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紙の本
水丸さん、和田さんのコラボは、いつもセンスが良い
2020/04/16 23:47
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投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれイラストレーターであり、デザイナーであり、文筆家でもある安西水丸と和田誠がコラボレートした本の(たぶん)3冊目。毎回出版社が変わるのはどうしてなのか、なんてことは置いておいて。
今回はお二人が一つのテーマで絵を描いて、交代でショート・ストーリーを書いたというもの。「ON THE TABLE」と名づけられたお二人のコラボ展の書籍版ということだ。
初めてお二人のコラボ本を見た時に、お二人の絵が似ていないようで似ているのが面白かったが、本書ではその絵が同じテーマで並べて描かれているので、尚更似ているように見えてしまう。もちろん、どちらがどちらの絵なのかわかるんだけれどね。
こういうのを静物画と言うのかもしれないけれど、どれもテーブルの上に置かれている物が描かれているので、よくよく見ると画面に横線が入っているのがわかる。テーブルの端ということなんだろう。この線が描かれていることで、そろぞれの絵があくまでも「テーブルの上に置いてある物なんだよ」と言っているように思えてくるのは、お二人の意図したところなんだろうか。
ショート・ストーリーの方は、お二人の個性が出ているように思えた。
水丸さんの方がちょっと都会的な洒落た感じがする話が多く、和田さんの方がやや奇想天外というかホラ話というかオチがついている話が多かったように思う。
どちらもそれぞれのセンスが溢れていて面白いんだけれどね。
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