者の主張そのものが一元論に集約されているような気がしてならなかった。一度全体を通して読んで、その後に面白いところだけを拾い読みするのがいい。
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図書館で予約してずっと待って読んだ本。養老先生がテレビの「世界一受けたい授業」に出てて、当たり前の事を分かり易く話していたのを聞いて読んで見たくなった。確かに誰もが知っている当たり前の事なんだけど、でも人間って難しく考えちゃってる部分ある、思い込んじゃって正解と決めつけてる部分とかあるなあ・・・って改めて認識出来た気がする。それより養老先生のファンになった♪
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非常に面白かったです。人間の行動をy=axで簡単に表すなんて驚き。文章が分かりやすくて、専門外の文学の知識まで持っててこの人天才だ〜とびびりました。
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読んだときには、「完全に理解した!」と思ったんだけど、
今となっては何が書いてあったのか思い出せない。
つまり、自分がバカってこと。
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ベスト・セラーとなったバカの壁。著者である養老武史は東大理?を卒業して東大病院に勤務し、現在は北里医大で勤務しつつ教授もしているといった、根っからのお医者さん。わかってるということがどういうことかわかっていないということの主張をはじめ、そのわからないことがなんでかといった内容が、科学的メカニズムを通して書いてある。
学術的に裏づけもしてあり、確かに興味はわくんだけど、ところどころわかりにくいところもあり、読んでるときに何回か寝ちゃった。けど、わかっていることがどういうことか、わかるとは何なのかといったことがわかり、視野が広がる一冊ではある。
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今頃になって、再チャレンジ。(一回途中で挫折している)
実は今日娘が、病名は忘れたけど巨大な口内炎みたいなのを
口腔外科で切除する(一応手術)のを待っている時に読み終わった。
それで、帰りに娘がふと言うことに
「お医者さんって、患者の気持ちになんかゼッタイなれっこないよねぇ」
「自分が同じ病気になったことがなければ、ムリっしょ?」
でも、患者の痛みばかり気にしていたら、冷静に手術なんか出来なくなるかも・・・
こういうのも「壁」?
「話せばわかる」なんて大うそ! ってね。
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バカの壁。
作者もバカの壁に阻まれているような気もする。人の悪いところはよく目につくって話ですね。
当たり前のことを東大らしく書いてある。そんなとこです。
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超流行本ですか。
今頃読みました。
一元論に傾倒する社会の危うさを警告する件など、納得度高し。ベストセラーになった理由もわかる気がする。
(2005/7/31 読了)