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紙の本
トリック、いや、山田奈緒子のファンブック
2004/01/27 13:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマ・トリック関連の書籍としては、ノベライズの他に遊び心溢れた作品がある。『どんと来い、超常現象』と本書だ。二人の主人公上田次郎と山田奈緒子それぞれが著したとされる作品だ。
客観的にそして正確にドラマのストーリーを追ったものはノベライズに任せるとして、この本で楽しむべきは山田奈緒子そのものだ。『どんと来い〜』が上田次郎の視点で進められているのと同様に、本書は山田奈緒子の視点で進む(インタビューのテープをおこしたという形)。初めのうちは大人しかった言葉遣いも、話が進むにつれ徐々に怪しくなっていき、やがて上田教授を罵る言葉がポンポン飛び出すようになる。貧乏な私生活を必死に隠し「武士は食わねど高楊枝」を気取る姿も、ドラマを楽しんだ読者にはお馴染みだ。
『どんと来い〜』を上田次郎のファンブックとするならば、本書は山田奈緒子のソレ。ドラマ各シリーズのノベライズを読んだ身としては、『どんと来い〜』も本書も非常に馬鹿馬鹿しい内容。だが、どちらも主人公の性格が丸写しとなっているので、ドラマをより深く楽しむための参考書としては最適。
巻末には仲間由紀恵との対談も収録されている。“仲間由紀恵”ではなく“山田奈緒子”ファンにこそ読んでもらいたい。
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