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四日間の奇蹟 みんなのレビュー

文庫 第1回『このミステリーがすごい!』大賞金賞 受賞作品

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みんなのレビュー506件

みんなの評価3.5

評価内訳

495 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

神のワザを感じる

2006/06/06 07:57

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:だいちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりに読み返してみても、心に清涼感がただよう本でした。
「二千年前自らの快・不快の原則を否定し十字架にかけられて死んだ男がいた。究極的な意味で人間たらしめている行動なのだと、人は直感で知っているのではないだろうか。」
現実社会を少し横から見つめてみる、そういう試みをしてみてはどうでしょうか?少しゆったりした気持ちになれる本でした。

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紙の本

期待しすぎたのかも?

2004/02/21 12:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポッケ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本屋さんのおすすめ文や、帯にある大絶賛の文章が読む前に期待を大きくしすぎたのか思ったよりちょっと…と思いました。ラストが奇蹟って終わりでなかったのかもしれないです。いや、主人公の2人にとっては奇蹟だったのかな? 一冊いっきに読みすすめられたし、ラストどうなるのか?と期待できたのはよかったし、クラッシックに興味があまりなかったのですが、ちょっときいてみたいなって気がしたのはよかったかなと思います。

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紙の本

ぬるんと

2021/03/21 07:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

きれいなテーマのお話ですし、文章が冗長なのは新人さんのほぼデビュー作だから当然なのかもしれない。
病気の説明の仕方や作品のポイントである障害のある人が暮らすセンサーの描き方などなどうーんっと引っ掛かります。なんていうかこのファンタジーな説明の仕方はなあ・・・と。
加えて言うと、青年と少女の描き方も微妙な気味悪さが潜んでいたりする。

私の好みの作品ではない、ということでしょう。

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紙の本

ミステリーではなくファンタジー。

2018/06/24 19:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:googoo - この投稿者のレビュー一覧を見る

第1回「このミス」大賞作品というので読んだが、他の感想にもあるようにこれはファンタジー。 事件に巻き込まれ脳に障害を持った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が2人で少女の演奏旅行に行く話。 途中でヘリコプター事故をきっかけに不思議な入れ替わりが起こる。 切ない話だが、なぜかあまり泣けなくて残念でした。 映画では吉岡秀隆と石田ゆり子をキャスティングらしいのでちょっと観たくなった。

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紙の本

信じる者は。

2004/03/18 14:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:川内イオ - この投稿者のレビュー一覧を見る

プラシーボ効果−という言葉がある。

「風邪を引いた患者によく効く薬と称して無益無害の粉末
−偽薬を渡すと、それを服薬した患者の症状が改善する」
というのが、簡単に言うプラシーボ効果の説明だ。
この効果は様々な臨床的場面で実際に作用することが証明されている
一方で、その構造的な仕組みは未だ解明されていない。
確かなのは「脳が重要な役割を果たしている」ということだけだ。

『4日間の奇蹟』は、脳に障害を持つ少女と、その少女に出会う
きっかけとなる事件によって、ピアニストへの道を閉ざされて
しまった青年の、「再生」の物語である。

知的障害者の一部に、特定の分野に対して特異な才能を発揮する
人間がいる。それをサヴァン症候群と呼ぶのだが、少女はその
サヴァンとして、ピアノに才能を示す。
そして、その少女の能力を見出したのは、人前でピアノに
触れるのをやめた青年だった。
青年と少女は常に二人で行動し、各地の施設を慰問して
ピアノを披露する。
それはまるで互いの不足部分を補っているようでもあるのだが、
二人の間には1枚の薄布が存在し、それが二人の合致を阻む。

ある時訪ねた施設で、二人は突発的な運命の雨に打たれ、
為すすべなく立ち尽くす。
施設には、その昔青年に思いを寄せた高校時代の後輩がいた。
後輩との遭遇、出会いは二人にとって運命的であった。
勢いを増し一筋の流れとなった運命は、三人を何処かへ押し流す。
そして、流れ着いた先には物悲しくも癒しに満ちた
「奇蹟」の曲が流れていた。

私はこの物語を読んで、プラシーボ効果を思い出した。
と言っても、『4日間の奇蹟』に描かれる奇蹟の物語を、
当事者の「思い込み」にその結果が収束してしまう、
プラシーボ効果の産物だと感じたわけではない。
起こったことをそのまま受け入れようとする青年の姿を見て、
プラシーボ効果を思ったのだ。

「信じる者は救われる」とは至言である。
『4日間の奇蹟』の話中には、起こった奇蹟になんとか
論理的な説明を付けようとする医師の姿が描かれているが、
受け入れようとしてそれができない姿は、青年とは対照的だ。

青年は、自身が目の当たりにした奇蹟を奇蹟と信じることで、
新たな地平に立つ。
自分の感じたこと、思ったことこそ自分の世界、
と受け入れることはひどく難しい。
しかし、この世界を形作るのは自らの視点だ。
そして、世界を幸福に色づけできるのも、また自分だ。
彼は、無意識に少女との距離をつくり、自らをも封印していた
薄布から自由になる。


奇蹟は、誰にとっても新たな物語の始まりでしかないのかもしれない。

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2004/01/01 14:11

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2010/01/09 19:43

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2004/05/16 16:55

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2004/09/18 17:07

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2004/09/25 01:10

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2004/09/27 21:56

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2004/09/28 09:00

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2004/09/29 00:46

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2004/09/29 11:51

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2004/10/04 10:33

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