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ライオンボーイ 3 カリブの決闘 みんなのレビュー
- ジズー・コーダー (著), 枝廣 淳子 (訳), 天野 喜孝 (絵)
- 税込価格:2,090円(19pt)
- 出版社:PHP研究所
- 発売日:2005/07/23
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紙の本
笑顔の終わり
2006/02/28 09:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ana - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の初めのシーンは、チャーリーが両親と会って少し経った頃から始まります。長旅の疲れもありましたが、両親と再会出来た喜びは人一倍です。
背も高くなり、ますます大人っぽくなりますね。
さてさて、今回はこの巻で、ラフィとの関係がわかってきます。何と実は、チャーリーとラフィは…。
しかも、敵のマッコーモが、何とライオン達に囚われの身のはずなのに…。
その間の出来事は、書評じゃとてもじゃないけど書けません。ワクワクドキドキ、ハラハラオロオロの連続。
そして、この巻の最終巻は、感動の再会…。いえ、チャーリー達のじゃなくて…みなさん、本読んでお確かめ下さいな。
私は、またもや本に感動しました。
それに、この本を書いている作者の方達にも感動しました。親子との関係が、この本にぎっしりつまっている感じです。この本を読めば、誰もがあたたかな心を持つようになるのでしょう。
誰に言うわけでもありませんが、最後に一言言わせていただきます。…この本と出会わせてくれて、ありがとう。
紙の本
なんていうのか、華がなくなっちゃいました。一巻は、どうなるんだ、っていう上手い終わり方をしましたし、二巻では重要な人物が出揃いました。でも、なんだかなあ、です。
2005/12/18 22:21
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
待望の最終巻です。もし、これがあと二巻残っている、なんていうことだったら読まなかったですね、きっと。同じ三巻ものでもバーカーの『アバラット』は、待つことができます。この差は何だろう、って考えることは案外重要じゃないか、そう感じますね、私は。訳とイラストは今までと同じ。枝廣淳子=訳、天野喜孝=絵です。
とりあえず、各章のタイトルを列記しておきましょう。chapter1「ガーナへ」、chapter2「逃げ出したマッコーモ」、以下、「気球での横断」「チャーリーの罠」「若ライオンの決意」「一六人の追跡者」「カリブ海へ」「クジラの衝撃」「不帰の扉」「死んだ土地」「敵の本部へ」「洗脳の部屋」「キルケ号発進!」「謎の研究室」「ニセモノの微笑み」「動物舎の叫び」、「自由への戦い」、最後がchapter18「月夜の行進」、それに目次にはありませんが、枝廣淳子の訳者あとがき、があります。
前回イチャモンをつけたカバー折り返しの「新しい主な登場人物」欄をそのまま書き写しますと、総帥 悪の中枢、コーポラシーの代表。アーンティ・アーンティ コーポラシー本部の責任者。スレイマン 「スレイマンの喜び号」船長、ユーナス「エル・バラカ号」船長、17と21 コーポラシーに誘拐された双子、と六人の名前があります。ま、17と21は数字って言えば、そうなんですが。
あれれ?悪の中枢、コーポラシーの代表の総帥って前回も出てなかった?それにスレイマンとユーナスなんて殆ど出てこないし、17と21だって出てはいるけれどチョイ役だし・・・ま、文句行ってもしょうがないんですがね、何だかいい加減だな、なんて思いますよ。それに若ライオンなんて殆ど活躍しないし・・・
それに第1巻、第2巻からの主な登場人物、確かに第1巻から出ているってのは大切なんですけど、第2巻で登場してこの巻でも活躍するベニスのゴンドラ乗りのクラウディオだって、虎使いのメイベルだって出てこない。ま、全部の登場人物を書く必要はないし、これを詳しく書けば読む楽しみがなくなる、ってのも一面の真実ではあるんでしょうがね、やっぱり???なんですね。
お話は、目次から想像してもらうしかないでしょう。ともかく終るわけだし、子供の手が入っているんだからハッピーエンドっていうのは決まっているし。ただ、今回はかなり主人公、苛められるんですね。前回のベニスと対になる体験かもしれません。今回はカメレオンのニヌーが活躍するんです。実にいい味出してます。勇気もあるし。ともかく読んでください。
最後ですが、面白い発見をしました。この巻のchapter4は「チャーリーの罠」ですが、前巻のchapter4は「エドワードの罠」なんですね。偶然の一致というか。他にもあるんじゃないかって探しましたら、それはありませんでした。残念。それから次女に言わせると「チャーリーがヘタレじゃなくなって、嬉しい」だそうです。どこがそうなのかは、読んでください。
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