なぜだか料理が好きになる
2004/06/22 02:00
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投稿者:あかりんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、いわゆるお料理本ではない。料理研究科の著者が日々を書きつづった日記だ。私も始めはそのつもりで読んでいた。
しかし、読んでいる途中で無性に料理がしたくなり台所に駆け込んだ。そして、おまけでついているレシピのシチューのようなものを(冷蔵庫にレシピどおりの材料がなかったので)煮込みながら読みふけってしまった。
高山さんは本当に料理が好きなんだなと思う。それが文章の端々からにじみ出てきている。そして、それは読んだ者に伝染してしまうのだ。
読んだ後になぜだかちょっぴり日常が好きになる。そんな本だと思う。
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投稿者:コロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
高山さんの何気ない日常が良かったです。 おまけレシピも良いですよ。
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
旬の魚や野菜を生かした、美味しそうなレシピがいっぱいです。健康的でシンプルな毎日の食事こそが、著者の原動力になっているんですね。
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風が吹いて 雲が流れて 台所からは夕ごはんのいい匂い 吉祥寺にあったレストラン「Kuu~~ Kuu」のシェフを務めながら、テレビの取材カメラに追われ、雑誌のレシピ作りに夜なべする。スタッフのよき「お姉さん」として人生相談にのったり、本に涙して目をはらしたりしながらも、淡々と過ぎていく日々・・・。ささやかな出来事をていねいに拾い集めた、人気料理家・高山なおみさんの日常。もちろん「おまけレシピ」もついてます。~
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なんていったって大好きな高山なおみさんの日記。読まない手はない。彼女のサイト「ふくう食堂」に連載されていた日記がそのまま本になったものだ。なんとも高山さんらしい文体がよいのだなあ。
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高山なおみの日記、現在5巻まで(持ってるのは3巻まで・・・かな)。吉祥寺のクウクウでシェフとして働きながら雑誌やテレビで仕事をし、やがて独立。飲んだくれ、泣いたり笑ったりしながら体当たりで生活を切り拓いていく高山さんであった。
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高山なおみさん(料理研究家)の公式サイトの日記が、日記エッセイとして、アノニマスタジオさんから出版されました。
ここでは、まだくうくうのシェフだった高山さん。すいせいさん(ご主人)との日々の暮らしも楽しげで。シリーズ物として、とても楽しみな本です。
アノニマスタジオさん。ありがとう!
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4年前の日記なんだけれども新鮮さを失わず、ぐいぐい読めました。ちょうどW杯の事など季節柄読んでいる時とかぶっていて、より共感してしまいました。さらっと書いてる毎日のご飯メニュウ、私の理想です。
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続刊中のweb日記なので、代表として1だけを。料理家の高山なおみさんの日常。
花が咲いた、鳥が鳴いていた、空がきれいだった。なにげなく、でも確実にうつろっていく毎日のことが、丁寧につづられている。そしてもちろん、タイトルにもなっている日々のごはんは、おいしそうでいとしい。
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料理研究家の日記エッセイ第1弾。「なんでもない毎日が、たんたんと積みかさなってゆくしあわせ」。何気ないのに深く染みる文章だ。毎日の生活をきちんと見つめて生きている人の言葉だ。この料理を作りたい。今日は晴れた。体調が悪い。そんな当たり前のことに当たり前に気付いて泣いたり笑ったりできる、その豊かさ。仕事に対して、頭も身体もフルに使うけど感情はいらない、そう言えてしまう潔さには仕事を持つ者として納得させられるものがあった。ごはんの描写のひとつひとつにもほっこりさせられる。ちゃんと食べるってとても大事なこと。毎日少しずつ読んでいきたい本だ。ちょっとまわりを見回してみようか、そんな気持ちになれる。
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*図書館*
(8)まであるみたい。
ワタシにとってはこのヒト毎日は濃く感じられて
速球を投げられ続けてるみたいで時々酔う。
が、少し料理が楽しくなってきたのは嬉しい。
今度は料理本を借りてみたい。
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高山なおみサンのまいにちを綴った日記。正直に真摯に生きている高山サンの日記は、何度も何度も読み返し 本棚に並んでいるとホッとする。たいせつな本。
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なおみさんのあったかくて正直な文体が大好きです。もちろん紹介される旬の素材を使ったごはんはおいしそうで。想像しながら読んでます。
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料理家、高山なおみさんの日記をまとめた本。
人の日記を読むのがすき。
料理家の毎日はこういうものなのかーと思ったり、
一人のおバカな人としても面白かったり
旦那さんの一言にハッとしたり。
途中途中にかかれているレシピもおいしそうなんだよなー。
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日記を書籍化したもので、現在9巻まで既刊。
なんだか日なたのような本。
毎日良いことばかりではなくて、悩んだり、体調が悪かったりもするのだけれど。
その日食べた夕食が書き記してあって、それが本当に季節に合った献立で、気持ちがゆっくりする。
だんなさんであるスイセイさんとの日々。
スイセイさんの娘さんが同居したり自立したり。
何か特別なことが起きるわけでもなく、主張の強い文章では全くないのだけれど、たまに立ち止まるように家族のことや、食べること、働くこと、生きることを考えるきっかけをくれる。