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優れものの人情話。京から江戸に下った腕利きの豆腐職人が深川の人々の人情と女房に助けられながら一家をなしていくのが前半、三人と子供達と両親との絆を中心に話が展開されるのが後半。人情の機微を含め描写がきめ細やかでうまいなあと思う。ただ後半の母親と長男との関係を巡る周辺との軋轢について、母親があまりにも語らないことがやや不自然に感じる。また、最後の危機とその救済のエピソードなどは少しバタバタまとめたような感じになっているのがちょっと残念。
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面白がっだ!泣いた泣いた!親子間、兄弟間の誤解する加減が絶妙でございます。
時代もの、市井ものではございますが、苦手な方はぜひどうぞ。読みやすいです。
素直にいいお話しだわー。とな、思えるはずです。きつと。
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2004/9/10〜読み始めます。
直木賞とった作品です。
文庫になってたので買ってみました♪
お江戸ものらしいし、楽しみです。(^ー^* )フフ♪
〜2004/9/29読み終わりました。
あ〜〜良かった。
本当に良かった。
やっぱ直木賞とるだけのことはあります。
書き方がウマイ。
かつ人物像の描き方も良い。
(って、偉そうに(^_^;))
宮部みゆきで江戸モノにはまっていたので、抵抗無くすんなりと江戸のお話を読めましたが
現代物しか読んだ事がない人がいきなり・・・はキビシイかもしれません。
江戸の街を少し理解?してないと(ってほどワタシもしてないが)木戸番の仕組みとか裏長屋の仕組みとかね・・・そういうのが抵抗あるかもしれませ〜ん。
ああ、良いお話でした。
コノヒトの別な本を買ってみようかな・・・って気になりました。
それにしても、これで借金返せて羨ましいわぁぁ〜。
文才があって良かったですね、山本さんってかんじ〜
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一件の豆腐屋を切り盛りする一家の物語。
家族内の対立。豆腐屋同士の争い。人々の交流。
人と人とは、ちょっとした触れ合いや縁、タイミングによって
良い方向にも悪い方向へも動いてしまう。
そしてそれが人の一生を左右する。
心温まる物語ですが、一家とその周囲の人々の生き様に考えさせられます。
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バカ母、バカ息子!と思いながら読んでいたけど、最後にはそれぞれの気持ちがあったかい★ほっとする人情小説。直木賞126回。
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裏店に暮らす桶屋の娘おふみの一生を淡々とほのぼのと力強く描き、全体を優しさで包み込むような作品。第126回直木賞受賞作
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直木賞受賞作。江戸時代の深川を舞台に、京都から単身やってきた豆腐屋の成功、家族のトラブルを書いている。話題も豊富で、それぞれ深く描かれている感じ。時代が古いことへの違和感もない。深川には馴染みもあるのでかなり楽しめた。
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上方から江戸へと越してきた豆腐屋を中心にしたお話。
此れまで読んだどの作家さんともまったく違う感じがした。
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感動した。
人それぞれの思いがあって、
みんな愛に溢れてるけど、
思い違いとかすれ違いがあって・・
直木賞をとったのも納得。
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山本一力の第126回直木賞受賞作品。
深川、門前仲町、永代・・・と江東区の心の故郷を中心にした江戸時代人情話。
とても良いです。心にきます。読みやすいです。最高です。
そして京風の豆腐が食べたいです。
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時代物の長編小説は、宮部みゆき以外では初めてだったが、どんどんと読み進めたくなる小説。電車の中で、寝たい、でも読みたいと何度も贅沢な悩みを何度も味わえた。江戸時代の深川のごく狭い世界で親子二代にわたっての生活。家業があってそれを大切にすることが当たり前の、職人の人生だ。
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旦那からの紹介。直木賞受賞作品だったんだ。時代物ですが人物がキッチリと描かれていて、非常に素晴らしいです。商売人の根性も感じられるし。お勧め!!
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京都出身の豆腐職人永吉が江戸に出て、己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみとの、彼らの子供たちまでに渡る物語。第126回直木賞受賞作。
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読めば豆腐が食べたくなる。そして発作的に作ってしまう。大豆の匂いに幸せを感じつつ再読、そんな本です。
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時代物に嵌った原因。
京から上京してきた豆腐職人が、家族を持ち、子供の代に渡るまでの物語。直木賞受賞作