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ダールの作品はとことんバカバカしくて、とことん笑える。そこが素敵。いじわるな祖母をぎゃふんと言わしたくて、そこら中のものを放り込んで作ったクスリを飲ませてみたら、あらビックリ。いやさ、ビックリどころじゃないんだろうけど。
とことん面白いことを追求した、真面目におバカな物語。こういうのをもっともっと子どもたちに伝えなきゃね。
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いじのわるいおばあさんにひと泡ふかせようと
ジョージは魔法のくすりをつくっちゃった
そいつを飲んだおばあさん
さあ!たいへん!!
ちょっと残酷で
ちょっとドタバタ
子どもたちが大喜びする
おはなし
解説で翻訳者の言うことには
ブレイクがダールについて語ったこととして
「自分の作品にたくさんのイラストがないと
満足しなかった」とあります
とにかく楽しめる本を
作りたかった人なのでしょうね
「大人の中にはわたしの作品を残酷だと批判する人もいるが、わたしは子どもたちから苦情を言われたことは一度もない。みんなクスクス、ゲラゲラ笑って、楽しんでくれている」「わたしに手紙をよこす子どもたちは、決まって、物語のいちばんゾッとする部分がいちばんおもしろかったと書いてくる。彼らはそういう部分を現実の生活と結びつけたりはしない。あくまでファンタジーを楽しんでいるのだ」(解説より)
(2007-03-11読了)
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ちょ、終わりかた……!
これでいいんかいっ!って、ツッコミたくなる。
そういや私も昔は、シャンプーと歯みがき粉と洗顔クリームと洗剤で、魔法のくすり作ろうとしたな。
お母さんにこてんぱんに叱られたけど。
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図書館から借りました
ファンタジー 現代?
意地の悪いグランマ(祖母)に、意地悪された男の子「ジョージ」。
彼はおばあちゃんのために、素晴らしい薬を飲ませようと、家の中の薬品をあらいざらい鍋に入れて煮込んで薬を作る。
……無夜は子供ではなく、ある程度知識があるので「楽しく」は読めませんでした。
だって「蚤取粉(劇薬毒物)」「ペンキ(猛毒)」……、「脱臭剤」「マニキュア」「脱毛剤」「エンジンオイル」。
……死にますよ? ちょっと、マジで逝きますよ?
これを飲ませて、グランマは巨人になるのですが……いやはや、恐すぎます。
洒落になりません。
終わりも、しゃれになりません。
猛毒な物語でした。
さりとて面白くなかったかといえば、十二分に面白かったのです。
ただ、入れるものに露骨な「毒物」はやめて欲しかった……。そんだけです。
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標題はGeorge's Marvelous Medicineです。
ダールの作品は、子供向けだけあって、分かりやすい英語で書かれているので、中学卒業程度の単語で読むことが出来る。
例えば、Grandmaという単語で検索すれば、ほとんど9割以上のページを読むことができる。
英語で読んでから、日本語で読み返すと、英語でわかりにくかったところもすらすら読めるので、英語でも日本語でも読めるようになる。
ダールの作品を、中学教育でもっと取り上げるとよいと思う。
内容は読んでのお楽しみということで。
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ジョージは自分のおばあさんのグランマーが大嫌い。
いじわるで性格も悪い。
いつもグランマにいじめられているジョージは、
グランマに仕返しをしようとグランマがいつも飲んでいる薬を
勝手に自分でつっくた薬と変えてしまう。
この本は、ジョージのユーモアあふれる発想が
おもしろい!
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児童書に出てくるおばあちゃんって、たいていは主人公を導く賢人か、あるいは口は悪くてもすっぱりホンネで生きるすてきな人なんだけど、このグランマはホントにただのいやないじわるばーさんなのね(笑)。
そしてこの魔法のくすりの大胆な作り方ときたら! ドバー、ボチャボチャ、ザザーッってなもんで、たまりません。『チョコレート工場の秘密』にもこういうブラックなテイストが感じられるけど、それを凝縮したような作品なのでした。
そういえばわたしも子どものころ、オロナイン軟膏を水にとかして(とけなかったと思うけど)それを冷蔵庫にしまったことがあったっけ(笑)。思い出しました。
【2011.12.13再読】
なんと10年ぶりの再読。
これ、よく読むと、お父さんがけっこうひどいな(笑)
妻の母親であるグランマがきらいで、最後、小さくなるクスリを飲むようけしかけてるじゃないかw まあ、基本的にグランマ自業自得ではあるのだが。
そして、くすりを作ったジョージがいささか茫然としているのにもかかわらず、読み手もどこか爽快感をくすぐられるという……これぞダールワールドなんだなあ。
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とってもロアルド・ダールらしいお話。5歳児には情操教育上いいのか悪いのか悩んじゃうような(笑)ストーリー&登場人物(とその発言)&オチです。5歳の息子はなんだかんだ言って最後はグランマも更生(?)してハッピーエンドかと思ったみたいですが、そうでない終わり方で驚いていました(笑)ま、でも魔法のくすり作りの工程などワクワクする部分やオモシロイ部分やドキドキする部分があって、オモシロイ本です。
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終わり方が実にブラック!
実の母親があんなことになったのに最終的にはフランキー婦人は「やっかいものだったし」と納得しちゃったし。
今回一番得したのはフランキー氏だな。
嫌いな義理の母は消えたし、薬を開発して将来も開けそうだし。
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マティルダよりすぐ読めて楽しい、と子供が友達に勧めたそうだ。展開が早くて一気に結末に辿り着くのがよいのだろう。
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これはすごい本だなあとただ、ただ感心した。
チョコレート工場とガラスのエレベーター位しか読んだことがなかったけど、読んでみてよかった。
主人公の少年が、大嫌いな性格の悪い魔女のようなグランマに自分のつくった薬を飲ませるというお話。
この薬を作る過程(家にある洗剤やらノミとり粉やらなんでもかんでもぶちこんで煮る)なんかも楽しい。
少年のつくった薬(と呼んでいいのか?)を飲んだ結果、グランマは巨人のようにでかくなり、同じように薬を飲ませた少年の家の鶏も馬のようにでっかくなってしまう。
ここからがすごい。
こういう事実が発覚したとき、そんな薬があったら量産して売ればもうかるじゃん、とか。そういうことを私達大人は考えるのですが、この少年のお父さんも同じことを考えます。で、もう一度同じ薬を作ろうということになります。
鶏をでっかくしたら、世界から飢えはなくなる。
私達はお前のつくった薬を売れば大金持ちだ!と。
ここらへんの思考がとてもリアル。
最後グランマがどうなるのか、それに対する周囲の反応、めちゃくちゃなファンタジーなのに人間がとてもリアルでただただすごい、と感じた。
こういう作品がもし現代の日本で書かれても、日本で児童書として出すというのは難しいだろうなあ。
こういうある種『健全な』『わかりやすい』わるいこととか悪戯は現代の日本の子どもたちはやらないだろうな、と
思う。
この国はもっと息苦しい。
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これは、「チョコレート工場の秘密」以上に、なーーんも考えてない話です。
いじわるなばあちゃんといわれていますが、わたしは、わりとこのおばあちゃん好きですけどねぇ。
いやな人は、いない方がいいという本音なら、そんな本音は表に出さない方がいいと思ってしまいます。
というか、それ全部、自分に返ってくるから…とか、気の弱いわたしは考えてしまいます。
でも、おもしろいのがくせ者です。
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作っていろんな人に飲ませたい、、、。
って本気で思いました(・・;)
お父さんのダークさはすばらしく恐ろしい!!!!
お母さんもまあいっか!ってなってるし。たしかにあのお婆ちゃんはかなり面倒だな。
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このほんを読んで、ぼくは色々なものをいれているところが、面白かった。
なぜなら、動物たちにつかう薬なども入れていたからだ。
グランマ、やなやつ!
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どう考えてもヤバいものを入れまくって薬を作って飲ませる僕も僕だけど、その薬を大量生産して儲けようと考える大人の方が狂気を感じる。
後味悪いラスト。バンバン大量に色々混ぜこんじゃうところが面白かった。
グランマは一体なんだったんだろうね。単に孫をからかってただけ?