紙の本
漫画だと読みやすい
2017/01/03 22:44
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投稿者:めいてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
原作を読んだことはありませんが、漫画だと絵をながめているだけで物語をイメージすることができるので、分かりやすかった。原作も読んでみたい。
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浅田次郎の名作。映画も良いが、やっぱり小説のほうが良い。
映画を先に見たから小説のよさも映画のよさも感じた。こういう順番でみないといけないね。
短編小説だが、作品ごとに別の作風で、同じ人が書いたとは思えない。
同じく映画化された「オリヲン座からの招待状」も素敵だ。
浅田次郎ワールド全開。
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秀逸な短編集。
泣けても臭くない、おどろおどろしい話、心温まる話。
しっかし鉄道員が映画になったのに、短編のお話だったとは知らなかった。
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鉄道員は良かった。キハってどんな車両?とか考えたり。幽霊系の短編集なので途中でストーリーが読めてくる部分もあり。読んでいる内に、幽霊となって出てくる場合は今生きている人の気持ちの整理のためなんだなって思えた。生き霊は怖いけど。
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短編集。
全体的に無理に感動的な話を展開してるような感じが気になって楽しめなかった。以下各話の感想。
「鉄道員」「角筈にて」「うらぼんえ」
幻覚だか霊的なものだかが登場し、普通に会話をしだすあたりが自分には合わない。
「ラブ・レター」「オリオン座からの招待状」
無理矢理のお涙頂戴という感じが鼻につく。
「悪魔」
この話はストレートだし感動を狙ってないからか楽しめた。
「伽羅」
よくわからん。
「ろくでなしのサンタ」
なにもかも突拍子がないように感じた。
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ぽっぽやは映画の高倉健&広末涼子で知ってましたが、同じく収録のラブレター…。バカみたいに泣きました。
原作もですがながやすさんの画力がすごいです。内容が内容なのでどうしてもソッチの場面を描かざるをえないのですが、だからこそ伝わる切なさと痛みです。
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2008年7月15日読了。
浅田次郎さんとながやす巧さん。
小説のコミック化。しかもこのタッグ。思わず飛びついてしまいました。
原作を崩さず、見事な再現です(T_T)
絵だけで、キャラクターだけでこれほど感情移入できてしまうって。原作・構成がいいのか絵がいいのか、どっちもなんだろうけど、とにかく、参った。やられた。
やっぱり「壬生義士伝」も読まなきゃ!
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傑作揃い。同じ作家が書いたと思えないほど、毛色が違う。①、②、④、⑥が好み。
①鉄道員(ぽっぽや)
純正の北海道鉄道短編。幌舞駅長で一生を愚直に全うした乙松の生き様が胸を突く。
②ラブ・レター
拘留後、籍を貸しただけの見知らぬ妻が死んだと知らされ、事後対応するうちに。
③悪魔
家庭教師の蔭山が悪魔でなければ、最後の巨大鼠か。気紛れに没落させたのかな?
④角筈(つのはず)にて
8歳の恭一を親戚に託し蒸発した父の願いは、恭一の苗字を変えない事ともう一つ。
⑤伽藍(きゃら)
立花静は潰されたブティックの生霊か。アパレル営業マンの生業を初めて知った。
⑥うらぼんえ
静岡。供養されるおじいちゃんの代わりに出てきて「落とし前」をつけた。いい話。
⑦ろくでなしのサンタ
イブに釈放された三太は、些少な横領で長くなりそうな北川に同情し、彼の家へ。
⑧オリヲン座からの招待状
住む場所も心も離れた夫妻が、幼い頃通った映画館の最終興行に向かう。
38年ぶりに再会した友人にこのブクログと②を勧められ、数年ぶりに今回は田中圭の朗読で聴いた。途中から号泣してしまった。多分、数年前、図書館で借りて読んだときも号泣していると思うが、そんな感動する作品を完璧に忘れているような自分の記憶力の錆びつきが恨めしいです。
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原作も映画も知らないのでこれが初『ぽっぽや』。
元の話が素晴らしいのは勿論そうなのだろうが、ながやす先生の圧倒的な画力による雪と人物の表現力の凄さよ!
あとがきで浅田先生も最大級の賛辞を述べられていた。
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今年の最大の図書館予約ミスであったかもしれない。浅田次郎さんの直木賞受賞作。
映画は、観ましたが、確か小説は読んでいないようなと図書館予約。手元に来たら完全漫画化作品でした。
せっかくなので、もちろん読ませていただく。
雪国の描写や、駅舎の詳細な書き込み等、素晴らしい。そして、昭和な懐かしい画風。どこかで見たような、思い出せず、ながやすさんで検索。
「愛と誠」だ!
鉄道員の厳しい雪国での、堅実な仕事ぶり。
堅実すぎた故の、幼い娘の悲しい死。妻との死別。
彼の前に現れる不思議な少女。
ながやすさんから漫画化を希望したとのこと。
浅田次郎さんもあとがきで、冒頭の幌舞駅の夜の情景を称賛されていましたけど、最初の10ページのカラーページがすごく素敵でした。