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極貧の時代から成功をつかむまでの日々を淡々と綴った自伝。特に幼少時代の貧しさは想像を絶するものがあり衝撃を受けます。ハングリー精神とはまさにこのことを言うのだろう、と思わされます。
家族の大切さ、逞しく生きること、社会の渡りかたに対するまで、数多くの教訓が含まれています。
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一夜明けたら民衆のヒーローだったというのが面白いです。
あとチャップリンが若い頃、逃げ出した家畜が街中を走り回るのを見て大笑いしながら、その家畜はこれから殺されに行くんだと気づき、喜劇とはこういうものだと目覚める瞬間が恐ろしいです。
だからチャップリンの喜劇映画はブラックユーモアが多いんでしょうね。
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貧しい少年時代を兄と母親と暮らす。
少年時代から演劇活動に励む。
イギリスでの活動からアメリカでの永住。
自伝だからこそ語られるチャップリンの生涯。
晩年期が書かれていなかったので☆4つ
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2009/07/29
チャップリン ―
だぶだぶのズボン、大きなドタ靴、きつすぎる上着、
ステッキと山高帽、そして小さな口ひげという、
おなじみのスタイル。
喜劇的な演技で人々の笑いと涙をさそう
チャップリンのインスピレーションは、
貧困を極めた子供時代の記憶や、
母親の発狂などに裏打ちされているもので、
この本を読むと、映画の表面上の笑いだけでなく、
彼自身の喜びや悲しみ、挫折や成功を
垣間見ることができます。
本当に素晴らしい!!
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チャップリンという人自体知ってるか知らないかのあいまいな状態だったが、友達の勧めで読んでみた。名の知れた彼にさえ、極貧の下積み時代があったのだと考えさせられる一冊。ただ、最後が人生の中途半端な地点で終わっていたのがむずがゆかった。
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▼ 100文字感想 ▼
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人を喜ばせたいと思ってる方には読んでほしい本です。
喜劇王、チャップリンがどのようにつくられたのかが分
かります。ポイントは母の愛情と行動とタイミング。まあ、
ある意味あんな父親がいたのもポイントかもしれません。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■母はいつも周囲の風に染まらぬように心がけ、家族
の言葉使いにも注意深く心を配り、文法上の誤りなど
は訂正し、わたしたちがまわりとはちがった人間なの
だという自覚をうえつけようとした
■・・・このエピソードこそが、将来わたしの映画の基調
━悲劇的なものと喜劇的なものとの結合にというあれ
になったのではないだろうか
■個性こそ最高ということだけは、わたしの信念だった
■だぶだぶのズボンにきつすぎるほどの上着、小さな
帽子に大きすぎる靴という、とにかくすべてにチグハグ
な対照というのが狙いだった
■わたしという人間は、笑わせるだけでなく、泣かせる
こともできたのだ
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喜劇界の大スター・チャップリンの自伝書ということで興味をもったので読んでみました。
大半が映画でのスターになる以前の話で幼少期にどんな環境で育ったのがよくわかりました。
ただ年齢がいつぐらいに何があったのか?というのがあまり書かれていないので、時系列がちょっとわかりづらい本でした。
言えることは誰かと仕事する際に「若い」と必ず言われていた点でした。
また喜劇に関して天才的に「創造性・アイデア」を一人発揮する人だったのも、自分自身の考えを貫いて周囲と対立したり、幼少期にしていた仕事が長く続かないことから納得しました。
そして、その才能を生かす環境(意見を受け入れてくれる上司や仲間)があったのが成功には欠かせないというのも改めて認識いたしました。
ぶ厚い本だったので読むのがちょっと大変でしたので☆は3つにしました。
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悲しいと思っていたものを笑いに変える。読んでいて心苦しいと思った部分(少年時代の親との関係とか)、本人が美しいと感じていたことが、そのまま映画になっているということに驚いた。
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少年時代、お金には恵まれなかったが、家族の愛情には恵まれた。それこそが将来への希望を失わずに生きられたすべて。映画「チャーリー」とは違う角度から彼の半生を舞台化して感動を世界に伝えるのが僕の目標になった。
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チャップリンの若かりし頃が描かれており、それは映画で知ってるチャップリンとは別で、この知識をもって再び映画を観ると尚更入り込める気がする。
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読んだ自伝の中で、最高に楽しめた自伝でした!!!
絶対お勧めの一冊です。 もう少し長く書いてほしかったなぁ・・・
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(2010:川崎司先生推薦)人間が人間であるかぎり味わう苦しみと喜び、失望と希望が赤裸々に語られた<不屈の人生記録>。
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チャップリンが幼少時代からの喜怒哀楽全てを包み隠さず記録した本。見る者全てに痛烈なメッセージを投げかけるチャップリン映画だが、実は、制作の動機については、金銭トラブルの回避のためであったり、女性問題を解決するためであったりであったという点が面白い。天才は聖人君子である必要はないのだ。
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チャップリン喜怒哀楽の自伝。
笑いと悲劇。名声と孤独。成功と失敗。どちらも単独ではありえないことを彼の人生が証明するようだった。この続きも気になるから後編も読もう。
悲劇があるから、喜劇が輝く。だからすべての喜劇を通じていちばん大事なのは、姿勢だという。この場合の姿勢ってのは、前フリとか、態度とか、キャラ設定とかだろうな。
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喜劇王チャップリンの自伝。タイトルの通り、彼が大成するまでの若き日々を綴る。
貧しい母子家庭。5歳の時、舞台の役者で生計を立てていた母の声はある日突然でなくなる。急遽代打で舞台にあがり、5歳の彼はそんな悲劇を喜劇に変え笑いを興す。喜劇王としての彼のスタートであった。
長い貧乏生活に加え、母もやがて精神的な病に侵されていく。そんな悲劇的な側面を抱えているからこそ、独特のスタイルで人々を笑わせ続けることができたのではないかと思う。
一度ちゃんと映画を見てみないと。