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ずっと前から読みたくて、やっと図書館で見つけた一冊ヾ(●'`●)ノ大阪が舞台になってて言葉もそのまんまやし、なんかあったかいけど、内容は都市伝説ちっくで恐かったり、感動する話もあってすごくよかった(・∀・)
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賞を取ったので買ったという、私には珍しいパターン。
短編集で、1つ目のお話はちょっとファンタジーが入った感じでしたが、それ以降のお話はなんだかみょ〜な空気を持つ話でした。
なんだか不気味な感じだったり。。。
入り込めたのは多分舞台が大阪だったから。
「あ、これってあの辺りのことかなぁ〜?」って想像しながら読んでいました。
どんな1冊だったかを説明するのはすごく難しい1冊。
今まで読んだことがない種類の話でした。
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短編集。
泣けるのからダークなものまで。
ああ、でもやっぱり表題の「花まんま」が一番良かったかな。
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良くも悪くも朱川湊人らしい短編集。
中では「妖精生物」が一番好み。
現実という悪夢について考えさせられる。
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大人になったあなたは、何かを忘れてしまっていませんか?大阪の路地裏を舞台に、新進気鋭の著者が描く六篇の不思議な世界。
「トカビの夜」「妖精生物」「摩訶不思議」「花まんま」「送りん婆」「凍蝶」
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自分が誰かの生まれ変わりだと言い出す4歳の妹に、困惑する兄。妙に大人びて、他人行儀な妹が気になり、妹の記憶にあると言う町を訪ね、そこで、不思議な体験をする。。。という表題作をはじめ、子供の頃の記憶を回想する短編集。
大阪弁で語られているので、ユーモアもあり、言葉の温かさも伝わってくる。それでいて、切なく、うるうるしてしまう作品が多い。
怪異的、幻想的な物語が、とっても私好み♪
このタイトルと表紙からは、想像もできない世界が広がっていて、意外性があって、面白い。それに、とても読みやすく、お薦めの1冊です。
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大阪の下町に育った、様々な主人公たちによる物語。
友達に借りて、寝る前に読んでた本。
丁度良い長さで、丁度良い話の深さで
気持ちよく眠りにつけました。
ただ、眠る直前に読んでたので
そこまで印象に残る話はなかったかも‥。
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直木賞をとっていて、amazonでも好評だったので読んでみたんだけど、2話目で挫折…。うーん、痛すぎ。
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すぅーっと背筋が冷たくなる部分がどの物語もあるけど、戦後のノスタルジックな雰囲気と人と人とのやり取りが暖かい。
「凍蝶」、冬を越す、脆いように見えて強さを秘めている蝶、素敵でした。
でもなぜこの中に「妖精生物」を入れたのか…。
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はい(゚Д゚)きました、きました
大好物なこの雰囲気(゚Д゚)
昭和レトロポップをそのまんま映像化したような
風景が目の前に広がって イエス≧▽≦☆
摩訶不思議のおじさんはその容姿までもが
浮かんできそう(゚Д゚)この駄目ジジイ(゚Д゚)コラ!
でもなんだかあったかい、変なハッピー感!
花まんまは色彩まで目の前に広がる。兄ちゃん、
いいぞ(゚Д゚)
凍蝶は何だか切ない気持ちになったけど、
不思議とやな感じはないし悲しくもない。
哀愁がアレしちゃってもう・・・(゚Д゚)
面白い≧▽≦☆
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読んでないだろうと思って読んだら、2回目だった。大阪の路地裏が舞台の短編集。多分初めて読んだ時は面白いと思ったはず。直木賞だし。だけど2回目だと、大概は筋を覚えているせいか何とも言えないなぁ…。
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怖いと言うより、ちょっと切なくて哀愁の漂うような物語が多いです。
全ての物語の舞台が昭和40〜50年代の大阪の下町。ノスタルジーにも浸れます。初っ端の「トカビの夜」に、いきなりやられました。もう、何て言えば良いのか、とにかくグッと来て、思わず涙が…。そして続く「妖精生物」にはゾクッとして、「摩訶不思議」のコミカルさに笑い、「花まんま」にはまたグッと来て、「送りん婆」にゾワゾワして、最後の「凍蝶」(←“いてちょう”と読むのだそうです。)にジーンとしました。ラストにこの「凍蝶」を持って来るところが、後味が良くて好きです。
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「大人になったあなたは、何かを忘れてしまっていませんか?」大阪の路地裏が舞台の6編の短編集です。「トカビの夜」あの日、死んだチェンホが私の部屋に現れた。「妖精生物」大人を知らぬ少女を虜にした、その甘美な感触。「摩訶不思議」おっちゃんの葬式で霊柩車が動かなくなった理由。「花まんま」妹が突然、誰かの生まれ変わりと言い始めたら。「送りん婆」耳元で囁くと、人を死に至らせる呪文、送り言葉。「凍蝶(いてちょう)」墓地でであった蝶のように美しい女性は今どこに。(以上、帯より)6編とも子どもが主人公です。昭和30〜40年代の大阪の風物が沢山出てきます。「パルナス」が懐かしすぎる。日陰の匂いのする本でした。
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「兄貴というものは、たぶん世界で一番損な役回りだ。」妹の前世の家族と妹が再会した時、戸惑いながらも妹を守ろうとする俊樹の姿に、やっぱり「お兄ちゃん」は「お兄ちゃん」なのだと思った。表題作他「トカビの夜」「妖精生物」「摩訶不思議」「送りん婆」「凍蝶」。
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トカピの夜
東京から父の会社が倒産し大阪の
下町に引っ越した。
新しい玩具があるので友達のたまり場
近所に住む靴屋の朝鮮人家族。
ある日、母親が玩具を貸してくれ。
玩具を持って相手の家にいった。
パルナスのケーキ
体の弱い子供が病死。
棺桶にいれないで葬式。火葬した。
お化けになって近所にでてきた。
母が赤唐辛子を窓につるす。
夜中に目が覚める。窓の唐辛子を外す
チェンホがいた。
リモコン戦車で一緒に朝まで遊んだ。
それ以来、チェンホが現れなくなった
妖精生物
高架下で持っているお金の半分で購入
大きな壜にいれるな。手にのせると
興奮する。幸せがくるはず。
自分が恋した男が母とかけおち。
その生物を包丁でたたく。切れない
老人の顔が現れ噛まれた。川に捨てる
粘液の匂いは男性の体液と同じ匂い
結婚して子供が3人。
摩訶不思議
おっちゃんが酔っ払って階段から落ち
て死んだ。霊柩車が火葬場の直前で
エンコ。全く動かない。葬式不参加の
愛人二人が着たらエンジンがかかる
妻、愛人は3人で仲良く茶を飲んだ
花まんま
父を亡くし、母に育てられた兄妹
妹が21歳で死んだエレベータガールの
生まれ変わりだと言い出した。
彦根まで家を訪ねる。お弁当箱に
つつじを入れて届けて逃げた。
駅で待ち伏せされる。老いた父親は
幼い妹が生まれ変わりだとわかる
21歳以上になり妹の人生が始まる
呼んだら
送りん婆
人を殺す呪文。代々跡継ぎがいる。
医者に見捨てられた人間を呪文で殺す
呪文を和紙で書いてあるのを渡された
跡継ぎにはなっていない。
凍蝶
差別される家の子供。遊び相手なし
東京からの転校生も、遊んでくれなくなった。
墓で知り合った女、ミワ。弟の病気の
為に喫茶店で働いている。冬の蝶が
現れる。弟が死んだことがわかる。
それ以来現れない。赤線地帯を探すと
いた。転校生が遊びに来てくれた。