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エンジニアの熱き思いが伝わった!
コンピュータには頼らず、職人とともに製品を作り上げる日本独自のものづくりを垣間見た気がする。
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タイヤメーカープロジェクトリーダーとして、F1の現場のことを記載されがら、戦うことの大切さた分かる本。タイヤの基礎からレースの取り組む裏側が理解できる。個人的に凄くよかったのは、シューマッハのレースへの取り組みと、個人としての洗練さの記事。F1の興味ある方は、是非四んでもらいたい。
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F1タイヤがブリヂストンのワンメイクとなった今、F1タイヤを牛耳っているといっても過言ではない浜島氏の著書です。2004年シーズン終了後に書かれたもので、フェラーリ×ブリヂストンで赤の帝国を作り出した時までのタイヤ作りの記録です。ミハエル・シューマッハーからも絶大な信頼を受ける浜島氏がブリヂストンに入社し、最速のF1タイヤを作り上げるドキュメント(?)です。
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世界最高峰のF1のタイヤをのサプライヤーとして
近年圧倒的な強さを見せたブリヂストンのチーフエンジニアによるドキュメンタリー。
M.シューマッハーを要する最強のフェラーリチームに帯同していた
著者のレポートからはトップチームの執念と絶え間ない努力が伝わり、圧倒される。
ホンダといい、ブリヂストンといい、日本の技術者の底力というものを
誇らしく感じる。
日本のモノづくりのDNAがこれからも絶えないことを願う。
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ブリヂストンのF1チームのトップにいた浜島さんの回顧録.とてもおもしろかった.浜島さんが大学を卒業する当たりから,話は始まり,最後にはF1でフェラーリと一時代を築き上げるまでが書いてある.
とても興味深かったのは,浜島さんが最初はまったくF1を知らず,F1をやりたいとも思っていなかったことだ.それだけでなく,本書の中では浜島さんがなぜ?とその当時は思うような配置換えやできごとがたくさん起こったが,今振り返ると,全部意味があり,とてもいい経験ができたと言っている.これは,一つのことに没頭しがちな研究者やエンジニアにはとても大切なことだろう.
そして,そのひょんなきっかけから自分の天職を見つけることがあるのだ.実際,私がこの本を読み進めた感想は,まさにF1に辿り着くべくして辿り着いたように思えたが,その当時の浜島さんはなぜ?と思っていたのだからとても勉強になる.
人生になに一つ無駄なことはないと秋元康が言っていたが,まさにその通りだったように思う.
浜島さんは,一番大切なことは情熱を絶やさないこととおっしゃっていたが,その秘訣や,危機に直面した時,結果がでないときの対処法,どう考えたかなどを今度聞いてみようと思う.
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乗ったあとのタイヤを確認するのが一番の仕事。
他のタイヤと同時に確認すると頭に残りやすい。
ゴム工場のにおいはゴムのにおいでなく、バクテリアのにおい
タイヤの摩耗量で運転がわかるy。
最初の半年で技術発表会がある。低燃費タイヤ。熱をださなようにする。
タイヤを作るにはどういう計算式が必要かを知る。
情熱を持つこと。
どんな有名人でもタイヤがどうだったか聞くこと。
車に引かれないこと。
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非常に読みやすい文章でした。章ごとに読めるので、合間にも読める文章の書き方で、喩えが身の周りの生活からの引用で分かりやすかった。
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ブリヂストンのタイヤエンジニアである著者による一冊。
著者は、F1タイヤにおけるブリヂストン一強時代の立役者として有名。
本書は2章に分かれており、
1章は、著者のブリヂストン入社から始まり、モータースポーツタイヤ開発への挑戦、そしてF2,DTM等を経てF1参入までのドキュメント。
2章は、タイヤエンジニア視点からレース現場の実際を紹介・解説した内容。
となっている。
プロジェクトX的な開発物語としても面白いし、タイヤ&四輪レース現場の四方山話としても面白い。
ちなみに、ブリヂストンは本書発行の5年後(2010年)にF1から撤退している。営利企業として宣伝効果や開発費等々を鑑みた結果であることは理解できるが、本書のような現場の挑戦・努力を知ってしまうと少々物悲しいものがある。
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単純に興味があって読んだ本です。
ある程度F1に興味があれば、面白く読める本だと思います。知らないだけで、こんな世界なんだなー、と新たな世界を垣間見れました。
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ブリヂストンと言えば世界一位のシェアを持つタイヤメーカー。モータースポーツの世界でも他社をリードしているというイメージが強い。特に2010年までのF1にワンメイクで全チームにタイヤを供給していたことは有名だ。
著者はBSのモータースポーツ部門開発室長だった人物。モータースポーツ部門に移籍する前、BSに入社した経緯から、会社の風土、精神を知ることができた。
BSのような巨大企業でもモータースポーツの世界ではまるで勝負にならない時代があった。そこから様々なカテゴリーを経てF1でトップチームと契約するまでに至る挑戦のドラマも興味深い。
著者が経験したレース、サーキットでの人間模様。そこから著者が感じた教訓、仕事の哲学は、タイヤメーカーだけでなく、幅広い社会で通用する深いメッセージを感じた。