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紙の本
前著「韓国およめいり」が気に入った人で、韓国語の学習をしている読者にはお薦め
2005/08/15 06:56
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHK教育テレビの「ハングル講座」で生徒役を務め、それがきっかけで韓国のプロサッカー選手の妻となった阿部美穂子氏の第2作。前著「韓国およめいり」(ワニブックス)は韓国とがっぷり四つに組んだ著者の前向きで明るい異国生活を綴った好エッセイ集でしたが、今回は韓国語にもう少しこだわった一冊です。
異国生活で目や耳にした韓国語表現を集めて短いコラムにまとめていますが、著者は懸命に韓国の人と文化を読み取り、異文化への慈しみをもって綴っています。
また料理をすることが大好きと言う著者は、本書の後半でワカメスープやキムチチゲ、トッポッキなどの韓国料理のレシピ—を日韓両国語で紹介しています。
著者の韓国語学習の基本姿勢は「あせらず、休まず、あきらめず」とあります。外国語学習は、長くて果てしない道のりを何十年にも渡ってたゆむことなく歩き続けること。気の遠くなるようなその日々を、持ち前の明るさで乗り切ろうとしている著者の姿が垣間見え、読んでいて清々しい気持ちにさせてくれます。
外国語が出来るということは、人生の幅を確実に広げてくれます。その素晴らしさを知る私は、本書の随所ににじみ出る著者の喜びを強く感じ、同好の士として大いに応援したいと思いながら頁を繰りました。
なお、ハングルの表記のすべてにカタカナのルビが振られているわけではないので、ハングルの読み方を最低限身につけた上で手にしたほうがよいかもしれません。
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