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太宰の作品はそんなにたくさん読んだわけでは全然ないけれど、
この作品はかなり好きである。
最後の一文が、何というか、個人的には救われる。
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ゆみの卒論予定作品てことで、現在読んでおります!
読了し次第また更新しようと思うのですが、
とりあえずの雑感として、
すんげーーー読みやすい!太宰なのに!
という印象です。笑
いや、太宰に読みにくい印象もあんまり無いんだけど、
それでもやっぱり、文豪の作品ということでちょっと構えてしまう所があったのですよ。
でもこれ、普通に平成の作家が書いたって言われてもぜんぜん違和感無い!
それくらいさくさくするする読めてしまいます。
青森いきたいなーーー。
はやく読み終わろう!
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うふふ。昨日再読したので、簡単にレビューかいてしまいます。
この作品は特別なのでまた書き直すかもしれん。
太宰が故郷津軽を旅したことを題材として書かれた小説。
最後の育ての親、たけとの再開のシーンはとても有名。
太宰作品を読んでいると、津軽の裕福な家に生まれたという宿命が彼にとって大きな問題であったと感じます。
そんな故郷を見つめるこの作品は、私にとってすごく「気になる」小説。
ミーハーなので、この作品にちょこちょこ出てくる可愛らしい言葉に身悶えしちゃう。
「〜しちゃった」ってかーわーいー…///
そしてこのラスト。この締め方!!
この明るさってなんなんだろう?って思う。
これからもっともっと読み込んでいこうと思う。
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最後は、泣いちゃった。
太宰の本質をすべて言い尽くしているのだろう。
結局、太宰治こと津島修治氏って
サービス精神旺盛な、東北地方出身の道化者っことですかね。
男がいて女がいて
そして、このどうしようもない不条理な世界を僕らは
ときどき休みながらも生きていくしかなすのだろう。
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さわやかな太宰(笑)
上手く言葉にできないんだけど、読んだあとの爽快感はとてもあります。
現文の先生もオススメの太宰入門書です。
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読んだら津軽に旅に出てください。
津軽を旅したら、読んでください。
ほろっときます。
太宰作品というコトバから受けるイメージとは、
ちょっと違います。軽さの中に、哀愁があります。
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3年の読書感想文をこれでかきました。結構かきにくかったな
最後のシーンがすき。
愛すべき津軽の人々の描写もいい
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太宰の故郷、「津軽」への紀行を綴った。戦中の物不足の時代ながら、各所で旧友の歓待を受けるものの、実家では小さくなっていた。圧巻は、育ての母であるタケとの再会シーンだ。
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本編4「津軽平野」を再読.故郷金木町が舞台.
「津軽」を通して読むとどうしてもラストの感動的なシーンが印象に残るが,こういう読み方をすると,また新しい発見がある.引用した岩木山の風景もだが,姪夫婦と歩く高流(大倉岳というのが現代の呼び名らしい)の風景の描写がのびのびしていてすばらしい.
私の持っている新潮文庫は30年前のもので値段は200円.引用もそのページ.最近の版は字も大きく解説も充実している.
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浦野所有。
太宰治が雑誌の企画でふるさと津軽を訪れたときの紀行文です。太宰といえば生涯のほとんどを「鬱」状態ですごしたような印象ですが、この『津軽』は珍しく「躁」状態に書かれたもの。本当に明るくて、すがすがしくて、読んでて気持ちいいです。そして内容に加え、太宰の文章のうまさに、ただ脱帽するばかりでした。
これほど上手な文章を、私はいままで読んだ記憶がありません。実は私、他人にほとんど読書のススメをしないのですが、この『津軽』は絶対オススメです。読まなきゃ損です。
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北東北を車で回った際、津軽半島を一周したが、人家はまばらで、産業が成り立つのかと心配になるほど。斜陽館の立派さは、どうしても目立ってしまってます。
太宰の、いわば、ルーツ探しの旅。故郷に戻ると、素が出てしまうもの。距離を埋めようとする太宰や、昔の知人の様子が面白い。
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http://after1800.wordpress.com/2010/07/03/太宰治『津軽』/
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きっと、たけとの話しを書くためだけにこの仕事をしたのだろうと思う。けど、その描写がほとんどかと言われるとそうでもなくどちらかと言えば淡白である。けども、言葉の数じゃなくその思いは読者にも伝わるものがある。そんなとこが名作と言わしめる理由なのかもしれない。旅に出たいなぁ
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太宰36歳のときの作品だそう。自分が今ちょうど36なのでそう考えると何かちょっと不思議な気がする。時代が違うのでなんとも言えないし、作者には失礼だがちょっと太宰の方がおじさんっぽいんじゃないかな(笑)。小説と違って著者がどういう人間なのかがストレートに出てる気がする。かなり周りに気を使い、家族の中ではあまりくつろげない等々。東北の津軽が舞台だが予想していたよりも全然暗い感じではなかった。「人間失格」とか「斜陽」の暗いイメージが自分の中で強かったからかもしれないが・・・
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津軽風土記の執筆のため、生まれ故郷である本州の最北端を旅した太宰治の記録と回想と再会。
図書館で借りて読了。友人に薦められて読んだ。
太宰治の小説はは教科書に載っていた「走れメロス」しか読んだことがなかったので、この「津軽」を読んで、他の作品ももっと読んでみたいと思った。
本編の二、蟹田のくだりは思わず声を上げて笑ってしまった。
卑屈、あるいは他の小説から「私はいつでも何かの態度をつくっていたのである。」と引用されているように、道化っぽさというか文章中でもあえて演じているような素振りがあるので、果たしてどれが本心なんだろう、と読みながら惑ったりもしたけれど、故郷の友人知人、そして最後のタケとの再会の心境で、これが太宰治という人の本質なんだと信じたいなぁ、と思った。つまり好きです。
東北を旅したい気持ちが再発しました。