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太宰がどんな家庭背景で、どのように生きてきたか、数多くの短編から読み取ることができる。(東京八景、帰去来、故郷)
また駆け込み訴えや走れメロスには、ギリシヤ神話やキリストの人物が登場し太宰の興味の範囲がうかがえる。
個人的に、女生徒という短編は、傑作である。
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読んだのは、1967年発行のものです。
(1998.04.27読了)(1998.04.07購入)
(「BOOK」データベースより)
人間の信頼と友情の美しさを、簡潔な力強い文体で表現した『走れメロス』など、安定した実生活のもとで多彩な芸術的開花を示した中期の代表的短編集。「富士には、月見草がよく似合う」とある一節によって有名な『富岳百景』、著者が得意とした女性の独白体の形式による傑作『女生徒』、10年間の東京生活を回顧した『東京八景』ほか、『駈込み訴え』『ダス・ゲマイネ』など全9編。
☆太宰治さんの本(既読)
「斜陽」太宰治著、新潮文庫、1950.11.20
「人間失格」太宰治著、新潮文庫、1952.10.30
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走れメロスはやっぱり好きになれない。でも、と言うか、だから、駈込み訴へは好き。私の永遠のテーマだと思う。
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走れメロスはがちで泣ける
収録されている「女生徒」が高校生のときからはてしなく好きです。
昔の女子高生も今の女子高生も時代は変われど本質的な
ものってきっと変わらない。
だってこんなにも共感できる
っていうか太宰センセイはどうしてこんなに女の子の気持ちが
わかるんだろう!
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ダス・ゲマイネ / 満願 / 富岳百景 / 女生徒 / 駈込み訴え / 走れメロス / 東京八景 / 帰去来 / 故郷
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短編集。
メロスって、ずっとギリシャ神話とか、そういうのだと思ってました。大人になるまで。恥ずかしい!
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9編の短編集。表題の走れメロス以外は太宰太宰してる。メロスは太宰にしては異色。あと全体的にのっぺり。
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もっと早くに出会いたかったと悔やむ。前に一度だけ読んだ「女生徒」、その時は興奮冷めやらずに一気に読んでしまったが、今回は少し違う。本を開いたらもうびっちり線が引いてある。今までで一番頭をフル回転させ、一字一句丁寧に読み込んだ。一言、本を読むことはこんなに楽しいものなのかと教えてくれた作品だった。いや〜まいった!
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「信じる心の力」。
「不信なるものと戦う勇気」。
そしてそれは外なるものとの戦いよりも、内なる弱い生命との戦いの方がずっと難しいことを語っているのではないかと思います...
【開催案内や作品のあらすじ等はこちら↓】
http://www.prosecute.jp/keikan/009.htm
【読後の感想や読書会当日の様子などはこちら↓】
http://prosecute.way-nifty.com/blog/2005/12/9_cc3f.html
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最初の「ダス・ゲマイネ」から全部面白かった。今読んでも普通に面白いってほんとうにすごいと思います。こんなに世の中は変わってるのに・・・!女生徒がすきです。締めが最高でした。
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当時、お金がなくて借金だらけだった太宰は走れメロスを書いて、お金を借りようとした。俺はメロスのように約束は必ず守る!みたいな感じで・・・・なにげに情けない太宰の一面(笑)
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人間の美しさとは何か?を問いかけ、そして力強く答える愛と希望の最高傑作!また「駆込み訴え」に太宰治の天才を確認した。
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90ページ+『走れメロス』で挫折。『日蝕』につぐ挫折した本二冊目。今度絶対読む!『走れメロス』はおもしろかった。小学校のとき読み込んでたからかな…てことは他作品は理解できてないから面白くないのか。。。
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やっぱり、太宰は凄い。中期(という区分はどうなのか不明だけれど)の短編の上手さは半端じゃないです。表題もよいけれど、『富岳百景』『女生徒』も素晴らしいですー。
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国語の教科書に出てきましたょね??とっても、印象深いもんデス。友達のために、あたしはどこまで頑張れるんだろって当時めっちゃ考えました。そんで、本当の友達の意味も。