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未読 明治だったか大正だったか昭和だったかの日本が舞台で、懐かしい感じがある。淡々と進む話だから読み手によると思う。
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世界観と雰囲気が好き。村田エフェンディの姉妹版(っていうのかな・・・?)ところどころ村田がでてきて嬉しかったですvvゴローが好きさ!
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NHKのラジオドラマで知った作品。傑作が書きたい綿貫君が亡き友、高堂の家守をしながら不思議な体験をする。なんだよくわからないけど大好きな本です。
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作中に登場する草花や不可思議な生き物たちにあふれるこの雰囲気がすき。登場人物も皆素敵です。高堂とサルスベリと山内が好き。
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美しい話です。村田エフェンディの続編だと知ってショックでした。こっちを先に読んでしまった・・。あったはずなのに、とっても素敵だったはずなのに、今は無い日本の姿。こういう生活がしたいです!梨木さんの話は綺麗。
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梨木さんの本ではこれが一番好きです。すごくやさしいお話。老後はこの話の舞台のようなドールハウスを作りたいな。
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こんなこと言うと、梨木さんファンに怒られるかもだけど、読み始め、ああ・・神様とか龍宮とかの川上弘美ワールドに通じるものがあるな・・と思った。
そお思っても仕方ない。
私は先に川上さんの本を読み始めちゃったから・・
でも、似ているようで実は似ていないと読むうちに思いが変わっていった。
どっちがどおと言うのではなく、梨木著には、透明感とか儚さとがある。
沢山の四季折々の小編で一つの物語が構成されている。
人を妖かす獣たち、河童、人魚、小鬼、龍、亡くなった親友・・・この世にひっそりと住まうモノたちが話に華を添える。
そしてそれらを当り前のように接する物書きの主人公。
その中で一番好きだったのが『白木蓮』
雷の後に、季節外れに白木蓮が一輪咲いた。
蕾が開花すると小さな龍が天を目指して飛んでいった。
折りよく、この小編を読んだすぐ後に雷が鳴った。
朝になって急いで私は我が家の白木蓮の茂った葉陰を調べた。
季節外れの蕾はない。
去年、同じような時季に、季節外れの蕾を持ったことがあったからだ。
私が気がついた時には、葉陰に一輪の開花していたのだ。
我が家の白木蓮は経産婦・・・私の知らないうちに龍を生んでいたのかもしれない。
次の機会には是非とも、天を目指す小龍を見送りたいな・・・
梨木ワールド、残りも注文しちゃおっと^_^;
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日本語と、季節の移り変わりをとても丁寧に描いていて、とても綺麗。幻想的な小道具の数々(小鬼、河童、人魚etc)も素敵。
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書生の綿貫さんが色んな妖やら死んだ筈の友人に遭遇する話。なのに全然怖くないどころか、心がふわりと温かくなる話ばかりです。
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和風で静謐。それでいてとっても穏やか。売れない物書き、綿貫と亡くなったはずの友人、高堂の不思議な日々のお話。
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この世界観が大好きです。
文章から漂う雰囲気が、とても私好みの作品。
風や空の声に耳をかたむけたくなりますよ。
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時代は大正時代頃。大きな屋敷の家守をしている売れない作家の主人公。
死んだはずの友人が訪ねてきたり、植物がしゃべったり、河童や龍が庭の池に現れたり、そして仲介役として多くの生き物達に頼りにされる犬がいたり。
この不思議な現象を日常として捉えている近所のおばさんや主人公の飄々とした感じが素敵。
僕の好きな雰囲気を持っている小説。ただ、植物が多すぎて難しい;
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すこし前、100年ほど前の日本のおはなし。まだ動物も植物も空も、自然が近くにあったころ。それらに対するひとびとのやさしいまなざし。人間同士のあたたかなつきあい。わたしたちが忘れてしまったことが、ここにつまっていました。
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昔、でもそんな遠くない時代に、当たり前にあったかもしれない不思議が柔らかく描かれています。物の語り方がすごく合っているし、著者の梨木さんはこういった作品がよく似合っていると思いました。
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不思議な不思議な世界なのですが、登場人物は皆それをさして特異なこととして受け止めず、あるがままに受け入れて暮らしている様子です。とても癒される短編集でした。