これからの時代は、「信頼」がもっとも重要です。
2004/12/19 07:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりぴょん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、木村剛さんがお気に入りの著者なので、内容も知らないで購入しました。当初、資産運用のの本かと思っていたのですが、それにとどまらない内容です。久しぶりに、鉛筆片手に線を引きながら読みました。
論旨としては、インフレに耐えられる「信頼」をどれだけ持っているかが、これからの時代、おカネよりも重要だということです。もちろん、資産運用(複利の効果、株式投資)の重要性、人に使われるのではなく、自分でオーナーになろう、実際に社長になるリスクが高ければ、株式を持つことによって、オーナーになろうとも主張しています。
おカネから、人生設計について考えさせられる本です。資産運用について基礎知識がある人のほうが、より内容を深く理解できると思います。
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お金の本質、資本主義の本質について書かれた本。
お金とは一体何なのかという疑問に答えてくれる本です。
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資産運用を考えていこうと思っていた矢先、図書館で軽く手に取った一冊。
パラダイムシフトが待ち受けていた。
「おカネとはナニモノなのか?」というそもそも論から始まり、おカネや資本主義の歴史、本質を語り尽くしている。そうして行き着くのが、資本主義というシステムの社会で暮らす以上、避けて通れないおカネとの付き合い方。
おカネとは、それによって人々が物・サービスを与えてくれるわけで、人々を動かすためのコミュニケーションツールにすぎず、「ことば」といってもよい。
おカネというツールに頼らないコミュニケーション能力を持っている人はおカネが要らない。
という論旨の見解は非常に興味深かった。
そして、資産運用の仕方は一攫千金なバクチではなく、実に堅実なやり方で好感が持てた。
ただ、平易な言葉でわかりやすかったものの、同じことの繰り返しが目立つのが気になった。
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おカネとはなにか
という問いに対して
おカネの本質に確実に迫っている本
特に第二章はおカネとはなにかについてヒントをくれる。
そもそもおカネとはなんなのか?
これを読んですぐ実践できる何かがあるわけではないが
おかねの役割・機能について等、おかねの本質理解することで
まさしく「おカネの発想法」をもつことができる。
自分が当たり前の様に使用しているおカネについて
意識が変わるし、日本や世界の経済政策への理解も深まった。
特に、デジタルマネーが当たり前になった時代において
おカネの本質を知ることで、自分は現在なにをするべきか
どう行動するべきかを教えてもらった。
第三章では
著者は経済やおカネについて咀嚼しきっているため
デフレやインフレなどについてもわかりやすく説明してくれている。
本当に大事なものはなにか
重要視しなければならないものはなにか
忘れた頃には繰り返し繰り返し読み返したい。
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”まずは、自分の得意な仕事を探す。なければ、好きな仕事に没頭する。どちらも無理なら、今の与えられた仕事が天職だと割り切ってとことんやってみるという心構えが大事です。”
変なタイトルですが、良い本です。
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何となく胡散臭く感じるけど、かなりまともな一冊でした。大部分が”お金”というものがどういうものかということ、その本質に関する分かりやすい解説になってます。同じ事が何度も繰り返し記述されているので少し疲れますが、その分読みながらだんだんと染み込んでくる。そして、お金の本質を踏まえた上での株式投資の話しとか自己投資だとか財産形成のお話しになりますが、一攫千金的なお話でなくて自己啓発みたいなお話になって、結論は非常にまとも。しっかり目の前の仕事で一流を目指し、人脈という財産を作り、余裕資産が出来たら長期の視点で分散投資する、ということかな。本書の最終章「おわりに」に簡潔にまとまっています。ある程度経済学の知識があれば、さいごを読むだけで良い気もします。
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お金の持つ基本的な性質(お金とは何ぞや?)を詳しく説明した後、実際にどのようにお金を増やすかが易しく書かれています。とても読み易くお勧めです。