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ドラマ最終回とともに読み返してみた。万俵大介が家族を犠牲にしてまで手に入れた栄光が、いともあっさり崩れていくラストに「こわ...」とつぶやいてしまった。善は滅び悪は栄え、その悪もまた別の悪によって滅びていく。何十年も前の小説なのに、社会の縮図は変わっていないことに驚き。
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ドラマの影響で読み始めたら思いのほか面白くて一気に読んでしまった。人間の欲深さが浮き彫りになる作品。まっすぐ生きるって難しいなぁ。
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やっとの事で読み終わった。読み終わったことへの満足感はさすがに3冊分。
しかし、読みにくかった事で疲れもある。なぜ読みにくかったかはあとがきで判明。週刊誌の連載だったんですね〜。どおりで同じ説明が何回もあると思った。そら読みにくいよ^^;
話としては後味の悪い終わり方ではあるがこの後も続く政略を匂わす感じが良い。いろんな想像ができますね^^
あと、カバーの後ろのあらすじに結末書いちゃまずいよねwww
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続きが気になって気になって一気に読んでしまいました。…運命って残酷だなぁと考えさせられる終わり方でした。次子が幸せな結婚をしたのがせめてもの救いですね。
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ドラマの影響を受けて、読み始めました。でも、本とドラマではかなり違う場面もあり、本では大介の人柄が本当に冷徹で人間味のない感じが表れていましたが、ドラマの大介は、冷徹である中にも人間味を感じる部分がかなりあったと思います。本の中での鉄平の死に方は、本当に痛々しいものがありました。そして、鉄平の守るべき家族、残された家族がとても可哀想で仕方ありませんでした。(2007年3月)
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派手な出演者で話題になった。けど、ドラマはほとんど見てない。作者が調べて書いていることが伝わってきて、もう古い本なのに違和感読めた。おもしろい本は衰えないんだな〜と思わせられる一冊。
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春休みから4月にかけてじっくり読んだ名著。さすが白い巨塔の著者。リアルすぎる銀行合併の内幕。絶対に日系金融機関に勤めたくないと思わせてくれました。ドラマでは鉄平だけに焦点が当たっていたが、小説では各登場人物にも同様に焦点が当てられているので、ドラマを見てから読むとおもしろいかもしれないですね。
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購入者:宇都宮(2007.3.13)返却:(2007.6
27)
貸出:矢北(2007.10.12)返却:(2007.11.12)人の本当の幸せって?お金持ちな生活には憧れますが、この本の登場人物ほとんどうらやましいとは思えなかったです。その人にとって大事だと思えること、それぞれの価値観の問題だとは思いますが、むなしくなりました。物語の世界観はすごくよく作りこまれていたと思います。
貸出:丸橋(2011.12)返却:(2011.12)
いままで張られた伏線は見事に回収、あぁ…そういうラストか…。凄くドロドロしてたもんだから、ウキウキハッピーには終わらない気がしていたが。良作っていうのは年月を経ても古さを全く感じさせないものなんだな。
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やっと読み終わった。ドラマと違い、三雲頭取にも焦点が当たっていたし鉄平の死の理由もドラマよりは納得できるもののように感じた。
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様々な人間の欲望を形にした小説。一族の争いや企業家としての戦いなど見所がたくさんある。親子間としても、企業家としてもふさわしくはない冷厳な決断をする大介の凄まじさを感じた。
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面白かったです。堪能できました。悪の前に正義は敗れ、その悪もまたより大きな悪の前に敗れていく・・・って所でしょうか?
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最後の最後、あぁそうきたか。という感じ。
人間ってこわいなぁ、すごいなぁ、きたないなぁ。
やるせなくなるような物語だけれど、どこかに救いがあるような気がする。
(07/10/20)
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ふ・・・。長かった。
結構前の作品なのに、なぜ、今ドラマ化されたのだろう。合併がある程度落ち着いたからなのだろうか。
10年前とかだと、なんだか生々しかったろうし。
なんだか現実的でとっても悲しい話ですね。
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上中下の全三巻で、銀行と銀行を所有する一族の話。
『白い巨塔』や『沈まぬ太陽』に比べると山崎作品としてはマイナーだけど他の作品と同様に悪い奴がいて、いい奴がいて、ずるい奴がいて、いい奴は自分の信条にしたがって闘うけど結局...みたいな流れで、やはり事実をもとに作られた話。
今度ドラマ化されるとか。
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ようやく上中下3巻読み終わる。
先にTVドラマを見ていたために先入観があったが、意外と良かった。
ただ長い。