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一気に読めます。分厚いけど。先が気になるというか。でもうーん・・・結局どの人にも共感できず。主人公がちょっと出来過君です。
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虐待、エリート社会での権力抗争という2つの背景設定はありきたりですし、描いている愛情の形もオーソドックスです。でも表現の仕方がよかったです。とてもリアルに描いていて、まるで自分のことのように思え、めまぐるしい現代社会において自分が大事にしたいものはなにか、を考えさせられます。
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こんなにも登場人物の誰にも感情移入できず好きにもなれず、というか嫌いになってしまって、先を読み進められない小説って初めてだったので、新鮮(!?)
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38歳という若さで日本を代表する企業の人事課長に抜擢されたエリート・橋田浩介。
彼は、男に絡まれていたところを助けたことがきっかけで、短大生・中平香折と知り合う。
社内での派閥抗争に翻弄されるなか、橋田にとって彼女の存在は日増しに大きくなっていった。
橋田は、香折との交流を通じて、これまでの自分の存在意義に疑問を感じ、本当に大切なことを見出していくのだった。
混沌とした現代社会の中で真に必要とされるものは何かを問う、新たなる物語。
各紙誌書評で絶賛と感動の声を集めた気鋭のデビュー作。
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なんか、重かった。弱すぎる女の子って苦手だ。。同性として。けど文章はリアルで読みながらドラマを見てるみたいでした。
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とにかく量が多い。読み応え抜群。
哲学的な示唆を多分に含んでいて、読み進めるのには中々時間がかかります。が、食い入るように読み込んでしまい、結果としては一日で読み終えてしまった。不思議な魅力のある本です。
エリートである主人公がひょんなことから出会った女性との奇妙な交流、また会社内での派閥闘争に巻き込まれていくなかで人生の意味を考えていくお話。
かなり面白かったです。
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連続、一瞬と・・・
とても考えさせられる内容でした。
とてもおもしろかった。
今は学生だけど、また社会に出てから
読めばまた違う感想いだくだろう・・・。
折を見て改めて読み直したい作品だ
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「そこでそうするか?」後半はこれの連続。根本的に壊れちゃってる人みたいだ。この作品だけ読む分にはそう思わざるを得ない。
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初・白石一文。久々のヒューマン系(?)よかったです。かなり分厚くて一瞬ためらったけど、随分すいすい読めた。
出生競争で周りを蹴落として成功しつつも裏切られる主人公と虐待されて育ったヒロイン?
ただ「結局女は男にはかなわない」とかいうフレーズはいただけなかったわ。
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30代のエリートサラリーマンが短大生の女性との不思議な交流を通じて、自分の存在価値を見い出していく。
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これはかなり大好き。仕事、顔、金、女。全てに恵まれているはずの男が本当に求めていたものは何だったのか…。読むたびに胸が痛くなります。よくある「ヒロイン死んじゃうオチ」じゃないのもいいと思う。ある意味それ以上に悲惨な終わり方だけど。まぁ何が言いたいかと言うと浩介さん素敵過ぎ。それに尽きる。
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ひさびさに長いお話を読んだのだが、これを誉める人はどうかしてる。上司に心酔する一方、部下の人事権を好き嫌いで乱用している主人公は共感が持てない、というより行動がちぐはぐ。主人公は社会人として不適合な存在に見えた。読み進めていくと、大して仕事ができそうではないし、作中で献金だとかの話を薀蓄まがいに述べているが、非常に薄っぺらく感じる。恋愛の場面は、ほとんどにおいて反対の立場にある女性の間で揺れ動く心情を書き連ねてはいるが、いきなり必要も無い性描写があるし、その性描写の内容も疑問を投げかけたくなる。
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現代版痴人の愛か?一ページあたりの字数が多くて読めるか不安だったんだが、一気に読めた。色々な哲学が要所要所に込められていて、この人頭いいなあと思った。また読み直すことがあると思う本の一つ。
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一番好きな小説。
何回も、何回も読める。
読むたびに、何か違う感じ方をすることがある。
同じ自分というのは存在しない、ということを感じる。
時間の流れ、を、感じる。
080728
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初めて読んだこの作者の本。生きるうえで何が大切なのかってお話。最近あんまりこういうう本を
書く作者が少ないけど、自分的には救いのある話だと思う。