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弟の書く平仮名ばかりの物語に少しほっこり。
どうして弟はいなくなったんだろう?って思っていたら
最後になるほどそういうことか!って納得。
特に手をにぎろう!っていう話が好きです。
「おたがいにいのちがけで手をつなげるのは、ほかでもない、
すてきなこととおもうんだよ」
ぶらんこ乗りの心情をこんなふうに考えたことってなかったな。
私自身もこの世に一人じゃないか?って思うときがあって
そのときにこの本をもう一度読み返したいです。
ぱちん
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だらだら、読むのに時間がかかってしまいましたが
おとーさんとおかーさんが飛行機墜落して死んだあと
おとーさんとおかーさんから、絵はがきが届くところが
じーんと。がしかしそれは。。。
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主人公の「わたし」である姉と弟の繋がり方が好き。ちょっと風変わりな両親と厳格なおばあちゃんのキャラクターもいい。ラストは泣ける。行ってしまったけれど、ぶらんこは必ずまた帰ってくると信じたい。
残る。とにかく心に残る作品。
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普通の小説とは違って、話しかけてくるような文体で書かれていたので 小説というよりも、絵本を読んでいるみたいな気分になりました。
登場人物は犬にしか名前が書かれてないけれど、かえってそこがとても重要なポイントだと思います。
悲しいけれど、優しい物語です。
読み終えて、誰かにすすめたくなりました。
難しい言葉や表現技法も多く使われていないので、本が苦手という方でも大丈夫だと思います。
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綺麗な文章をなぞるように読んだ。何度も読んだら、その分だけ様々な発見がある本だと思う。二回目読もうっと。
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いなくなってしまった少年の物語。喉に雹がぶつかって、声が出なくなってしまった少年と、その少年のノートと、姉と犬のせつない物語。最後は泣きました。
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この本でいしいさんの作品に初めて出会いました。こんなにユーモアがあって人間味があって切ないけど暖かくもある本が存在するとは!!っと衝撃を受けました。ぜひとも読んでいただきたいです。
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いしいしんじ初文庫。ぶらんこに乗り続ける男の子とその家族のお話。(はしょり過ぎ)
おとぎばなしのようでいて、結構シビアなものが根底にはあるんだけど、それに引きずられない軽やかさもあり。
いろんなところで評判が良くて、かなり期待して読んだけど、期待以上に良かったのでよかった。
でも、他の作品をすごーく読みたいかというと、そうでもなかったりして・・・
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挿話でもって描写された作品ということで興味深く読めた。それが物語展開との間に距離を作ってしまいのめり込めないと感じたこともあったけど、1つ1つの挿話は暖かい雰囲気があってよかった。
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最近ビレッジ・バンガード(遊べる本屋さん)でプッシュしている人。買ったけどまだ読んでない。そう、ビレッジ・バンガードの社長はきっと村上春樹が好きだ、何故ならうちの本棚と品揃えが似ている。
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なかなか。しんみりしてしまう。書き方が、心あったまる感じなのかもしれない。(でも、残念ながら私には読みにくかった。)
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空想の世界ではなく、鋭い感性を持った子供の目線から日常の中の神秘性がすてきです。雪であったり、動物の行動であったり、普段なにも感じない現象がひとつひとつ意味のあるものになっています。そして、そのなんでもないものに注目して、空想の物語を載せてみたり、起源を想像したりしてみることは、子供のほうが長けてるんじゃないかなあ。感性というものは、そこから伸びていくんじゃないでしょうか。今の子供も、テレビゲームなんかに熱中するよりも、そいいった空想や思考を喚起するような本を読んでほしいものです
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部屋が寒かったけど夢中だった。一気に最初から最後まで読んだ。それくらい、すいこまれた!
何だこの本は!?ものすごく深いところにある。自分の心の深いところに手を入れられてがさがさされたみたいな気分で、ものすごく気持ち悪くもなった。何度も読むのをやめようとした、でもやめられなかった。
あっちの世界とこっちの世界を行き来しているぶらんこ。わかる。同じ「こっちの世界」につながりを求めている人間やから。読み終わると、あたまがぐらぐらした。読み味は軽いのに、胸にずんと重く残った。
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コアラが麻薬中毒者とか
最高におかしくて
これは本当なの?嘘なの?
あとでこっそり聞いてみよう。
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弟の語るものがたりが良い。特に表題のぶらんこ乗りのお話は幻想的でよかった。しかし全編を通して感じるのは弟の孤独。そしてその孤独を見せまいと必死な姿が健気で切なくて、じーんときた。