サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

百万の手 みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー53件

みんなの評価3.2

評価内訳

53 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ビジュアルに展開

2004/06/20 22:34

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

畠中恵「百万の手」です。この手の話、大好きです。異常に子離れの出来ない母親を持つ主人公は中学生で母子家庭だ。親友の家が火事になった。火事の現場に駆けつけ親友と出会うも、制止を振り切って親友は燃えさかる家へ両親を助けようと飛び込んだ。火の勢いは増し家は崩れ落ちた。一家3人は亡くなった。主人公の手元に残された親友の携帯電話。その携帯電話が鳴り亡くなった親友が放火犯を捕まえようと呼びかけてきた。そして、犯人探しは始まったのだ。

 人工授精、受精卵、DNA、クーロン…と底に流れるテーマは重い。主人公を取り巻く人々、母親を筆頭に、その母親の再婚相手はホストクラブのオーナーだったり、とこれまた楽しい。所謂、青春推理小説とも言うべき洒落た会話にユーモア溢れる展開ながら連続殺人を匂わせる犯罪が重量感を感じさせる。スリルにサスペンス、息もつかせない展開、謎が謎を呼び一向に見えてこない真相、引き込まれますよ。「だけども、ぼくらは生きて行く」散りばめられた作者のメッセージが嬉しい。そして、何よりラストで全てが救われ、心安らかに本を閉じる事が出来ます。こうじゃなくちゃねっ!!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ミステリーってこと忘れてたよ!

2004/05/09 22:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:violin - この投稿者のレビュー一覧を見る


 主人公は14歳の男の子。
   放火で焼死した親友。その彼の携帯電話に 宿ったかのように画面に現れ
   話しかけてくる彼。主人公 夏貴は、その彼と(携帯と)一緒に真相を
   探りはじめるという内容だ。

   「しゃばけ」の作者の現代物である。
    やっぱり ファンタジーだったんだ と、思ってしまった。
    夏貴と彼と事件の中心かと思われた女の子まじえ、3人で真相を…?
    主人公と 母親との関係…う〜ん…YA物語だったのか?
    (これも 伏線だったとはあとで また う〜ん…だったが…) 
    
   と、思いながら読んでいるうちに いつのまにか話しに引き込まれ、
   「これってミステリーだったんだ!忘れてた!!」
   という展開になる。
   内容が ありそうで なさそうな話。重く書くと とてつもなく重く
   なりそうな内容であるが、なんとなくそれなりにホッとする結末。

   主人公いい子すぎ とか 前半と後半とで随分違うようなとか
   「百万の手」というタイトルが とてもわかるような でもちょっと
   わからないような とか いろいろ考えてしまうところもあるけれど。

   けれども作者コメントの 『心地良き時間』を過ごせた。
   読んだぁ…なんとなくいいよね。他の人にも読んでもらいたい。
   と、素直に思えるこの感覚を大切にしたい。
   そしてそんな本でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

どきどきはらはら。

2004/06/04 15:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みとさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

火事で亡くなった友達の声が携帯から流れてきて、火事の真相を探ることに…どんなお話なのかなぁ、と読み始めたのですが、驚きの展開にびっくりでした。
ええっ! まさかあの火事がこんな事件に繫がっていたなんて…! という感じです。

主人公の男の子と、それを取り巻く周りのちょっと複雑な人間達のやり取りも面白かったです。

ちょっと突拍子もない展開などもあって、ミステリーとしては「?」という感じもしましたが、どきどきはらはらしながら楽しく読みました。

でも、中学生目線なだけあって、中・高校生時代に初めて読んだらすごく感動できたかも。それがちょっと残念です。
学生さんはぜひ読んでみてください♪

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

著者コメント

2004/04/21 09:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:畠中恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 子供の頃初めて読んだ推理ものは、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズでした。明智探偵や小林少年が怪人二十面相と対決し、鮮やかに事件を解決していくお話が好きで、わくわくしながら読み進みました。

 本を読んでいる間って、干した布団の上で、冷たいジンジャーエールを飲みながら寝そべっているような感じがしませんか。(好みによっては、よく冷えたビールかも)気持ちよくって、それでいて時々ひやっとした気分もあって。勿論本によっては怖い瞬間かもしれないし、涙と共に過ごす一時間かもしれません。でも心地良き時間です。

 自分の書いた初めての現代物『百万の手』が、誰かにとって、そんな時間を提供するものだったらなと願っています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/10/07 23:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/11/28 11:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/02/06 10:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/04/13 01:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/05/16 21:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/01/15 21:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/22 17:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/01/22 00:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/09/19 06:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/01/07 23:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/01/21 12:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

53 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。