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紙の本
マーブルチョコのシールは、こすってはがすやつでした
2005/04/24 22:36
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
浦沢直樹が描く、『鉄腕アトム 地上最大のロボット』の第2巻の特別版です。
原作は、現在のマンガのボリュームからみると短編ないし中編になりますが、浦沢直樹が描けばどれだけのボリュームになるのかわかりません。ともかく第2巻です。話は、地上最大のロボットのうち3体までが破壊されるところです。原作の主人公であるアトムも出てきて、期待は膨らむところです。今までの浦沢作品からすると、今後どのような展開になるのかわかりませんから、浦沢版の評価は先にしたいと思います。
それよりも、この第2巻には「あとがき」として、手塚治虫の息子であり、自らもヴィジュアリストとして活躍する手塚眞による、浦沢版誕生秘話が載せられています。
もちろん浦沢版が誕生するに至った裏話としてもおもしろく読めますが、それよりも手塚治虫の作品を管理し、継承していこうとしている原作者遺族としての心持と、そうした立場から浦沢版に期待している気持ちが率直に書かれているように思えます。
偉大なマンガ家の傑作に挑む浦沢直樹も大した人だと思いますが、そのような挑戦を認め、さらに誕生した作品に一定の評価を与える手塚眞もまた大した人だと思います。そんな彼らのこの作品にかける意気込みを知ることができるだけでも、この第2巻を最後まで読む価値があるのではないでしょうか。
この特別版は、40代以上の人たちには懐かしい明治マーブルチョコレートのケースがついていて、それだけでもお買い得ですし、浦沢マンガを大判で読むことが出来るというのも醍醐味です。
でも、出きることならちゃんとマーブルチョコも入れて欲しかった。
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