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太平洋戦争は何だったのか−今までは”何が起きていたか”という事実について聞かされることは多かったが、”どうして起きたのか”という事について考えることはしてこなかった。そんな自分にはちょうど良いきっかけを与えてくれた本。2.26事件から敗戦までを、軍と政治にからめて時系列に追ってわかりやすく解説をしている。
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戦後の「平和と民主主義」教育。それの反動である「新しい歴史教科書をつくる会」。どちらも感情論でしか歴史を見ていない同じコインの裏表だ。
単純な二元論ではなく「あの戦争は何を意味して、どうして負けたのか、どういう構造の中でどういうことが起こったのか」を明らかにする。
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第2次世界大戦後ずいぶん経ってから生まれ育って、戦争なんてとっくに終わったものと思っていた。が、少し世の中を見られる歳になって、日本はちゃんと戦争の後始末をしてきたのだろうか・・と思うことが、何度かあった。また、同じ道を歩まないために今大人である自分が何をすべきか知りたくて手にした。結論は未だ出ていないけど・・。
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去年の夏(2006年)に会社の同期の影響で第二次世界大戦の頃の話に興味を持って読んでみた。さらに知りたくなって、靖国神社にまでいってみた。
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そら勝てへんわ・・・。
日本が戦った太平洋戦争の本です。軍が台頭したことが結局、すべてをダメにしたって事のようです。
よく考えたら日本は戦争でどうなりたかったのか?改めて考えると勝ちが無い戦いだったのだと言う事に気が付く。もともと軍事的に侵略されてないから、アメリカを追い出して勝ちってことじゃない。かといって、真珠湾を攻撃したといっても攻撃しただけで占領はしていない。アメリカ本土には遠すぎるし、物量的に勝てないし、占領する補給線も得られない。勝ちは無い・・・。でも、戦った。
それでも、うまくすればアジアの統合くらいはできたかもしれない・・・。この言い方が正しいとは限らないけど・・・。
とにかく大本営の無茶苦茶が多くの犠牲を生んだ事は間違いない。勝てるものも勝てない・・・。
そして、日本はこの負け戦から何か学ぶことができたのだろうか???
歴史研究の価値はそこにあると思う。
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昔の人達はホント根性あったよな、と思う、愛国心もあったろうし。
今の私たちには真似出来ないと思うし、もし戦争せざるを得ない状況になって「戦争じゃー!!」と言われても「あ、いえいえ僕はかんけいありませんから・・・」と冷静に拒否しそう。
でも、テポドンでも打ち込まれたら「こんにゃろー!!」って我先に向かっていったりして(笑)
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2.26事件から終戦(敗戦)までがコンパクトにまとまっている。
副題が「大人のための歴史教科書」だが、どこが「大人のための」か分からなかった。
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太平洋戦争の流れ。
あっという間に読めた。
自分の無知も明らかになった。
この戦争、最初からボロボロだったのではないか…。
何のために戦うのかわからない。(他国からの防衛?)
8月15日は終戦記念日でも何でもない。
ただ、日本が負けを認めただけ。
8月15日後もソ連と戦闘を交えていた。
9月2日に戦争が終わったらしい。
8月15日を終戦記念日と習った私はどうすれば…(゜ρ゜)
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戦後六十年の間、太平洋戦争は様々に語られ、記されてきた。だが、本当にその全体像を明確に捉えたものがあったといえるだろうか―。旧日本軍の構造から説き起こし、どうして戦争を始めなければならなかったのか、引き起こした“真の黒幕”とは誰だったのか、なぜ無謀な戦いを続けざるをえなかったのか、その実態を炙り出す。単純な善悪二元論を排し、「あの戦争」を歴史の中に位置づける唯一無二の試み。
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2年前に一度読み終わっていたけど、そろそろそんな時期なので改めて読み直してみた。
やっぱりこのテの本はレビューが書きにくい。。。
なぜなら、「結局何が本当なのか」が分からないから。
この本では、ある何かを【悪である】と書いていることが、こっちの本では【仕方なかった】とか書いていることが多々ある。
自分で、ある事柄の【善】【悪】を判断するには判断材料が少なすぎる。
なので何も言えなくなってしまう。
まぁ読んでいて「これはアカン!」と思ったのが、【○万人が戦死した】という記述がいっぱい出でてきて、「ふ〜ん」って思ってしまったこと。
数万人死んだってのに、さらっと流してしまった自分が怖かった。。。
あと、戦死者が310万人(この数字が本当なのかは置いといて・・・)というコトを初めて知った自分がありえへんなって思った。
言いたいコトは山ほどあるけど、やめときます。
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すごい分かりやすくまとめてくれているのでこれ1冊読むとなんとなーく腑に落ちる。入門書としてはかなりレベルが高いんじゃないかと。
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太平洋戦争がナゼ起こったのか?表面的に知られている知識でなく、戦争に至った背景についてその時々の人物の思いなどをめぐらせて書かれている本。現在の日本が今日に至った経緯がよく理解できる。また、日本がアメリカにナゼ様々な点で劣っているのかといった点も感じることができる。
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ものすごく詳しく書いてあり、読んでいて知識が充実しました。
いいほんですね、読むことオススメします。
八紘一宇です、八紘一宇。
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歴史の教科書では分からないことを、戦争(WW?)が始まる経緯から終戦まで
事実と事実をつむぐ裏話を交えて解説・客観的意見をまじえて書かれている。
一般日本人が犠牲になり、翻弄されたのは、戦前・戦中の統帥/統治権の権力争いだったり、
海軍/陸軍のそのものだったり、今の日本の不祥事事件を思わせる政治システムがあったせいではないか。
新しい日本史の側面を提供してくれた。
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前回の「昭和史」とこの本を2冊続けて読むことにより、ある意味でポイントになる様々な出来事の時間軸 & 因果関係みたいなものがある程度頭に定着できたような気がします。 まあ、それがいつまで持続できるのか?と言うと、最近の KiKi は甚だ心許ないんですけどね ^^; この本で結構面白かったのは第1章の「旧日本軍のメカニズム」でしょうか。 まあ、こういうことは男子はそれなりに興味を持っていて知っていたりもするのかもしれませんが、少なくとも KiKi はこういう機会でもないと、自主的に調べてみようとは思えない分野だったので・・・・・。 ただ、せっかく陸海軍士官の養成方法や徴兵制、軍隊の組織にまで触れるならさらにもう一歩踏み込んで、職業軍人の教育の核には何があり、徴兵制の中で(もしくは当時の時代の空気感の中で)、一兵卒がどんなメンタリティを持っていたのかにまで言及してくれるといいのになぁと思いました。
で、問題は第2章の「開戦に至るまでのターニングポイント」。 事実(起こったこと)を淡々と述べているあたりまでは、まあいいとして「真の"黒幕"の正体・・・・」という節で KiKi はびっくり仰天してしまいました。 この本は再読本だったはずなんですけど、こんな大事な(・・・・というかびっくりするような)ことが書かれていたことに何ひとつ注意を払ってこなかったなんて・・・・・・。 曰く、東條さんの「項目再検討会議」での海軍第一委員会の調査報告では当時の日本の石油の備蓄量は2年も持たないとの結論だったが、実は、日本には石油はあったのだ・・・・・・と。 それのみならず開戦理由の正当化をしたかった海軍が意図的にとある民間会社が海外で石油合弁会社を設立するというプロジェクトを立ち上げたのに、軍が圧力をかけて意図的に潰してしまったのだ・・・・・と。
(全文はブログにて)