サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

脳はなぜ「心」を作ったのか 「私」の謎を解く受動意識仮説 みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー29件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (12件)
  • 星 3 (8件)
  • 星 2 (2件)
  • 星 1 (0件)
28 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

脳の「コペルニクス的転回」

2004/11/22 00:05

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BM1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「我思う、ゆえに我あり」といったのは、有名な哲学者のデカルトですが、「我」はどこで考えているのでしょうか? 体全体で考えているわけではありませんよね。では脳? 脳のどこ? …考えると際限ない、哲学的な疑問です。
本書は、このような「心」についての疑問に答える本です。

・心とは何だろうか?
・心はどこにある?
・なぜ<私>だけが<私>なのか?
・「私」は主体的に考えているか?
・心を持つのは人間だけ?霊長類は心を持たない?
・心を持ったロボットは作れる
(以上、本書目次タイトルより)
 このような哲学上の大命題ともいえる疑問に、すべて答えてしまおうという、たいへん野心的な本です。

 本書中の言葉を借りていえば、「コペルニクス的転回」で、脳に対する考え方を変えることによって、すべてわかってしまいます。すべての疑問にうまく説明がつくようになります。あたかも天動説を地動説にすることにより天体の動きをすっきり説明できるように。

 たぶん、心の疑問が解き明かされる第3章までは一気に読めてしまうと思います。近年の科学書でこんなにナットク感のある書物は久しぶりです。「わかる」ことの爽快感があります。

 読むとわかりますが、この本に書かれている「説」は、(書かれた時点では)学会などでもまだ未発表の、従って世間一般では非常識な「説」です。また、「人の心のような難しいものがそんな簡単にわかるか?」と疑問に思う方もあるでしょう。
 しかし、決してトンデモではないですし、たぶん間違っていない「説」だと思います。なぜって分かってしまうんです。そういうことってありますよね? 一度聞いてしまうと当たり前だけれども、聞くまでは、なかなか思いつかないことって。それだけシンプルで分かりやすく説得力のある「説」だということです。また、最新の「説」なので周りの人に自慢できるでしょう。

 この本の著者の前野さんという方は、バリバリのエンジニアで、ロボットの研究をしているうちにこの本の考えに至ったようです。今後のご活躍に期待してやみません。いや、今後活躍されること、間違いなしです!!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

納得!

2004/12/07 17:19

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コネクショニスト - この投稿者のレビュー一覧を見る

一気に読みました。とても面白く刺激的でした。お勧めです。
ハードプロブレムにかすりもしない,という感想を書いている人がいますが,私自身は,この本を読んで,ハードプロブレムはコンピュータクオリアやニューラルネットワークによって解ける,という納得感を持ちました。(<私>の問題も,クオリアの問題も同様に納得できました。)
昔からの,哲学者対コネクショニスト,チャーチランド対チャルマーズという対立図式に茂木健一郎対前野隆司というのが加わった感じがします。そもそも両者はキリスト教対イスラム教(いい例ではないですが)のように相容れない所があるので,これからも両者の論争は平行状態を続けるのでしょうが,昔から後者の立場に立っていて哲学者の心脳問題論議に疑問を感じていた私には,よくやった,いけいけ,という感じでした。哲学者の議論を待たずしても素朴心脳一元論で人間の心は説明できる,という話なので(まちがっていたらすみません),前者の人から見ると(キリスト教徒が,イスラム教徒はよくわからん,と攻撃するのと似て)全体として受け入れがたい(?)のかもしれませんが,後者の立場から見ると,わかりやすく説明されていて,すっきり整然と理解できました。
また特に,意識はエピソード記憶をするために,進化の中で作られた,という仮説はとても納得でき,面白い説だと思いました。ただ,<私>は永遠,というところだけは,論理としてはわかっても,実感としてはまだ理解できていません。人間の根本のところなので深いですね。
それから,自分が他人とつながっている図14は,仏教の胎蔵界曼荼羅そのものだと思いました。構図的にも,意味的にも。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2005/06/07 08:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/09/29 00:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/02/11 16:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/09/21 13:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/06 12:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/01/05 23:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/04/12 19:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/09/13 22:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/13 23:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/12/29 23:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/11 21:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/03/03 21:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/30 23:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

28 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。