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横浜の街を作ったという「易」の元祖 高島嘉右衛門の話。材木問屋から施工主、為替ディーラ、投獄などを経験した実業家の生涯を時系列に並べている。小説ではないので事実が淡々と書かれているのでワクワクするような本ではない。
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[ 内容 ]
高島嘉右衛門、現在でも流行りの「易」の元祖である。
しかしそれだけではない。
初めてガス灯を点し、横浜・高島町の生みの親であり、日本の実業の基礎を築いた一大事業家としても知られた存在であった。
また大隈重信や陸奥宗光、木戸孝允らとも親交が深く、特に伊藤博文とは昵懇の間柄。
日清、日露戦争や経済政策など、実は、伊藤の政策の多くは嘉右衛門の占った易に拠っていた―。
知られざる快男児の数奇な物語。
[ 目次 ]
第1章 四書五経と諳んじる少年
第2章 二十代にして一攫千金
第3章 転機となった獄中生活
第4章 実業家の天稟
第5章 大綱山荘の日々
第6章 国家の運命を占う
[ POP ]
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[ 参考となる書評 ]
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横浜にある高島町の地名が、嘉右衛門からきているのに驚きました。易とか学校で教えてくれないから、彼は歴史の表舞台にはあまり出てこないんでしょうかね。
この本は、学校で習う歴史と嘉右衛門の歴史が同時進行していてイメージしやすいと思いました。