0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
一歩間違えたらDV男と「私がいなきゃこの人ダメになっちゃう」と離れられない女になり共依存になりそうなCP。そうならなかったのは律の底知れない包容力、忍耐力と依存しきらない芯の強さだろう。
物理的には延清が律を守り精神的には律が延清の心を守り育てていて、律は年齢は前作「エスコート」のユカリより年下だが精神的に大人で好感が持てた。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作でもちょっと出ていた延清×律の話です。
なんでもシリーズ中、一番人気のあるカップルだそうですが、
私の好みからすると、若干二人が若すぎました…。
28歳×19歳なので、年齢だけでいえば十分大人なのですが、
二人とも親に虐待されるなど不幸な生育歴があります。
そのため、延清は情操面での成熟度が低く、
それを同じような傷を抱えた律が受け止める形になっています。
こういう過去のあるキャラ×2だと話の中身が、
少年期の痛みを引きずった雰囲気になってしまうので、
そういう意味で、この作品はキャラが二人とも若すぎました。
前半【ディール】は律視点で、九ヶ月前の二人の出会いを回想する形。
後半【ステップ】は、時系列的には【ディール】の少し後、
律が大学に入り直したことで、二人の生活が変化し、
二人の関係にも影響が出てくる様子を交互視点で描いています。
投稿元:
レビューを見る
○感想○最初読んだ時どうしても二人の気持ちがわからなくて理解に苦しみました・・・が、何度か読み返すうちに延清ってラブリーな人なのねって。オーナー榎本がイタリアへ律を行かせる・・・その辺の話が大好き。
●あらすじ●人材派遣会社で秘書を務める19歳の律は、ボディガード部門のトップ・ガード延清と暮らしている。出会いは9ケ月前。見知らぬ男達に襲われていた律を、身体を取引材料として延清が気まぐれに助けた日から関係が始まった-。
投稿元:
レビューを見る
出版社/著者からの内容紹介
シリーズ第2弾登場。人材派遣会社エスコートで秘書を務める水島律はトップガードの延清と同居している。クールな男と純粋な少年のビタースイートラヴ。(ill:佐々木久美子)
内容(「MARC」データベースより)
人材派遣会社で秘書を務める19歳の律は、ボディガード部門のトップ・ガード延清と暮らしている。出会いは9ケ月前。見知らぬ男達に襲われていた律を、身体を取引材料として延清が気まぐれに助けた日から関係が始まった-。
投稿元:
レビューを見る
エスコート・シリーズ2巻。
パーティー会場から戦場まで、トップクラスのボディーガードを世界中に派遣してくれる会社「エスコート」のお話。
戦場が似合う男 延清と、不幸な生い立ちを背負ったりっちゃん編です。
はっきり言ってりっちゃんの過去話は、ベタな近親相姦です。(汗)
延清に助けられるんですけどね。いや、正確には契約成立(ディール)で飼われるんですけどね・・・。
りっちゃんは不幸な生い立ちの割りに、一人で強く生きてきた子なので、ものすごくへこたれません。腕力はないけれども精神的な強さでは、エスコートで最強なのではないかと思ってます。あのヒネクレ社長の榎本にも勝てると(笑)
戦場の似合う男 延清は、日本を歩かせたら危険すぎ。(苦笑)感情というか、日常というか、平和みたいなものものが欠落しちゃってるんですよ。
実はりっちゃんもそう言う面で幸福だったわけでないのに、延清が対人関係でダメダメな所をフォローしてあげられるんだよね。りっちゃんの心は海より深い。
最初は飼われているりっちゃんですが、次第に恋人同士と言うよりは、擬似家族というか・・・理由なく信頼しあう関係になっていきます。
当初、りっちゃんのキャラと、このCPは理解できなかったんだけれど、続きの巻を読んでいくうちに「律、最強だ!」と思うようになり、好きになりました。(笑)
投稿元:
レビューを見る
エスコートシリーズ2巻目です。といっても、毎回主人公が違うのですが。
今回はエスコートでも出てきた秘書の律の話です。これもちょっと年の差かしら。
この話も結構ヒットでした。良かった。
投稿元:
レビューを見る
エスコートシリーズの中で一番好きな作品です。切なくて胸がズキズキします。延清も律も幸せになって本当によかった。律が延清の中で大事な存在になる過程がすごく切ないです。
投稿元:
レビューを見る
【原作】水壬楓子 【イラスト】佐々木久美子【キャスト】水嶋律:福山潤/延清美弦: 鳥海浩輔/浅生ユカリ:野島健児/真城秀顕:遠近孝一/榎本和佐:小西克幸/志岐由柾:堀内賢雄 ほか ===== 20051220発売。延清@鳥海×律@じゅんじゅん『エスコート』(志岐@賢雄さん×ユカリ@ノジ)の別カプ続編。
投稿元:
レビューを見る
エスコートシリーズで一番のお気に入りカップル。
美形で最強で人格破綻者な延清と健気で可愛い律がたまらなく好き。
投稿元:
レビューを見る
【あらすじ】人材派遣会社『エスコート』で秘書を務める19歳の律は、ボディガード部門のトップ・ガードである延清と暮らしている。しかし、数えきれないほど抱かれていても、延清は「恋人」ではなく、「飼い主」だった。出会いは九ヵ月前。公園の片隅、見知らぬ男たちに襲われていた律を、身体を取引材料として延清が気まぐれに助けた日から、二人の関係は始まり―。
投稿元:
レビューを見る
ゆうきゃんは主人公律の兄の智則役
かなり卑怯で悪い役だが、その悪人演技が良い!!
悪い奴は調子が良いときはとことん卑劣だけど
自分よりも強い奴が出て来るととことん情けない。
延清の怒りに触れボコられるが、悪い奴ならではのボコられかたが
美味しいと思った。
端役でも、演じる側としては楽しいのでは?
投稿元:
レビューを見る
『エスコート』という会社のボディーガードシリーズの1冊です。
既刊に『エスコート』、『ミステイク』、『フィフス』、『クラッシュ』、『リミット』があります。
あ。本の宣伝してしまった…。ちなみに『王道系』、『年下攻め』、『年の差』、『年下攻め』、『同い年』って感じです。
まあ、これだけあるのでどれか一つはいいものが見つかると思います。
律は、母親の再婚後、義兄と義父に体をもてあそばれてきた。大学進学後も義兄と同居というのが条件で、律に逃げ場はなかった。母親はそんな二人の行動に気づいていたが、知らぬふりをしていた。そんな環境にいたらなすがまま、諦めている。そして自由になることを焦がれている。
そんな律に、抵抗するということをさせることができたのが延清で。
でも延清も大きく欠陥していて。表面は軽いけど内側に入ろうとしたら、すっとその人を切る。そして振り向かない。
そんな二人のお話ですが。よく、くっついたよね~。
いまさらながら、危うい駆け引きなカップルです。
律がしっかり手綱を握っているのでそこは大丈夫なのですが。
一つ目は、律が自立していくのを書いたものなのですが、2つ目は、延清が律の存在をまざまざと感じるお話です。
延清は、家庭の問題で、どうしても人を信用できない。それが律に会うことで一歩ずつ前に踏み出していく。
律がいないとどういう事になるのかもわかってない、っていうのはすごいと思います。こう、赤ん坊がはいはいから何とか一人で立てるようになった感じですよね。手を出したいけど、危ないから出せない。でも頑張れ~、みたいな。延清は、そんな年じゃないんですけど(笑)甘々なカップルですね。
うーん。二人とも、お近づきになりたくはないな~。遠くから眺めていたい。それで、妄想をかきたてたいです。
ボディガードしてますよ!書き忘れてた!延清がボディガードで律は、社長秘書です。
フィーリングがあえば読んでみてください。
たまにあわないとかありますので。
投稿元:
レビューを見る
「エスコート」のトップ・ガードの延清と×榎本の秘書をしている19歳の律。
義兄の策略で男たちに犯されかけそうになった律は、絶対的に強くて凶暴な男、延清に助けられますが、なんと彼は見返りに律の体を要求してくるのです。でも、取引と称して襲った男たちと変わらない行為に及んだ延清に、なぜか相通じるものを感じる律です。
律が理不尽な目に遭って、悲惨でかわいそうな健気受の話のようで、そうでないところがさすがストーリーテラーな作家さん。
律は、健気ではあるけど、胸の奥には相当な強さを秘めていて、しなやかだなと思わせます。
延清からは飼い主とペットの関係だと容赦なく位置付けられてしまいますが、本人はそんな関係すらも受け入れ、延清の本心を見極めたいと思うようになっていきます。
誰も寄せ付けなかった延清が、唯一自分のテリトリーに入れたのが律なんですよね。その感情の正体も分らないまんま!
つかみどころの無い延清の心を、いつの間にか捕らえてしまった律なのです。
互いに深い傷を背負っているところに、理解しあえるものがあったのがわかります。こういう過去のトラウマ系はありがちですが、延清はそのすべてを律にぶつけているところが生々しかったです。強くコワいものなしで生きているような延清が、19歳の律にすべての感情をさらけだしているんです。
そして、それをすべて受け止める律の気持ちが、強くて優しくて、単なる健気なだけじゃないんです。
延清が「取引」とか本能的な好き嫌いでしか人間関係を判断できないところに、強さに隠れた孤独や寂しさが垣間見えて切なくさせられました。
この話は、むしろ延清の痛みの方が大きいですよね。「ステップ」では、彼の視点でも多く語られているので、とても心に迫るものがありました。
彼の心情がまるまる分かるだけに、律に対する想いに余りにも無自覚なことがかえって切なく、泣かされてしまいます…
大学まで延清が律を探しに行くところは、二人の互いを想う気持ちがあふれまくっていて、すごくいいシーン。
愛に目覚めているのがはっきり受け取れて、すごく胸が熱くなりました。
榎本は、さすが見極めがすごいです。封筒の一言、かっこいい。
不器用に愛を追い求めていた延清が、律とめぐり逢うことによって人間的に成長していて涙ぐんでしまいました。
「僕があなたの何なのか、ずっとそばに置いてくれたら教えてあげる」と律に言われた答を聞かなければ、手放さなくていいのだ、と考えて安心する延清。たまらん…
聞かなくても、もうわかってるよね。
投稿元:
レビューを見る
このお話好きだー!辛い家庭環境から逃げ出すすべのない律は延清に拾われるが、延清もまた過去の深い傷により心が大きく欠けている。律が華奢で可愛いキャラなので甘い系の話かと思って読み始めたら意外に重くて物語に引き込まれた。延清の傍を自分の居場所と決める律に芯の強さを感じる「ディール」の着地点は恋愛と呼ぶには足りないけど、続く書き下ろしの「ステップ」での展開に感動!愛し方も愛され方も知らない延清が自分の感情を自覚しないまま、いなくなった律を探すシーンが胸を打つ。律――律――と心の中で呼ぶ延清に涙腺崩壊。。。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ第2弾登場。人材派遣会社エスコートで秘書を務める水島律はトップガードの延清と同居している。クールな男と純粋な少年のビタースイートラヴ。