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未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリー。登場人物の細かな心理描写は圧巻!あんなに分厚いのに、止まらずガガーっと一気読みっすよ!
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2007.06.ルポ・ライターの滋子、犯人の栗橋と同級生の高井、高井の妹の由美子、死体の一部の発見者である少年の真一、被害者の祖父である有馬、刑事の武上と篠崎と様々な視点から多角的に描いたミステリー.最後まで熱中しそう.
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ピースお前ってやつは…って感じですね。樋口めぐみと高井由美子をああやって対比させて、被害者と加害者の関係者の苦しみを、この巻では「これでもか」って深く掘り下げて書き込んでいますね。真一と有馬のおじいちゃんのやり取りも心に刺さるものがあります。ただ、真剣にこの物語と向き合っていると、答えのない問題を投げかけられている気がして、だんだん息苦しくなってきてしまう。さて、いよいよクライマックスに突入。滋子のポジショニングがいまいちなだけに、個人的には有馬のじいちゃんを応援したいです。
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捜査側に話は戻る。カズ&ヒロミが一応犯人ってことになるが、真犯人が徐々に動き出す。ピース、何を企んでるの?!→いよいよクライマックス!→つづく→
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特捜本部は栗橋・高井を犯人と認める記者会見を開き、前畑滋子は事件のルポを雑誌に連載しはじめた。今や最大の焦点は、二人が女性たちを拉致監禁し殺害したアジトの発見にあった。そんな折、高井の妹・由美子は滋子に会って、「兄さんは無実です」と訴えた。さらに、二人の同級生・網川浩一がマスコミに登場、由美子の後見人として注目を集めた―。終結したはずの事件が、再び動き出す。
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映画化されました。
映画で結末は知ってましたが、どんどん読んでいけます。
でも、読んだ後に暗い気持ちになりました。
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最初、ピースが近づいてきたときに
すごい恐怖を感じたけれど、
思ったような感じでは進まなかった。
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宮部みゆきの代表作の一つ・・・といいつつ長いから手が伸びず、
中居正広の出た映画を見てから読んだ作品。
やっぱ小説で読むのとテレビで見るのは違うね。。
映像がある分、テレビの方が興奮できると思いきや、
小説の方がハラハラ・・・。
でも宮部みゆき、作品いっぱいありすぎて何読んでいいかわかんない。
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2008年5月9日読了。ピースが「網川浩一」であることをスラリとバラすタイミングが見事。理不尽な殺人によって失われた命と興味本位のマスコミ、そして何より無邪気な大衆によって苦しむ遺族の姿が克明に描写される・・・。ピース以外に唯一「真相」を知る読者は非常にハラハラさせられる・・・。よくできたミステリだ。
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この巻の感想とはまったく違う物になってしまうのですが、これが原作の映画を、同時進行で見ました。
…………………なんだこりゃ?
というのが、私の正直な感想でした。
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いよいよ、主犯格ピースの正体が明らかに。ってところは良いのだが、今まで他人同士だった人達の人間関係の作られ方が強引な気がする。
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特捜本部は栗橋・高井を犯人と認める記者会見を開き、
前畑滋子は事件のルポを雑誌に連載しはじめた。
今や最大の焦点は、二人が女性たちを拉致監禁し殺害したアジトの発見にあった。
そんな折、高井の妹・由美子は滋子に会って、「兄さんは無実です」と訴えた。
さらに、二人の同級生・網川浩一がマスコミに登場、
由美子の後見人として注目を集めた―。
終結したはずの事件が、再び動き出す。
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死亡した二人の車の中から出てきた死体から、死亡した二人を連続殺人事件の犯人として調べを進める警察。事件についてルポを書き続ける前畑滋子の前に現れた和明の妹。兄の無実を信じて行動する妹の前に現れたのはなんとピースだった。
この巻は特に大きな出来事も事件も起こらないのでちょっと退屈になりますが、今までバラバラだった登場人物が次々とつながっていく大切なシーンだと思われます。
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4巻で印象深いのは高井由美子の変化と、そこに近づいていくピース。ぞっとしますね。前畑滋子や篠崎の心の動きも詳しく書かれているが、個人的にはどうでもいいような。。。武上氏・有馬氏あたりがこれからピースと対決するような場面があるのかな?? 最終5巻でどうとりまとめるのか、楽しみです。
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新規購入ではなく、積読状態のもの。
2009/4/19〜4/24
4巻では、被害者の家族、加害者(と思われている)の家族、やそれを取り巻くマスコミ等の動きが書かれている。さらに、鍵を握るピースがいよいよ本名で登場する。最後の1行が思わせぶりである。最終巻の展開に期待。
しかし、現実に起こる事件でもこのように加害者、被害者に家族がいて、事件後さまざまな騒ぎに巻き込まれているのであろう。そのあたりに目をつける宮部さんは流石である。