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投稿者:死せる詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
二人のガスコンこと“三銃士”シャルル・ダルタニャンと“剣客詩人”シラノ・ドゥ・ベルジュラックが、マゼラン枢機卿摂生下のパリを縦横無尽に暴れ回る作品。
実際家で頭の切れるダルタニャンに、直観に鋭く情の厚いシラノ、無双の剣士たる二人がエスプリの赴くままに風を切って進む様は、これぞガスコンと言う所でしょうか。
そんな二人は、フランス王国を転覆させかねない謎を中心に、様々な勢力の思惑が交錯する中、己が信念を貫いて枢機卿や親王を向こうに戦うのです。
ガスコンらしいダルタニャンの大胆な作戦、多勢の刺客を煙に巻くシラノの口上等々、随所に痛快な佐藤節が見られます。分けても凄いのは、最後の戦い。人質に取らわれた女を助ける為、300人の衛兵が守る館に殴り込みをするシーンでしょう。パリの市街地で堂々と重火器の武装をし、マスケット銃にライフル、短銃、果ては白刃を手に衛兵達を撃って、切って、突いて、たった二人の熱血漢は死も恐れずに突入するのです。思わず心の中で喝采を上げずにはいられません。
まさに、快男子、まかり通る。
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これぞ活劇!
元銃士・ダルタニャンと鼻の詩人シラノを主人公に、かつての宿敵、現在の上司である宰相マザランの密命を受ける形で物語は始まる。
頑固とやせ我慢は男の証、24時間戦えますか?
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生まれ変わるなら男になって愛する人を剣でペンで守るのも悪くないと思った。まさに冒険活劇。そしてちょっぴり切ない。
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『三銃士』のダルタニャンと『シラノ・ドゥ・ベルジュラック』のシラノが主人公。(すいません原作は両方読んだことありません(涙))
でも佐藤賢一はやっぱ手堅いなあ。
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ガスコン(Gascon) とはフランス南西部のガスコーニュ(Gascony)地方の人という意味。「冒険好きでほら吹きで、空威張りの気味はあるが友情に厚い」というのがガスコン気質らしい。そんなガスコン気質の代表がアレクサンドル・デュマの「ダルタニャン物語」にでてくるダルタニャンと、ロスタンの「シラノ・ド・ベルジュラック」のシラノ。
このフランス文学の両英雄がマザラン枢機卿から受けた命とは……。
「ダルタニャン物語」「シラノ・ド・ベルジュラック」の両作品(あるいは片方でも)を知っている人なら、思わずにやりとしてしまうかも。
図書館で読んで以来、単行本三冊を買うか否か迷うこと数年。ようやく文庫になった。
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三銃士好きには是非おすすめしたい一作。互いに認め合いコンプレックスを抱きあうガスコン・コンビが、とてつもなくいとおしいです。
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上中下3巻
三銃士のダルタニャンとシラノ・ドゥ・ベルジュラック!
ありえなーいー!という興奮モノの1巻から、それぞれの男達の男くさい葛藤へと続き、なんか乾いた風っぽい雰囲気も漂いつつの、秀作。
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9月29日購入。10月11日読了。凄くいいところで終わってしまいました。他に京極堂も読まなきゃいけない今,中を読む頃には上の内容忘れてそうだ…。
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フランスのお話。文体が独特で最初はとまどったが慣れてくるとこのリズムが心地よい、一気に読み終えてしまった
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舞台:フランス
三銃士を率いたダルタニァンと、シラノ・ド・ベルジュラックが、怪事件の真相に迫る!
幼少時のルイ14世なども登場し、興味深い内容が盛り込まれています。
ただ、ダルタニァンの恋模様が、かゆい。
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是非!!!!
宰相マザランの密命。
三銃士のダルタニャン。
シラノ・ドゥ・ベルジュラック。
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かのダルタニアンとシラノ・ド・ベルジュラックが共演、というわけですよ。
ガスコーニュって、なんだか、フランスの中の九州男児みたいな感じ?(笑)
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熱い血潮を感じます。
アニメ三銃士のイメージからするとダルタニャンが大人になっていて吃驚です。
シラノは聞かん気のない弟分、ル・ブレ君はお人よし全開。
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「三銃士」と「鼻」の主人公による冒険活劇。佐藤作品らしく屈折した男たちとして描かれ、だから身近に感じられる。佐藤節がOKなら大丈夫。
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三銃士とシラノ!!おいしいとこどり!!
面白くないわけないよね~ていう感じ。
出来レースぽくてちょっとアレだけど。アレって何
でも私、「三銃士」ってちゃんと読んだことないから、知識は三谷幸喜の人形劇からのみっていうね。
浅!!