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猫丸先輩の空論 超絶仮想事件簿 みんなのレビュー

  • 倉知 淳 (著)
  • 税込価格:9909pt
  • 出版社:講談社
  • 発行年月:2005.9
  • 発送可能日:購入できません

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みんなのレビュー30件

みんなの評価3.8

評価内訳

30 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

なんといっても唐沢なをきのイラストがかわゆいです。小説では「魚か肉か食い物か」に出てくる早苗ちゃんがカワユイです、はい

2005/11/25 20:59

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

さて、倉知淳ですが、私は今回と同じ出版社から出ているミステリーランドシリーズの一冊『ほうかご探偵隊』しか読んでいません。そのときも、「まず、真っ先に褒める。唐沢なおきの装画・挿絵がいい。」と、人間で言えば容姿のほうをべた褒めしています。この本でイラストを担当しているのも同じ唐沢ですから、ともかく遠目に見ても可愛いです。でも、『ほうかご』の内容は、平均点でした。はたして中身のほうは、どうなんでしょうか。
カバー折り返しの著者のことばは、
「本書で活躍する猫丸先輩は、私のメイン探偵キャラクターであります。
講談社ノベルズとしては、これが二冊目の登場ということになります。
シリーズ物ではありますが、前作を読まずに本作を先に読まれても、まったく差し支えはありません。
どちらから読んでも面白い!(誇大広告?)
そして、もし本書を気に入ってくださったのなら、前作『猫丸先輩の推測』も是非お手に取ってみてください(さりげない宣伝)。
唐沢なをき画伯の名イラストもますます充実の猫丸先輩シリーズを、どうぞご贔屓にとお願い申し上げます。 倉知淳」
デザイナー関係は、カバーデザイン=岩郷重力、カバー・本文イラストレーション=唐沢なをき、ブックデザイン=熊谷博人・釜津典之です。収められた6篇を簡単に紹介しましょう。
フリーのイラストレーター美里さんは美貌でも有名な人。そんな美里さんの住む部屋のベランダに毎日置かれるようになった、水の入ったペットボトル。その意味を問われた八木沢は「水のそとのなにか」、友人が車に撥ねられた現場を訪れた大西の前の続々と停車するのは、呼んだ覚えもないタクシー「とむらい自動車」。
虐待されている猫ちゃん救出作戦に協力を、真美から要請された幸太には、ある懸念が。小学校のときから遊んでいた二人が「子ねこを救え」、雅春のお目当ては、後藤田支部長の娘ルリ子の水着姿。下心一杯の雅春と支部長がスイカ割り会場を離れたその隙に「な、なつのこ」。
大学生の明日香に友人の早苗から、どうしても我慢できないから付き合って、という電話が入った。どんなものでも美しい姿勢で平らげてしまう女子大生の「魚か肉か食い物か」、夜毎編集部に聞えてくる電話の音、遠くの部屋にかかっていた電話が毎日近づいてきて「夜の猫丸」。
目次を見ないで、一気に本文に入ると気付かないかもしれませんが、各篇のタイトルを見ていると???となりますね、あれ、どこかで見たような。コメントこそありませんが、きっとそうなんでしょうから書いておきますと「水のそとのなにか」は正直お手上げですがとりあえずP・D・J「皮膚の下の骸骨」、「とむらい自動車」は、大阪圭吉「とむらい機関車」。
「子ねこを救え」は候補作がたくさんあって、島田雅彦「子どもを救え!」とかパットマガー「被害者を探せ」とかもう滅茶苦茶なんですが、とりあえず「青井夏海「赤ちゃんを探せ」、「な、なつのこ」は、加納朋子「ななつのこ」、「魚か肉か食い物か」は、舞城王太郎「煙か土か食い物」、夜の猫丸」は、北村薫「夜の蝉」かな。
ま、話自体はパロディでも何でもないはずなんですが、私自身は三浦しをん「むかしのはなし」の本歌を全く読みとれなかったくらいですから、あてにはなりませんね。それは今後の楽しみにしたい、そう思わせる出来なんです。犯人が警察に仕掛ける大げさなトリックではなく、作者が読者に仕掛ける小粋なトリック。読んで納得するものばかりです。
しかも、絵が可愛いです。私などは、読む前から二人の娘に「ほれほれ、どう、ドーヨ、読みたいでしょ、読みたいだろ、オーホッホッホッホ」と騒ぐほど。「とむらい自動車」の猫丸は意地悪ですが、「子ねこを救え」の追跡シーンは笑えます。そう、ユーモアがあるんですね。こんなに面白いなら、他の作品を読むか、そう思わせます。

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紙の本

爽やかな猫丸先輩(?)

2007/08/29 16:10

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

猫丸先輩シリーズ5作目。
相変わらず傍若無人に、他人の事情に首を突っ込み
日常のミステリーを雄弁に語る猫丸先輩。
タイトルにあるように「真実」はわからない。
あくまでも猫丸先輩の推理です。

本書は事件の結末というか推理が爽やか。
いちばんホッとする内容でした。

「水のそとの何か」
八木沢が依頼しているイラストレーターの美里。
アパートのベランダの塀に毎朝、
水を入れたペットボトルが1本必ず置いてある。

「とむらい自動車」
八木沢が交通事故にあった現場で大西克人の前に
タクシーが5、6台止まります。
誰かがタクシーを呼んでいるらしい。
が、それが誰なのか、なぜなのかさっぱりわからない。

「子ねこを救え」
幼馴染の真美が、差別され
虐待されている子ねこを救出すると言い出し
中学生の植松幸太はそれにつき合うハメに。

「な、なつのこ」
新井雅春は成り行き上、スイカ割り大会を手伝うことに。
しかしテントの中にあったスイカが何者かに壊された。

「魚か肉か食い物」
米森早苗は細い体で大食漢。
今日も大盛りチャレンジで賞金稼ぎ。
ところが巨大なステーキを前に逃げ出した。
彼女につき合っていた明日香は困惑する。

「夜の猫丸」
深夜、残業をする八木沢。
突然、電話が鳴り響くがすぐに切れる。
しかも社長室から八木沢の席へと
鳴る電話が順に近づいてくる。


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2005/10/16 19:46

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2005/09/25 22:45

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2007/05/08 18:35

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