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紙の本
身長178cmのおっさんが読んでも面白かったです。
2004/12/26 14:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
身長150cmの著者による、日々のエピソードを集めたエッセイマンガ。
色々と大変なこと、苦労することがあるんだなあと思う。例えば、
・新幹線の自由席に座っていると、後ろからは誰もいないように見えるのだが、前に来ると座っているのがわかってがっかりされる(150cm in 乗りもの)。
とか、
・自分に合うサイズの服(Tシャツやエプロン)がなかなか見つからない(しくじり of 150cm Tシャツ編・エプロン編)
など。
しかしそれでも、色々と工夫しながら日々暮らしている著者の様子は、なんだかほほえましい。身長178cmのおっさんである俺も、十分楽しんで読めました。
また、ヘアスタイルやメイク、洋服の直しについて、プロの方々に取材した様子も紹介されているので、実用的な情報元としても役に立つのではないでしょうか。
紙の本
続・150cmな日々
2016/12/07 16:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻から引き続き、150cmな生活がつづられています。
前から描かれていましたが、服の問題が一番切実なような気がします。
またたかぎ先生の服や家具を作ったり、直したりする器用さに憧れます。
紙の本
人の靴に足を入れてみる、という作業が世の中の多くの人に求められている。そんなときにこんな本もよいのではないでしょうか。
2005/01/22 19:09
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ著者による「150cmライフ」の続編。150センチという上背から眺めると日本社会のどんなところに齟齬があるのか、肩に力をいれずに著者が見つめて編み上げた一冊です。
著者はとことん心根のやさしい人だなぁと感じさせるのが新幹線の中でのエピソード。
帰省する際、東京から名古屋へ向かうひかり号の自由席に一人で腰掛けている著者は小柄なあまり、背もたれから頭が出ることがありません。そのため、途中駅から乗車してきたお客の多くが客席の後ろから車内を眺め渡して、著者の席が空いていると勘違いしてしまうというのです。いざ座席に近づいて座ろうとすると著者がちょこねんと座っているので、途中乗車組のお客はひどくがっかりすることになります。著者はこんな風に人々を落胆させることを少しでも防ごうと、頭をかくフリをして背もたれから手を出してその席が既に占められていることをアピールするのです。
身長の高低は当人の咎(とが)ではないというのに、勘違いをする他人よりも、勘違いさせてしまう自分に恐縮してしまう著者。そこにやさしさを見るのです。
翻って思うに、著者のやさしさに比べて、世の中は決して著者のような背丈の人にやさしくはありません。正編「150cmライフ」では特にその点に注目させられたものです。
この続編では一部だけとはいえ、小柄な人々に対する心配りの一端を覗くことができます。店頭で気に入った洋服を自分のサイズに合わせてくれるお直しサービスや、小柄な人向けのヘアメイクのコツ。小さめの着物を選ぶときのポイントなども紹介しています。
上背が175センチある私自身はこうしたお得情報に助けられることはありませんが、それでも世の中、求める人がいるところに供給する人はいるんだなぁと感じさせます。まだまだ物足らないという思いを当の小柄な人々は感じているでしょうが、こうした声が集まって世の中に発信されると、社会の側からも何かしら応じる用意があるということが分かります。
人々の間にある差というものに健全に反応できる社会であってほしいものです。
紙の本
視点がおもしろいイラスト漫画
2015/10/05 09:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
150センチという、低い背丈の人ならではの苦労やがんばりをその視点から描いているのがおもしろい。シンプルな絵がユーモアを掻き立てる感じで、テーマと絵がかみ合っている。
おもしろい、おかしい、とばかり言うのは苦労している作者には悪いのだが、そうやっておかしみとして伝えることができているのは作品としての良さだと思う(愚痴だったらおもしろくないだろう)。