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梶井基次郎の「檸檬」を現代風にしたような作品。つい失笑してしまう京大生達の妄想話。少し度が過ぎるようだが…。
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このあとに連なる一連の作品に出てくるヒロインの特徴を備えた女性たちが二人出てきます。
明石さんに似た植村嬢と黒髪の乙女こと水尾さん。
作者の女性の好みがよくわかります。
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非常に慇懃無礼な文章で、非常にバカバカしい話を展開する、そのギャップにいわく言いがたい面白味がある。物語の流れ自体に大きな牽引力があるわけではないが、文章から得られる面白さを味わいたくて「もっともっと」と読み進めてしまう。
そのモチベーションが失速しないことを考えると、プロットの構成や見せ方もよく練られているんだろう。
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文体も内容もハマッた。笑った。電車の中でしばしばニヤリニヤリ。
この主人公の実態って、冷静に考えれば、その辺にうじゃうじゃ居るようなさほど珍しくは無い男子大学生の実態なんじゃ・・・wwでもどうしてこんなにも面白いかというとその独特の文体と視点かな。私はひねくれた解釈とかあまのじゃくとか僻みとか大好きなのでw、かなり気に入りました。続いてさらにもっと彼の本読みたいと思います。でもその前にまず自転車に名前をつけようか。。。
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一番好きな本です。おもしろいのに泣ける。ありきたりなコメントで悔しいのですがほんとにこの一言なんです。
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さえない京大生の日々の生活の手記。水尾さんという元彼女をこっそり付けまわしたり、クリスマスを憎んだり・・・
文章が独特で面白いとは思うけれど、話は私には合いませんでした。ストーカーがストーカーにゴキブリキューブのプレゼントをあげようとするところなど、ところどころは面白いんですけど。男の人が読んだ方が気持ちがわかるのかなぁ?ラストのあたりがクリスマスの話だったので、読んだ時期が丁度よかったかもと思いました。
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古風な文体で「男汁」な青春の日々を送る京大5回生。別れた元恋人を「研究」と称してストーカーしたり、仲間と一緒に妄想の中で飛び跳ねてみたり。男の生き様は切ないほうが甘酸っぱくて、ええじゃないか。
ラストに近いある一部分(半ページくらい)の所で、突然涙がこみ上げてきた。
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思いつくままに書いた。
そんな雰囲気。
でも小説としてきちんとまとまっているし、
何より面白いです(笑
不思議なリアルさと情緒がある気がする。
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ストーリーはそれほどでもないんだけど
とにかく文体と単語の使い方がウマい。
英知を結集した文章ってかんじ。
おもしろかった〜
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面白かった!
最初は取っ付きニクイかと思いましたが、読み進めていく内に文体といい、受ける印象といい、初めて尽くしながらもインパクトが強く残りました。
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評価は分かれそうですが、私は凄い面白かったです。阿呆な日常を大言壮語で綴ります。男って・・・現実が垣間見えます。ストーリはファンタジーでもなんでもないんですが、とにかく読みやすく、笑える。電車内では読めません。
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『夜は短し歩けよ乙女』が面白かったので、読書。
京大5回生の森本は、元彼女を研究と題してつけ回し続けていた。
妄想に取り付かれた彼は、恐怖のイベントクリスマス打倒を目指し立ち上がる…。
まさに森見節全開と言わんばかりの堅苦しい文体、でもその堅さに笑えてきてしまうから不思議。
それは考えすぎだろ?ここでその言葉を使うの?といった笑いが込み上げてきます。
森本の”研究”も気持ち悪さを通り過ぎて、愛らしさを感じる…かもしれない。
ちょっと全体的に妄想にすぎるところはあったけど、終盤の面白さはすごかったです。
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現実と夢、妄想が錯綜して時々迷子になった気持ちになる。でも嫌いじゃない。そんな初森見作品。ええじゃないか騒動ほんとにやるなんて(笑)京都の地理が分かったらもっと楽しいだろうな。
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初めは「ストーカーかよ!!」て突っ込んでましたがそうではないんだな。主人公の性格も「おいおい・・・」から愛しさでてくるし。遠藤氏とのやりとりは大変面白い。クリスマスにええじゃないか騒動てのはやってみたいな。警固公園カップル襲撃よりこれをすべきだね。ここまで徹底的にカップルと浮ついた恋愛を非難している男たちも珍しい。クリスマスにソーラー招き猫貰ったからってキレる彼女はどうかと思ったが私も嬉しがるとは断定できない(笑)
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父が珍しく薦めてきた一冊。すごい面白よ、これ!!京都人なので余計に好感が持てました。とにかくアホらしい。愛しい。