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ぼくんち (ビッグコミックス) みんなのレビュー

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みんなのレビュー41件

みんなの評価4.6

評価内訳

41 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

サイバラ、キワマる。

2005/06/14 08:36

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

サイバラ画伯のファンだ。「ちくろ幼稚園」「ゆんぼくん」「まあじゃん放浪紀」「銀玉親方」の頃から全て追いかけてきた。
そして昨今漫画賞を取った、この作品を読む。
史上最悪に品が無い。息子二人のもとに、父違いの姉を連れてくる娼婦の母親。
母親はそのまま消えてしまい、やはり娼婦の姉が二人の弟を育てていくといったストーリー。
品性のカケラも無い。小学生には絶対に読ませられない。公共の場では
絶対に言ってはいけない4文字、とかバリバリに出てくる。
でも、なぜか琴線に触れてしまう。涙すらこぼれてしまう。
今更だけど、天才なのだ、サイバラは。

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紙の本

しあわせってどこにあるんだろう。

2005/05/23 17:31

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者の西原理恵子は、今放送中の朝のNHK連続テレビ小説ファイトの最後に出てくる、あのなんともいえないやさしい絵を描くヒトである。
この漫画は、その西原理恵子の伝説的作品だ。
舞台はどこかの海辺の小さな町。
登場人物は、そこで暮らす貧しいひとびと。
私たちは、「貧しい」ということを言葉でしか知らない。
それゆえに「清貧」だとか「貧しくとも心は豊か」とか、そんなふうに「貧しさ」を肯定してしまいがちになる。
日本は豊かな国になったけれど、、、と。
けれども、この漫画に出てくる人びとの貧しさは、そんな生半可なものではない。
貧しくて、明日食べるものさえ知れない人びとだ。
金を稼ぐために、女は体を売り、男は人を騙す。
生きていくために、親は子を捨て、子は親を捨てる。
そんな日々がやりきれないから、薬や博打や先のない恋に走る。
けれども、人びとはそんな自分たちがふしあわせだとは思っていないだろう。
そして、彼らは、笑うのだ。生きていくために。
言葉にすれば強烈過ぎるその世界を、西原理恵子はあの単純な絵で見事に描きだしている。
絵のかわいらしさゆえに、読み手にはあの恐ろしい世界に対する不快感が沸いてこない。
ただ、読み終えたあとに、ぐっと心に残るものがある。
ものすごく哀しい話なのに、どこかすがすがしささえ伴う感情だ。
そして私たちは、私たちの生活がどれほどしあわせかを気づかされる。
しあわせを探して道に迷っている人、どうかこの本を読んで、あなたのそばにあるしあわせに気がついてほしい。

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紙の本

一冊になってめちゃめちゃうれしい

2008/03/31 22:12

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トマト館 - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんなに手軽なかたちでよめて、
とてもうれしいです。
(カラーはカラーで、すごくいいんですけど、いかんせん財布が!)

ほんと描かれてるのは、最底辺といえるくらしで、
ほんまかいな・・・ということも当たり前におこっている。
最底辺で、登場人物をとりまく状況はとてもきびしいけど、
みんな底抜けにあかるい。
みんな強い。

どんな自己啓発本より、
わたしはこの漫画の方が、
自分と家族と友達のシアワセについて考えられる。

ちょっとつらいときに、
よみかえすと思う。

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紙の本

笑顔で泣けた

2005/05/27 17:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:綱島温泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔、駅貼りのこの漫画の映画のポスターを見たとき、いつか見てみたいと興味を感じ、全3巻がひとつになったこの本を見かけ、つい買ってしまった。
僕はすでに中高年から、老年に達する年齢で、最近はあまり涙も出ないスレッカラシになっていたのだが。
この本は正直、泣けた。とても気持ちの良い涙だった。書かれている世界を見ると、サイバラ氏は年齢を詐称しているのではないだろうか、と感じるほど、僕らの少年期の時代風俗にそっくりだった。本当にすばらしかった。この感性に出会えて、幸せだ。ついでにbk1にあったサイバラ本を一気に買ってしまった。

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紙の本

みんなしあわせになりたいだけなのに。

2004/07/05 14:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ももんちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る

シンプルな絵だ。へたくそ呼ばわりされていたりするけれど
その単純な線から伝わってくるものはとても大きい。
サイバラは絵がうまい、と私は思う。

舞台は、貧しくて小さな漁村。家を出た母の代わりに
二人の弟を育てる姉。彼女の仕事はピンサロ嬢だ。
ある日、姉は泣きじゃくる弟に教える。
泣いていたって、おなかは膨れない。だから笑え、と。

優しい人間が幸せになるとは限らない。
悪いことをしている人間にだって大事に守りたいものがある。
どんなに辛くても、人は生きて行かなくてはならない。
やりきれないけど、それが人生。だったら笑って生きていこう。

そんなことを教えられた気がする。胸に迫るマンガだ。

二太くん、早く大人になっておねえちゃんを迎えに行ってあげてね。
お願いだから。

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紙の本

あたたかいごはんとおうちでしあわせ

2004/02/10 11:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さささ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近映画化され、DVDも出ましたね。西原理恵子の名作です。
以前出版された全3巻をまとめたものです(ただし以前のはカラーだったのであちらもオススメですが)。
貧しい海辺の街で生きていく子供一太、ニ太。ノラネコのようにふいっといなくなっては戻ってくるお母さん、お母さんがいきなり連れてきた姉かのこ。悪いことをしてお金を稼ぎつつも、自分の姉と母のしあわせをねがうこういちくん。彼らとそのまわりの人々の物語がつづられます。

最初から中盤あたりは、『海辺の町の出来事』といった感じで、一話完結(と思われる)お話がつづきます。もちろんそれらも十分面白いのですが、そこで油断していると、それまでの一話完結型に思われた話の中にあった伏線、中盤以降の怒涛のストーリー展開に、完全に魂を持ってかれます。

読了後はまちがいなく呆然となり、しばらく座り込んでしまうでしょう。考えることは、「人生ってなんだろう?」「幸せってなんだろう?」…。そののちに、今日帰ることのできる暖かい家と、暖かいごはんがあることに、安らぎと感謝を覚えるでしょう。

安心できる家でごはんを食べ、暖かくして寝ることができるのは、幸せです。

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2004/11/05 23:28

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2004/11/27 16:31

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2005/03/03 14:10

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2006/03/25 16:48

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2006/07/27 21:25

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2007/07/04 08:52

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2007/03/07 23:04

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2008/02/05 23:03

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2007/10/10 08:42

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