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みんなのレビュー135件

みんなの評価4.2

評価内訳

135 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

何度も読み返してしまった…

2004/07/07 15:51

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の前作『四日間の奇蹟』のレビューで『次回作を期待したい』と書いた私ですが、二作目の本書は期待通りというか、もう、期待以上の感動でした。
前作も綺麗な話でしたが、本書は『珠玉の』という形容詞がふさわしい時代ファンタジー。
かなりの長編なのですが、前作同様に素晴らしい著者の文章力とストーリー展開の妙に惹き込まれて、読むのは苦になりません。それどころか、読み終えたくなくて何度も読み返してしまいました。

ストーリーは現代の若者が突然平安時代に飛ばされ、そこで生きることになってしまうというもの。
木曾義仲、巴御前、平清盛、源頼朝、源義経、武蔵坊弁慶などなど、この時代、有名な逸話は数え切れないほどありますが、史実を知りながらその時代の人物として生きなければならなかった若者たちの苦悩と決意が生き生きと描かれています。

時代の流れ、時とはいったい何なのか?
そこに意志は存在するのか?
時の流れとは人の思いの奔流なのか?
否応なく時の流れに呑み込まれていく登場人物たちは自問します。

時、あるいは運命に対峙したとき、逃げるでもなくただ嘆くでもなく、懸命に生きようとした若者たちの姿が爽やかに、かつ感動的でした。
本当に、もう一度でも、いや、何度でも読み返したい…久々に手にした感動の書です。

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紙の本

歴史の大きな流れの中で、必死に生きていく男女の姿に心を打たれました

2004/07/01 23:51

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

時は、平安時代末期。平氏と源氏の戦いが繰り広げられようとしていた前夜。平清盛がいて、木曾義仲がいて、源義経、武蔵坊弁慶、源頼朝といった人物がいる。本書は、歴史が大きく動いたその時代に、ある日突然、現代から放り込まれた男女の生きる姿を描いていった物語です。

「わたしは(俺は)、どうしてこの時代にタイムスリップさせられたのか?」「歴史は、もはや変えられないものなのか。なんとか出来ないものなのか」との思いを抱えながら、やがてこの時代に生きる人間として、決死の覚悟で行動していく友恵と武蔵。
時の大河がうねり、逆巻く激動の平安時代の末にあって、滅びることが定められた人のために、それぞれが必死になって生きていく姿に、強く心を揺さぶられました。

本書の通奏低音として響いているように感じた一節、友恵の台詞が、とても胸に染みました。その箇所を引いておきます。
>(58pより)

作者のデビュー作『四日間の奇蹟』もいい味わいの小説でしたが、それとはまた趣の異なる本書には、前作以上に物語の中に引っ張り込まれる力がありました。平安末期の時代が立ち上がってきて、登場人物たちと行動をともにしているような気持ちにさせられました。

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紙の本

単なるタイルスリップした話でなく・・・

2017/11/05 23:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る

学生の3人が平安時代にタイムスリップしてという設定であるが、ほぼ史実に即した展開で、歴史小説としても充分楽しめ、又過去の歴史に連なってしまった主人公達の気持ちにもなれ、贅沢な作品。時の流れの中では、我々は無力。だからこそ、今の時を精一杯生きて行く!作品の展開力は見事!ずしりと心に残る作品でした。

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2004/09/29 00:31

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2004/11/27 22:27

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2005/03/24 15:48

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2005/06/27 11:55

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2005/11/03 09:18

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2005/11/30 18:42

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2005/12/18 22:44

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2006/04/22 20:32

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2006/01/24 20:25

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2006/01/28 15:02

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2006/02/16 23:22

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2006/02/28 14:22

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