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走れメロス 改版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー335件

みんなの評価4.1

評価内訳

334 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

教科書で少し読んだ記憶がある

2023/10/30 15:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る

国語の教科書で少しだけ載っていて、後から自分で全部読みました。
太宰治氏がこのような本も描けるんだということを知り驚きでもありました。いつもはどこか暗く、虚無的で人生を儚んで、それでも、仕方なく生きていくような本ばかりのイメージだったので。それが、この本にはそんなイメージはなく「人はこんなに美しく生きられるんだ」というギリギリに追い詰められた友情を描いていた。

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紙の本

久しぶりの太宰

2023/05/30 19:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

太宰治が比較的落ち着いていた時期に描いた自身の自叙伝的なエッセイが多くおさめられた短編集。「走れメロス」以外は初見。太宰の人生の結末を知っているだけにもっと重く暗い著作と思っていたが比較的光或いは明るさの在る作品でした。

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紙の本

走れメロスは何回読んだかな?

2015/12/05 20:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る

走れメロスは中学以来 何回も読んできた。


メロスは激怒した、で王様のところへ抗議に行くなんて

今の時代なら 考えられない。

絶対途中で警察に逮捕されるよなあ。


富嶽百景は いつよんでも

最後の方の 写真を撮るところで

ふいてしまいます。


いい作品ぞろいです。

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紙の本

落ち込んだときには、コレ!

2001/02/11 02:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:樹崎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 友情と信頼を謳い上げた「走れメロス」は、私の子供の頃からの愛読書でした。

 自分を、あるいは人を信じられずに、落ち込んでしまったときには、ふと、この小説を手にとります。短くて、ものの10分もあれば、読み終えることができます。それでなくとも、その流れるようで、力強い文章には、胸躍り、一気に読ませてくれます。

 そして、読み終えた後の、熱い思い…。それは、人であることへの誇りにも似た感じでしょうか。

 人を信じられる気がする! 
 自分を信じられる気がする!
 誰かを信じられる気がする!

 そうして、元気になる私の、まるで常備薬のような小説なのです。

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紙の本

「明るさは滅びのしるし」という言葉(太宰)から読者を解き放ち、ほっとさせてくれる短編集

2009/05/28 07:54

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:JOEL - この投稿者のレビュー一覧を見る

 太宰の短編「走れメロス」は教科書で読んだ方も多いだろう。死を意識した作品が多い中にあって、本作は健康的な作品だ。太宰は山梨から東京の三鷹に移り住み、精神的に安定していた。この頃に書かれた短編を中心にして9編が本書には収められている。

 「走れメロス」にはほっとする。読者は、作品にほっとするというよりも、太宰に対してほっとするのである。このような健全な作品をものにすることができた時期もあったのだなあと。

 もっとも、友人の檀一雄を借金とともに旅先に残して東京に舞い戻り、井伏鱒二と将棋を指していた太宰。その太宰が、怒り心頭の檀に言い放った言葉「待つ身がつらいかね、待たせる身がつらいかね」が走れメロスにつながる話だと聞けば、いかにも太宰作品らしさがにじみ出てくる。良くも悪くも性格破綻者の面がある太宰。

 ほかにも、「女生徒」などは、思春期の娘の言葉と感性で書かれており、男性にここまで描写できるかと感心してしまう。女性によっては、「あんな風には思春期の娘は言葉を用いないわよ」となるようだが。それでも、あたかも若き文学少女の手になるものであるかのような一人称語りはまぎれもなく太宰の技だ。太宰の世界ドがここにもある。

 「駈込み訴え」など、口述筆記で奥様に書き取らせ、しかもほとんど言いよどむことがなかったというのだから、才能のほどがうかがえる。

 「人間失格」や「斜陽」などを読み終えて、もう少し軽めの作品に手を伸ばしたいような人にはお勧めできる短編集と思われる。

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紙の本

走れメロス以外にもすばらしい短編がつまっています

2001/02/08 13:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「走れメロス」は国語の教科書に載っていた。私が中学生のころ読んだ記憶がある。友情の物語だが、こんなすごい友情あるか?と感動を越えて、ちょっと信じられない気がした。
 だから「走れメロス」はそれほど好きな方ではない。もともと「人間失格」で太宰を知った私は、この2作を同じ人が書いたとは思えなかった。
 でもこの本を読んでいくうち、私は思った。やはり太宰は天才だと。
 特に「女生徒」。女性の独白体の形式によるこの作品は、ほんとうに一人の女生徒が書いたように生き生きとしている。
 このほかにも難解ではない太宰の作品がつまっている。その太宰らしいリズムのある文章を堪能できる。

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紙の本

読みやすい短編集

2022/06/23 08:53

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投稿者:いけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ダスゲマイネ、走れメロス、帰去来、故郷を読了。女生徒も途中まで読む。富嶽百景は高校の教科書で読んだ。
脚注などなく、どの短編も読みやすかった。
印象に残ったのは、帰去来、故郷。太宰治の実家青森津軽金木町の話。実家とは自身の事件が原因で、疎遠になっていた。しかし、北さん中畑さんという面倒を見てくれる人たちのおかげでなんとかやっていくという話。
太宰治にとって、この故郷との関係性も何か大事な要素になっているのかも知れない。

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紙の本

誰もが知る作品

2020/06/25 21:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「走れメロス」は、自分であれば主人公のようにはできないと思いつつも応援しながら読んでしまう作品である。

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紙の本

簡潔にして繊細

2016/09/28 15:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポージー - この投稿者のレビュー一覧を見る

九編からなる短編集。特にダス・ゲマイネ、満願、富嶽百景がよかった。物語は暗かったり明るかったりとぼけていたりするけど、全体にさっぱりした淡い光が射しているようでそれが心地良い。
走れメロスは純粋すぎてちょっととまどっちゃうが、文体に注目。四字熟語や七五調を多用した文章は引き締まっていてリズムがいいので、読むこと自体だけで楽しい。
太宰のダメ人間ぶりも笑える。自身のクズっぷりをさらけ出す感じは、今で言うなら芸人さんのエピソードトークみたいな。その後自殺しちゃうことを考えると軽い話ではないが。

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紙の本

走れメロス

2002/03/14 12:52

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投稿者:ポンタ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今思うとあんまりよい作品ではないと思うのだが、こう言っては失礼だが。どうもこの題名を見ると幼いころの記憶が頭から離れないし、それがまた懐かしい。幼いころはみんな純潔だった。そんな懐かしさにもひたれる真の友情小説。

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紙の本

共感できない

2023/02/10 19:40

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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

中学校の国語の教科書で初めて読みました。
不朽の名作だということはわかっているのですが、
まったく共感できない・・・・・・

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紙の本

微妙

2016/08/29 21:45

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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る

太宰治氏の「走れメロス」は本当に名作なのだろうか?
敢えて意地悪く私が名作とは思えない点を挙げてみる。

1.短慮なメロスの行動は正直引いてしまう。
 子供相手ならまだしも、大人にはちょっと説得力の
 無いキャラクターである。
(いきなり王に暴力で訴えようとする思慮に欠ける点。
「約束の時間」についての認識の甘さ)

2.王は人を疑っているはずなのにメロスが時間内に
 戻ってくるのを阻止しようと妨害兵を派遣している
 矛盾。
(メロスの裏切りを信じているならなばそんな無駄は
 しないだろう。そもそも「ちょっとだけ遅れて来い」
 と語って笑っていることからメロスが時間内に
 戻ってくるとは思っていないはず。)

3.「メロスの友情」後の王の改心により国の政情が
  安定した等の記述が無い不完全さ。
(王は一時的に感動しただけで、またすぐに元の猜疑心
 の王に戻る可能性を否定できない。だからこの話が
 ハッピーエンド とは言い切れない。)

結局のところ「走れメロス」の話は「その場しのぎ感」が
否めず、正直な話小学校5年生位のときに初めてこの作品を
読んだときも多少は感動したものの、何か釈然としない
ものがあった。
どこの国のいつ頃の話なのかというバックボーンが
見当たらないので御伽噺のような感じだ。

太宰氏の作品でなければ評価されない作品ではないだろうか?

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2011/08/24 11:09

投稿元:ブクログ

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2013/02/25 08:57

投稿元:ブクログ

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2005/06/08 01:32

投稿元:ブクログ

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