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野球部で甲子園を目指していたものの、甲子園どころか地区予選でコールド負けし、引退をした高3の夏。渡辺光也はこれからの進路も定まらず、無気力な日々を送っていた。そんな時、旧友ですでに働いている亮太から、中2の時の同級生・弘樹が鎖骨骨折をしたという話をきく。しかもそれは弘樹によると、”トロ吉”の仕業だというのだ。最初は半信半疑だった光也たちも、次々と中2の時のクラスメートが襲われていくことで、これは”トロ吉”の復讐ではないかと思い始める。”トロ吉”は、中2の時の同級生、そしてクラスのイジメのターゲットだったのだ。
トロ吉をイジメていた元クラスメート達が次々に襲われていくと、最初は自分には関係のない話だと思っていた者たちも、「そういえば・・・あれかな?」「もしかしてあのことで?」と怯えるようになっていく。同窓会の場での彼らの発言を聞いていると、本当に”いじめる側”の意識なんてこんなものなんだと思い知らされる。それに比べ、何年たっても忘れることのできない、”いじめられた側”の恐怖・怒り・悲しみ・憎しみ・・・。この温度差が悲しい。最後もなんか救われないし。最後に光也たちを助けた人は意外だったなぁ。てっきりあの人が助けに来ると思ったんだけど。
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「いじめ」を受けていた子が数年を経て仕返しをしていく話。
うーん、いまいち。
06/04/17
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中学時代にクラス中でイジメた「トロ吉」の復讐が突然始まった。
皆はトロ吉の行方を捜したり、防衛隊をつくったりするが、だんだんと被害者が出てくる。「トロ吉」がどうやって復讐していくのだろう?ジワジワと迫る恐怖にドキドキしました。
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やっぱり読みやすかった。
中高生が読んだらいいのではないだろうか。
一人一人のキャラ設定が結構細かい。絶妙。
それにしてもなんでこんなに高3の気持ちが分かるんだろう。
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自分の立ち位置を上手く計れないのが中学生なのかもしれない。
イジメというのはする方もされる方も非があるというのは僕の持論だが、それも責任を曖昧にしたいからだったりして。
実際、誰もが原因を思い当たるだろう。
誰もが答えを知っているから問わないし問えない。
復讐鬼、廣吉の与える恐怖がじわじわと侵食していく感じは、僕の心もどんどん飲み込んでいった。
曇りの日に夜が更けて、グレーが真っ黒に染まっていくような。
イジメ、椅子取りゲーム、2年3組。
何でこんなに僕の思い出と一致するんだ。
違うのは、南じゃなくて北くらいじゃ?
話はとても引き込まれて一気に読んだ。
けど……。
自分の卑怯さと勇気のなさを思い出さされ、突きつけられた。
僕の罪状は何だろうか。
僕への罰は何だろうか。
結局僕も標的ではあったけれども、だからと言って許されない。
一言、何故謝れなかったのだろう。
僕は彼を置いて、24になってしまった。
先月誕生日だったな。
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荻原氏によるイジメを題材にした作品。
重松清氏がいじめられる側からの視点に対し、荻原氏はイジメをしてきた側に立って書いてます。
考えさせられます。
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高3の夏、中2事体イジメにあっていた青年トロ吉がクラスメイトを襲う。
公也達は「北中防衛隊」を結成。
寒気がするぐらい面白い!!青春ミステリ
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いじめられっこの復讐劇。
高校生が主人公。
みんなが一致団結するところとか、
ほろ苦い青春の1ページとか垣間見れる。
そういうシーンが好きな人には、
すごい楽しいと思う。
個人的に上記大好きです。
ただ話の展開が3分の1あたりで読めたのが、
ミステリーだっただけに・・・。
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しょぼい少年ミステリーかと思ってたら意外におもしろかった。オチはありがちだったけど、話の流れが飽きさせない感じ。しかし登場人物がいまいち覚え切れなかったのはなぜだろう。
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なんだか、似たようなの読んだことあるぞ??
って思ったけど面白かった!
すごくさくさく読めちゃうんですよね。
イジメとか、考えさせられる話だね。
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それぞれ中学を卒業し高校に進学したりしなかったり。そんな時、中学時代のいじめられっ子の復讐劇が始まる。
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この作者すげぇ。
記述からすると、いじめられてたコはアスペルガー症候群だと思う。多分作者も故意だと思う。記憶力とフラッシュバックが強いんだからアスペルガー症候群は特にいじめたらあかんよ。
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幼馴染トリオが凄く可愛かった。
ストーリーもいじめと言う重い題でなかなかずしり、とくる文章や表現。
さすが、というかやはり、というか。
ラストでしてやられた感があった。
この感覚が小説を読む中で一番好きな瞬間。
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高3の夏に、中2時代のクラスメートが次々と何者かに襲われていく事件。
犯人は、4年前にクラスでいじめの対象であった一人の少年。
ラストがベタだったような気がしたけど面白かった。これまた一気に読み干しました。
萩原モノは初めてだった(たぶん)なのですが大当たりでした!
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いじめの復讐モノ。読んでてある作品を思い出したのですが、これ言っちゃうとラスト読めちゃうなあという……角川のホラー文庫の……いや全然違うんですけど、内容は。
読みやすかったです。うちの弟でも読めました(?)個性がしっかりしてる学生モノは面白いです。そしていつか何かやるだろうとドキドキしていたキャラが最後でものすごくかっこよくて、はい満足です(笑)