紙の本
成長のためのボトルネックは社長
2009/10/31 17:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
中小企業が成長していくと、売上3億円の壁というものがあるそうです。
それまで順調に伸びていたのに、それ以降伸び悩んでしまう。
つまり、中小企業からより大きな企業に変わるには
根本から変わっていかなければならない。
本書は、その「設計図」の解説です。
著者は船井総合研究所執行役員で
中小企業のクライアントの成長を助けてきました。
どんな業種であっても業績が伸びるため
「イソズミ・マジック」と呼ばれた手法。
それまで社長がひとりで技術開発も、営業も行ってきました。
現場主義で、顧客志向。
それらをすべてやめ、経営に専念することができるかどうかが
企業の成長を促進するかどうかだといいます。
マーケティングとマネジメントという両輪で
企業を変革していきます。
営業や実務、クレーム、アフターフォローもすべて仕組み化すれば、
社長が現場に出なくても会社はまわっていきます。
しかもその仕組みは、社員が社長の30%の能力を発揮すれば
いいのです。
中小企業の経営者だけではなく、そんな企業に勤める人も
会社の将来をうらなうポイントとなると思います。
紙の本
個人商店から中堅企業にステップアップするための方法
2009/01/17 21:32
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人商店から中堅企業にステップアップするための方法を紹介した本。
起業して、少しずつビジネスが大きくなっていくときに、見えないいくつかの壁があります。業種業態によって異なりますが年商で言うと、3億円の壁、10億円の壁などです。
本書は3億の壁をいかに乗り越えるか具体的な方法をコンサルタントの視点から解説しています。
結論から言うと、年商10億円の企業になるためには・・・
・しっかりしたビジネスモデルをもっていること
・社長が現場に出ないこと
・経営という社長の仕事をすること
要するに、社長の意識と行動を変革すれば、壁は乗り越えられるということです。
年商2億円くらいまでは、社長がトップ営業マンであれば達成はできます。ある意味、優秀な個人商店と言えるでしょう。
しかし、社長の一人の力ではそこで壁にぶつかります。
組織としての会社をどう運営していくのか、ここがポイントなのです。
本書では、社長の意識を変えた後、どのようにして具体的に組織を運営していくのかも説明しています。
ただ、後半の具体的な方策はテクニック論なので、前半部分の「社長が変わらなければ」という部分の理解ができれば、あとは良い方向に進んでいくはずです。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
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業績アップの理論というより、中小企業の社長に対するコンサルティングの難しさがわかる本。中小企業の社長には是非読んでもらいたい。
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なんとなく感じはじめた壁の中身と突破方法がこの中にありました。なるほど、どうして、確かにそのとうりで納得であります。
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この本には、まさに今うちの会社に必要と思われる事がわんさか載っていたような気がする。自分の役職が上がる毎に読み返して、その度に新しい目で読んでみたい。
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■2億円と10億円の会社の差
2億円の会社:社長が現場を見る:限界点
10億円の会社:社長が現場から離れる、社長の3割能力の社員で売上を作る仕組みづくり、理念が会社をまとめお客様を引き付ける
■10億円の会社の基本設計
経営=マーケティング×マネジメント(マーケティングとマネジメントは連動)
社長の役割=自社のビジョン、そこに至るまでのステップの明確化
それまでの社長の役割:マーケティング:商品力、営業力などトッププレイヤーとして行う
それまでの社長の役割:マネジメント:クレーム処理など大事なところではプレイヤーとして行う
前提:社員は社長の3割ほどの能力しかない
?マーケティング
商品設計:売上=単価×客数
店舗設計
集客設計
営業設計:誰でも売れる仕組みを作成
?営業マン用のツール類の作成
?アプローチブックの作成:商品を売っている会社と人間其のものを説明
?社内暗黙知ノウハウの共有システム化
?商品=本体的価値×価格×サービス×ブランド×情報×理念
?教育、研修
実務設計
?コーチング
?環境設定:自分で考えて行動して結果を出す
アフターフォロー・クレーム処理設計
?マネジメント
採用設計
?重要度:最も高い
?基準
?自社の理念に共感してくれているかどうか
?コミュニケーション能力
?即答する力
?質問を理解できる力
教育設計
?覚えるタスク業務の洗い出し、その明確化
?覚えるタスクのステップ化
?優秀メンバーを社内的に認める
評価設計
管理設計
理念設計
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書評はありません。
◆本から得た気づき◆
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2億円企業は社長の人脈で仕事を取る
10億円企業は、30%能力の社員でも回せる仕組みがある
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◆目次◆
第1部 10億円企業の基本設計図
第1図10億円企業はビジネスモデルという「設計図」を持っている
第2部 10億円企業へのボトルネック
第2図マーケティングの限界
第3図マネジメントの盲点
第4図2億円企業からの決別
第3部 10億円企業の設計図(1)マーケティング工場をつくる
第5図商品設計
第6図店舗設計
第7図集客設計
第8図営業設計
第9図実務設計
第10図アフターフォロー/クレーム処理設計
第4部 10億円企業の設計図(2)マネジメント工場をつくる
第11図採用設計
第12図教育設計
第13図管理設計
第14図評価設計
第15図理念設計
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/ce36c07cfb59672e.png
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船井総研の執行役員が書いた一冊。イソズミマジックと呼ばれる経営コンサル手法があるということで興味を持って読んでみた。
要点を絞って書かれており、非常に分かりやすい。この伝え方もコンサルには必要な能力だと感じた。
よく出るキーワードは、設計図と社員は社長の30パーセントの能力、ということ。
同業界の人には是非とも読んで欲しい。
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著者は船井総研のトップコンサルタント。
集客・営業・採用・教育等
何もウルトラQを言っているのではない。
経営者には是非読んでいただきたい本ですね。
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物語風に書かれていて、ドキュメンタリーちっくで、おもしろかったです。
一番最初につとめたベンチャーの会社の状況にとても似ていました。
その似ていた会社に在職中巡り合った本なので、なおさらおもしろかったです。
ビジョンや経営理念などに触れていて、ベンチャー勤めの人なら、熱くなれるかもしれないです。
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即時業績アップを信条とする船井流のエッセンスを加えながらも、中小企業がいかに大きくなるかについて、マーケティングとマネジメントの面にわけて書かれた本。かなり平易な文章だった印象。あとはもっと具体的事例があれば、どうやるんだろうというのが企業に響くきがした1冊でした。
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「売上2億円企業を10億円企業にするには、社長は現場から退いて、優秀かどうかに関わらず誰でもできる仕組みづくりをしなければならない」ということを言い方を変えてつらつら書いているだけ。そんなに得るものはなかった。
なんて思ってしまったけど、第12図以降が1番参考になった!!!最後まで読んでよかった!途中で辞めなくてよかった!!!
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「ビジネスモデルという設計図をもっている」ことがスタート地点となることがよく分かる。
結局、売上をある程度量産していく方法を身につけないと、2億〜3億を超えるラインにはいかないものな…。
「売上2億円までは超・優秀な個人事業主に過ぎない」という言葉は本当に身につまされる。
そのビジネスモデル設計ありきで、以下の話も頷ける。
・マーケティングの限界
・マネジメント、人材育成の盲点
・マーケティング工場をつくる(社長がやってきたことの分業化)
そして最後、第4部に「マネジメント工場をつくる=優秀な人材は、集めるのではなく、つくる」という話になる。
これも折に触れて読み直したい本。
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1500円
地域でのオンリーワンをまず目指す。
客単価を増やす。広く、多くの人に利用されるというよりも狭くていいから客単価が高く長年利用されるコアな客層を増やすこと。
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自社の強い地域にチラシを配る、頻度、セールスの時のダイレクトメール
お礼状は手書きで、年賀状も!
気持ちの入り方が違うし見てくれる方が増える。
一人前の社員を作る。試行期間中に目標を作り達成させる。
周りを一流にすると入ってきた人もそれに近づく。
仕組みかする。