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論理の世界の作者が、論理だけでは説明できないことがある。「駄目な駄目でいいんだ」と言い切っているのが面白くまた共感できる。堅苦しいタイトルですが読みやすくオススメ☆
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筆者の「言いたいこと」には納得できる部分も多かったけど、「書き方」が極端すぎて馴染めなかった一冊。同意できるけど苦手、そんな感じでした
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最高です。
日本が大好きな人は読んでください。
親や教育者もこれを読んで、子供にこの意味を伝えるべきだ!
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「近代合理精神」だけを盲信することなく、日本の「情緒と形」も重んじていくことの大切さについて述べられていた。武士道精神を基にした日本情緒(自然に対する感受性、無常観、もののあはれなど)をもしっかりと身に付けていくことで、人間の総合判断力は十全となると記述されていた。日本情緒の奥深さが具体的に示されており、著者主張に納得ができた。特に「論理だけでは世界が破綻する4つの理由」においては、「論理」を磨くことばかりに執着することへの警句が得られ、収穫だったと思う。
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市場経済原理主義者への警鐘。日本人として大切なことを学ぼうというようなメッセージで多少穿った見方のような感はありますが、それはあえてデフォルメしているのだと思うとなかなか読み応えのある一冊です。特に日本のことを知らずに国際人だといって海外に出て行く人を批判するくだりはなるほどなぁと思いました。まずは日本を知ろうと思いました。
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私はちょい右寄りの人間です。
藤原さんの言うこと、全てが正しいとは思わないけど、こんくらい日本を愛する気持ちがあっていいと思う。
賢い人が明言してくれるとこがありがたい本です。
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数学の先生が、論理を捨てた?
近頃密かにベストセラーとなっている本。
日本は米国に頭を垂れるべきではない、と
痛烈に批判する。
アメリカの論理至上主義を捨て、なにを取り入れるべきか。
それは情緒だ、と作者は言い切る。
やや荒削りな表現が見受けられるものの、
文学論や実体験など、様々な角度から繰り出される批判は
痛快。
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武士道を例にして、日本的な道徳、美徳等を大切にするべきと主張しています。
資本主義や現在の経済に対しての主張の是非については、専門でないので判断しかねますが
日本人としての心の持ちようなど、賛同できる箇所が多かったです。
例などを使って分かりやすく伝えようと努力されておられるのは分かりますが
逆に、主題の本意がどれだけ読み手に伝わるかが少し心配です。
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父に薦められて読んだ一冊。
今の日本人に求められるものをばしっと言葉で提示してくれている一冊です。「日本人」であること、これからどんな「日本人」を目指せばよいのかを考えさせられました。
私も著者の方と同じく日本が大好きです。でも、まだまだ日本の伝統、歴史を知らなさすぎると痛感させられました。
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おもしろかった。
日本人には心地いい日本文化・伝統の賛美。
まわりくどい言い回しはなく、一本筋の通ったわかりやすい論旨。
次々ページをめくって読み終わってしまった。
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出版社/著者からの内容紹介
日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論。
目次
第1章 近代的合理精神の限界
第2章 「論理」だけでは世界が破綻する
第3章 自由、平等、民主主義を疑う
第4章 「情緒」と「形」の国、日本
第5章 「武士道精神」の復活を
第6章 なぜ「情緒と形」が大事なのか
第7章 国家の品格
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かなりすぱっ!と社会で起きている事に関して踏み込んで自分の意見を書いていますので、右とか左とか、革新とか保守とか言う以前に、気持ちが良い本ではないでしょうか。
「そうかな?」と思うところも無い事も無いですが・・・
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「今読むのがいい」と言われた本。おもしろかった。海外に目が向いている私だけれど、だからこそ余計、きちんとした日本人になりたいと思った。本色々もっと読もう。
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最近、日本人(特に女性)の品格が無くなってきたと感じていた。この本はまさにそのことを的確に言い表していると思う。
品格が無くなってきた原因の多くは、テレビにあると思っている。
面白ければ(滑稽であれば)良いという吉本番組と、一部(であったはず)の品のない人たちを、それがあたかも時流であるように取り上げて、風俗を作っていた責任は大きい。
冒頭で作者は「品格なき作者による品格ある国家論、という極めて珍しい書となりました。」とあり、第一章のはじめの部分では「もっとも、いちばん身近でみている女房に言わせると、私の話の半分は誤りと勘違い、残りの半分は誇張と大風呂敷とのことです。私はまったくそうは思いませんが、そういう行けんのあることはあらかじめお伝えしておきます。」と謙遜しているように、数学者とは思えないような優しい口語体による記述は、親しみやすく、しかし現代に対する手厳しい指摘をしている。
お勧めの一品である。
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日本って素晴らしい国だなって再度実感。
情緒とかもののあはれとか。
日本人にしか分からないものを大切にしていきたいよね。