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フジアキコ物語 ウルトラマン撮影秘話 みんなのレビュー
- 長谷川 光司 (漫画), 桜井 浩子 (原案)
- 税込価格:638円(5pt)
- 出版社:角川書店
- 発行年月:2005.4
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コミック
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紙の本
ウルトラマン撮影現場は修羅場!?
2005/05/20 11:07
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際のところ、初代ウルトラマンの放送を、リアルタイムで見ていたわけではない。しかし再放送を何度も見て、続くシリーズを『ウルトラマン80』まで見続け、すっかりファンになってしまった。銀色に鈍く輝くウルトラマンとバルタン星人といった個性的な怪獣との戦闘シーンも大好きだが、科学特捜隊の面々のやりとりもはずせない。時にひょうきんで時に凛々しく、憧れるには十分な存在だった。
本書の主役は、紅一点のフジアキコ隊員。主に通信係だったが、時にアラシ隊員やイデ隊員らと共に果敢に怪獣に挑む姿は、“カッコイイ頼れるお姉さん”そのものだった。
ところが、本書のフジ隊員はちょっと違う。おっちょこちょいで気が短く、その上かなりの我が儘。「アレ?」と少々戸惑いを覚えるも、そこはそれ、マンガならではのデフォルメが利いていて、面白可笑しくて笑ってしまう。ハヤタ隊員はかなりキザだし、アラシ隊員は随分としっかり者だし、劇中のイメージ通りなのはイデ隊員とキャップくらいのものだろうか。ウルトラマンや怪獣が着ぐるみ姿のまま話に参加しているのも楽しい。
マンガならではの大袈裟なストーリー展開になっているので、ほとんどがフィクションであることは予想できる。しかし所々に事実が交えてあるそうなので、他のウルトラマン関連本等とにらっめこしながら探してみるのも面白いかもしれない。尚、巻末には、原案の桜井浩子さん直筆の原稿が載っている。ちょっと得した気分である。
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