サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

ゆっくりさよならをとなえる みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー81件

みんなの評価4.2

評価内訳

79 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

食べ物で例えれば、「おいしいもりそば」のようなエッセイ。するするっと頭に入ってくるのに、印象に残って味わい深い。

2004/12/07 23:56

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 作家川上弘美氏のエッセイ集。日常的な、些細なことを書いているようでいて、ものすごく面白い。

 例えば、「突然スパゲッティーナポリタンが食べたくなって、困った」(p.52)という一文から始まる「ナポリタンよいずこ」(pp.52-54)とか、生牡蠣を一度に十個も二十個も食べておなかをこわし、それでも七十個も食べてなんともなかった友人の話を聞いて悔しくて、また食べてしまう「生牡蠣とキノコ」(pp.61-63)とか。文章から感じられるユーモアが、なんとも楽しい。

 それから、作家として名を成すだけの人には、やっぱり特殊な感性と、それを文章にする才能があるんだなあと思った。
 例えば川上氏は、子どもの頃ハンカチでものを包むのが好きだった、という。

「一つのものを包み終えて、しばらくは、手の中でもてあそんだり撫でてみたりする。しかるのちに、息を潜めて、結び目を解く。
 その瞬間が、いちばん好きだった。結び目を解く、その瞬間」(p.188)

 この、ちょっと読むとなんでもないような文章が、どうして読む者の心に引っかかるように書けるのだろう、この人は。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/12/24 10:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/02/13 08:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/05/26 02:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/04/16 22:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/04/30 23:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/03/18 23:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/09/16 21:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/10/12 11:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/01/21 14:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/05/30 15:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/03/19 18:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/05/09 02:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/09 23:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/29 13:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

79 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。