紙の本
手軽に読めて、ちょっと明日に希望が持てます・・・年をとっても賢くなれる
2005/08/26 23:50
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゴン狐 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「海馬」という脳の一部の名前としてはあまり馴染みのない、でも妙に愛嬌のある響きは、この本の題名としてはぴったり。海馬についての働き・活用方法については、目から鱗の新鮮なものからどこかで聞いたことがあるなあというものまで色々ありますが、あまり難しく考えないで、軽い読み物として時間が空いたときにお手軽に読むのに適しています。近頃物忘れが激しく、日々脳細胞は壊れていくばかりと落ち込んでいる身には、嬉しいものがあります。
対談形式で、学問的に突っ込んでいるわけではないので、すいすい飽きずに読み進められます。専門的な言葉を使わず解り易い表現で脳の働きを説明していく池谷さんと、日常や仕事の接点から池谷さんの話を自分の言葉で納得させていく糸井さんの、二人の会話の面白さがポイント。文庫化に際して、単行本が出てからの二人の生活の変化などが追加対談として収録されていて、これを読んだらいいことあるかもと思わせてくれてお得な気分です。
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海馬、という記憶の製造工場をタイトルに冠した本ですがその内容は脳全般に渡っています。
「頭がいいとはどういうことか」ということについて語られた本であるとも言えます。
とてもおもしろい本です。
(05/07/02購入)
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『海馬』(朝日出版社)という本を読む。東京大学薬学部助手31歳(当時) 脳の『海馬』を研究している学者さん、池谷裕二さんと、言わずと知れた糸井さん53歳(当時)の対談の本だ。『海馬』という聞き慣れない言葉、以前糸井さんのHP(ほぼ日刊イトイ新聞)に盛んにでていて見かけたこともあったが、特に関心も持たず、今日まできてしまったけど、あたしの手元にもこの本はやってきた。『海馬』とは、脳の大切な一部分のことをいう。この本には、脳についてのちょっと為になること、驚くことなどが書いてある。糸井さんは、人に話を聞くのがうまい。偉ぶって聞かないところも好感もてる。きっと自分はそうあるべきなんだ。。って心してるんだろうな。賢い人だから。面白い話がいくつもあるけれど、あたしが、やっぱりな!と思ったのは、『脳と旅』の関係。旅をしていると、脳が活性化してくるのがよくわかる。新しい局面に沢山出会うことによって、判断力が増してくるらしい。旅は、頭をよくするんだってよ。それから、『睡眠の話』。人間が寝ている間にその日脳が憶えた事を整理してくれてるんだって。脳って働きものなのね。だから寝なきゃいけないんだよ。そんなこんなの話が興味深く書いてある。糸井さんに対してもっているあたしの印象は 〜生きていくことに、意識的に努力して、慣れないようにしている人〜だな。だから、なんとなくいつも新しい人に感じる。ちょっとおたく気味なのはたまにきずだけどね。暗くならないようにならないようにと気をつけてる感じがわかるね。。頑張ってる人だ〜。
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これは面白い。
まず、脳の中身、機能の話でふーんとなる。
それに意外な脳に関する思い込みや、脳の能力に関することを科学的な裏づけで説明してくれる池谷さんと、それに独自の視点でtalking pointを作っていく糸井さんの対話が面白い。
対話集ってとこがいいっす。
糸井さん他の分野の人とも対話集作って発売してほしいなぁ…
誰にも当たり前に身近な脳に関することが、わかりやすく興味深い視点で語られてて良かったです。
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脳にある「海馬」が主役。歳とともに脳が衰えていく…物忘れがひどくなる…老化のせい?と思ってるけど、脳の専門家はそれらは間違っていると断言する。「30歳を過ぎてから頭は爆発的によくなる」だなんて言われたら勇気が出てくるなー。
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糸井重里さんと、脳科学者さんが好き勝手に語っている………。
この人達は例え話が巧いなぁ。
感化される文言多数。
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脳の扱い方がわかる本。
脳に支配される一方で、脳を意識的に支配していく時代が来るんではないかと思わされました。
専門的な見地からは物足りない面もあるかもしれませんが、
糸井さんの客観的な、そして身近なネタふりが、本を面白くしています。
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脳みそについての、新鋭の研究者とイトイさんの対談。
『脳みそは疲れない』、ということと、
『やりはじめないと、やる気はでない』ことを、
この本で知れたことは大きいと思う。
これで、多少、明日からの行動が変わるかな?
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「頭をよくすることは、よく生きることにつながっているはずだ」
どーせ生きるなら楽しく生きたいものです。
勉強ができるとかではなく、頭を活性化させようという視点での脳の話。
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あたしのカンフル剤的な本です!!!
もう4、5回は読んでます。
著者は、「ほぼ日刊イトイ新聞」でお馴染みの糸井 重里さんと、東京大学大学院薬学系研究科で博士号を取得された池谷 裕二さん。
このお2人の対話形式で進められます。
もう、目から鱗!!!!の話題が盛りだくさん。
ちょっと落ち込んだり、マイナス思考に陥ったりしたときに読むと元気が出ます。
「こーゆー考え方もあるんやね」って感心してしまいます。
【海馬】とは大脳辺縁系に存在する記憶や学習を司る部位であります。
「脳はどんどん壊れていって、年を経ることに頭は悪くなっていく」
だから、「若いうちにいっぱい勉強しなさい!!」ってよく言われてました。
高校生のころに比べたらビックリするくらい記憶力がなくなってきた自分にも気づいてます。
でも、この本では「30歳を越えてからの方が、脳は活発になる」らしいYO!!ホホウ!!!
30歳を過ぎたら、それまでに【経験】した内容を、関連付けて駆使することがそれまでに比べて格段に早く、活発になるそうです。
そして「手を実際に動かしてみることで、自分の経験になる」!!
確かに、手を動かして書いてみることや、実際に発音してみると、ただ目で見て覚えるより確実に暗記できますよね。
それは、大脳全体と、手や舌の神経細胞とが密接にリンクしているからだそうです。
そこで興味深いのがホムンルクスの図。
体のそれぞれの部分を支配している「神経細胞の量」の割合を体の表面積で表した図なのです。つまり、手や舌に関係した神経細胞が非常に多いってこと。
指をたくさん使えば使うほど、指先の豊富な神経細胞と脳とが連動して、脳の神経細胞もたくさん働かせる結果になるそうです。
あとは、
自分の「嫌いな」人=自分が「こいつ頭悪いなあ〜」って思う人
が成り立つ!って話。
確かに!って思った!
周りが見えてて、空気を読んでその場を明るくしてくれる人や何かに夢中で頑張っている人、そんな人にはやっぱり好意がもてます。
反対に頭はいいけど(物知りだとか、成績がいいだとか)話が通じなかったり、空気が読めてない人がいると「頭わりい!!」って思うよね。
そしてコミュニケーションがうまく取れる人は頭の回転が速い!=頭いい〜て印象受けます。
……うんうんうんうん。
ここに書きたいことはいっぱいあるのに自分の文章の陳腐さと、うまくまとめられない頭の悪さに少々イライラしてます。(笑)
そして、あたしこの本を読んでから、糸井さんが好きになりました。
スゲーよこの人!!
本当に、頭がよろしいです。回転が速い!
脳研究の第一人者である池谷さんと対等に脳の話をしています。
ところどころにお二人のお互いに対する敬意、というか優しさが垣間見れて、何度読んでも、なんだか嬉しくなってしまう本であります。
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「とりあえずやってみる。」
「イニシアティブは受け手が持っている」
「言葉の呪い」ー言ってみたことが未来を決める
最近読んでいる本類に繋がるコンセプトが沢山。
それにしても脳って不思議。。そしておもしろい。
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脳に関する対談集。これまでの誤解が解けた一冊。脳の使い方、意識の持ちようによってはまだ伸びるらしい!歳をとるのが少し楽しみになります。
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なぜか脳科学がはやっている?昨今ですが、これは読みやすい。茂木健一郎さんのは厚いし難しいし読めねーよ、という人はこっちですね。
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やつれた心にこの一冊。
何だかすっきりする。
ざわざわやる気が騒ぎ出す。
四つんばいで踊り出す。
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目からウロコ本。脳のストッパーを取っ払えるようになってみたい。30歳の誕生日が人生の縮図・・・恐れずにやってみようかなという意欲が沸いてきます。